アイナナ短歌「GENERATiON」


一番になれないひとの背を見ては「きっと」と思う さあ行きましょう(和泉一織)

ニ倍より二乗がいいね ばかだけど大事なやつらのリーダーとして(二階堂大和)

三月はマーチ、くらいのあかるさでほら先頭を駆けぬけてゆけ(和泉三月)

四葉ならまだ見つけてはいないけどしあわせとしてプリンをひとつ(四葉環)

五人だけ二人だけより七人がいいねと笑う、踊る、つながる(逢坂壮五)

六花のように溶けることばを知っていてアイラブユーとナチュラルに言う(六弥ナギ)

七色の虹 それぞれを引っぱってゆくあかいろのような歌声(七瀬陸)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?