愛とツッチーのオタトーーク 第3回「美少女戦士セーラームーンのキラキラときめく世界」

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「MIZUTAMA」編集部の愛とツッチーです。

マンガやアニメが好きな二人が好き勝手に語りつくすオタク系コンテンツ会議【愛とツッチーのオタト―――ク】。

第3回は女子の人気アニメの定番「美少女戦士セーラームーン」です!

「美少女戦士セーラームーン」とは
 武内直子原作の漫画。雑誌「なかよし」(講談社)で連載開始後、テレビアニメが放映スタートするとたちまち人気を博し、90年代を代表する大ヒットアニメに。2014年から新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が登場。第4期は劇場作になることが発表されている。コスメやアクセサリーなど、大人女子向けのグッズも大人気。

※今回の掲載写真は、すべて編集部員の私物を撮影したものです。


大人気で「とりあえず見ておけ」の法律だった?初代アニメ「セーラームーン」

:私は、初代アニメの「セーラームーン」を観ている世代ですが、ツッチーは?

ツッチー:世代的には私も初代アニメなんですが、見ていなくて原作マンガをちょっと見ていたくらいかなと。大人になってからちゃんと作品に入った感じですね。

:私は初代アニメの最初のほうはがっつり見ていました。当時の「セーラームーン」は、「美少女戦士」という意味では「美少女仮面ポワトリン」が先だと思うのですが、とにかく大人気で、それこそ「とりあえずセーラームーンは見ておけ」くらいの勢いだったので、自然と見ていました。

ただ、結局きちんと見ていたのは2、3年くらいかな。シリーズが進んでいくごとに、話がよくわからなくなってきて、ぶっちゃけるとウラヌスとネプチューンが出てきたあたりで、百合みたいなことに免疫がなかったのでついていきにくくなってしまった。なので、ウラヌスが大人気になったころから遠ざかっていった感じでした。

ツッチー:私は初代アニメをちらっと見たときに、アニメと原作でキャラクターにすごくギャップがあってついていけなかったんですね。作品自体を最初に観たのは「なかよし」の原作なんですが、そっちでも自分よりちょっと年齢がの上の人たちが見る作品なのかと思ってあまり熱心に見ていませんでした。当時、アニメはすごいことになっていて、クラスの男子が「ムーンライト伝説」を歌いながら踊っていたのは、鮮明に覚えてます(笑)。

:そこ、女子じゃなくて男子だったんだ(笑)。

ツッチー:それで、新作アニメをやるというのを何かで見かけた後に、CMで「セーラームーン」の、化粧品があることを知り、「化粧にもあまり興味ないから、楽しみとしてほしいな」と思って、アイライナーを買ったら、「あ、これかわいい、これだ!」と思って。

:そのテンションが上がったのは、グッズを手に入れたから? それともお化粧をしたから?

ツッチー:いや、結局あまり化粧はしていないですね(笑)。洗面台がかわいいもので埋まっていくのがうれしくて。キラキラ感がたまらなくて。それで、「Crystal」のアニメを見るようになりました。

大人気だった亜美ちゃん・原作との差が大きかったレイちゃん

:初代アニメでは5人の中で人気があったのは、亜美ちゃん(セーラーマーキュリー)とレイちゃん(セーラームーン)かなと思います。

レイちゃんについては、初代アニメでは、原作とアニメの差が一番大きかったキャラクターなんですよね。原作のレイちゃんは、気は強いけど男嫌いでいかにも「お嬢様」だったけど、アニメのレイちゃんはもう少しおバカというか(笑)。ただ、おバカでも、うさぎちゃんとはまた違う気品やお嬢様感も失っていないキャラクター。おそらく、気が強い女の子が好きな層にはまったんだと思います。

そして、亜美ちゃんは、初代アニメのときは、とにかく人気が半端なかったですね。ただ、私は、正直理由がよくわからなかった。性格はいい子だと思うんだけど、男性の影があまりちらつかないのもよかったのかな? あと、声がかわいかったというのもあるかと思うんだけど。

ツッチー:前に、テレビで亜美ちゃんが超大好きなファンが出て「彼女が、勉強ができるけれどちょっと抜けている女の子の元祖なんですよ!」と熱弁してたのは覚えています。

:ほお。頭がいいけれど、はなにかけてないとかそのあたりもよかったのかな? 私は亜美ちゃんの人気が後の綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)にもつながったのかなとかちょっと思ったんだけど。青い髪のショートでクールな女の子ってことで。違うかな?

ツッチー:うーん、どうでしょうね? 髪は似てますけれど、綾波レイを好きな人によると、最初は表情がなくて感情を表に出さない彼女が、主人公と関わっていくことで表情が出てくる、そういう変化がすごくいいんだって言っていましたので、亜美ちゃんとそこは被らないんじゃないかと。ただ、ショートカットの水色ははまりますよね。

:特にフィギュアにしたときに映えるよね。

個性豊かだったダークキングダム四天王 「潰しアンパン」とは?

:初代アニメはよくも悪くも主人公のうさぎちゃんがハチャメチャにおバカで、ただ、その分うさぎのキャラがものすごくたっていたんですが、ダークキングダムの四天王とかもキャラがついてました。ジェダイトはそうでもなかったけど、2番目の刺客のネフライトは、アニメではうさぎの親友のなるちゃんと心を通わせているんですよ。なるちゃんがネフライトを好きになって、彼もその愛に心動かされていくんですが、最終的には彼女の前で死んでしまう。そして、ネフライトの次のゾイサイトはおネエキャラで、その恋人が四天王最後のクンツァイト。

ツッチー:原作だと、四天王は地場衛(エンディミオン)の守り騎士みたいな感じだったんですが…

:その設定は初代アニメではなかったですね。しかも、全然違うキャラがついちゃったわけで。だから、レイちゃん含め原作を先に読んでいた人は、当初アニメには戸惑ったかもしれないけれど、アニメだけで見れば面白かったです。

今でも覚えているんですけど、私が初代「セーラームーン」を見ていて一番笑ったのが、セーラームーンがネフライトと対決する回。ネフライトの策略でセーラームーンとタキシード仮面がエレベーターに閉じ込められて、そのときネフライトが言ったセリフが「エレベーターは地球の引力の法則で落ちる。お前たちの身体はぺちゃんこに潰れて、潰しアンパンだ!」。
このセリフに一緒に見ていた弟と「潰しアンパン!?」と突っ込んだのをよく覚えています。よその世界から来たおまえがなぜ潰しアンパンを知ってるんだよと大笑いしました。

ツッチー:庶民的(笑)。こっちの世界にけっこうなじんじゃった?

新作「美少女戦士セーラームーンCrystal」は孤独と向き合う女の子たちの戦い

:最近「Crystal」の最初のほうを見始めたところなんですが、「あ、これほぼ原作に近いな」と思いましたね。昔のそれよりも、ずいぶんさらっとしているなと思いました。

ツッチー:個人的には、「Crystal」はかなり好みですね。セーラー戦士たちははみんな孤独なんですよ。悲しみを抱えながら、それぞれ戦っているところが。

:確かに、まず亜美ちゃんは勉強ができすぎて友達がいない。レイちゃんも霊力があるせいで、大人たちから白い目で見られているし。

ツッチー:まこちゃんも転校してきたときに、「前の学校で問題起こしたんじゃないか?」って不良みたいな感じに見られて浮いてますよね。それで、うさぎは、彼女たちの孤独を癒す存在な気がします。ノックして開けるみたいな。

:もしかしたら、原作者の武内先生は、もともとはそういうところを描きたかったのかもしれませんね。

「セーラームーン」人気もう一人の立役者・セーラーウラヌス

:また、初代アニメの話になるんですが、シリーズ後半でけっこうな革命を起こしたのが、途中から出てきた太陽系外部戦士のセーラーウラヌス(天王はるか)とセーラーネプチューン(海王みちる)。特にウラヌスは、「幽遊白書」の蔵馬で一気に人気になった緒方恵美さんが声をあてていたこともあり、すごかったですね。当時、緒方さんは、雑誌「アニメージュ」の人気投票で、男性キャラ部門で蔵馬、女性キャラ部門でウラヌス、声優部門で本人という三冠を成し遂げてしまいました。

でも、思い出してみても、実際、緒方さんの声はかっこよかったですね。女性の役者さんなのに、聞いていて女性がドキドキしてしまうかっこよさというか。当時、作品の実質ヒーローであるタキシード仮面については、あのベタな雰囲気に私はあまりはまれなくて、悪役でも美形キャラクターもたくさん出てきたんですけど、先に話したダークキングダム四天王みたいになんか微妙で。だから、もしかして、私みたいな女子が実は多くて、男性キャラにはまれないフラストレーションが、ウラヌスが出てきたときにガーっと彼女にいったのかもしれませんね。しつこいけど、緒方さんの声は本当にかっこよかったから(笑)。「Crystal」のウラヌスはどうですか?

ツッチー: 普通にかっこいいですけど、はるかさんて何者なんだって気がしますね。みちるさんとカップルなのにうさぎにもちょっかいをだしていて。

:みちるさんがいるのに?

ツッチー:そうなんですよね。でも、うさぎがセレニティ化すると、完全な「守る戦士」立場になっているから。ただ、「デス・バスターズ編」のラストのほうで、ウラヌスがうさぎのピンチに「自分はこの子を守りたかっただけなんだ」みたいなことを言っていたので、行動の原理はそれにつきるのかなと。

愛:おそらく、ウラヌスのうさぎに対するそれは恋愛的なものではないですよね。戦士としての使命感とかそっちだと思う。

大人女子向け「セーラームーン」キラキラグッズで日常生活にときめきを

:ここ数年、気がついたら、「セーラームーン」の大人女子向けグッズがたくさん出てきていました。ツッチーは、アイライナーとかフェイスパウダーとかいろいろ買ったとのことですが、集めてみて「セーラームーン」グッズならではのよさってありますか?

ツッチー:立体になったときに「かわいい」と思えるのが「セーラームーン」のグッズのいいところですね。他の作品だと、ここまでキラキラ感はないというか。

:コスメとかじゃない、たとえばセーラームーンのスティックのおもちゃとかを買おうとは思わなかったんですか?

ツッチー:そこはないですね。日常生活にとけこむキラキラ感とかときめき感がほしかったので。

:確かに華やぎますよね。私の記憶では、「セーラームーン」の前に、「ベルサイユのばら」がコスメをだしてかなりヒットした気がする。ただ、「ベルばら」の場合は、まだ作品のファン向けで、ネタっぽいところがあったというか。それに対して、「セーラームーン」のグッズはアニメのグッズだけれど、それを飛び越えたかわいさだから、アニメファンとか作品のファンじゃなくても、単純にかわいいグッズということで女の子たちがとびつくと思う。

ツッチー:「セーラームーン」グッズだと、食玩で売っていたミニチュアリータブレットなんかはすごかったですね。スーパーとかの食玩コーナーに売っているんですれど、販売初日に行ってもすでになくて。

:食玩だったら手が届きやすい値段だから、なおさらみんな買いに走るよね。

ツッチー:ミニチュアリータブレットは、結局、第1期の商品はヤフオクで競り落としまして、第2期のものを発売初日に買いに行こうと思ったんですけれど、まず近くに置いてある店がなくて、置いてあったのがちょっと遠くにあるイトーヨーカドーで、午前中に家を出て歩いていってお昼にお店についたら、「これが最後の一パックです」みたいな感じで張り紙が出ていました。それで、レジに持っていったら、私より年下の「セーラームーン」を知らないであろう世代の女の子が「かわいいですね」っていいながらレジを打ってくれました(笑)。知らない女子でもくいつくかわいらしさというか。愛さんは、何か欲しいグッズはありますか?

:アクセサリーとかすごくかわいいから、少し安かったら買うのになとは思います。今、出ているもののほとんどがべらぼうに高くて。

ツッチー:アクセサリーだと、私はもう少しピンク成分が少ないのがあるとうれしいです。色も金色が多いんですが、銀のほうがつけやすかったりはするので、あるといいなと。

:ピンクは、ものによっては若い女の子じゃないと着られないからね。そうすると、それも亜美ちゃんの青とかレイちゃんの青とかのが使いやすいかもしれませんね。個人的には、ぜひスリーコインズとコラボしてほしい。そしたら、ぜひ買いに行きます!

ツッチー:あ、いいな、それ。やってほしいですね。

:松(おそ松さん)もやったしね。ということで、「Crystal」では第4期の「デッド・ムーン編」が劇場作前後編に決まったそうで、こちらも楽しみにしています!


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愛とツッチーのオタトーーク 第3回「美少女戦士セーラームーンのキラキラときめく世界」

田下愛(サブアカ)文学フリマ東京 5月6日カ-23〜24

100円

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