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【愛とツッチーのオタトーーク】第1回 「おそ松さん」とは何だったのか?(1)

「MIZUTAMA」編集部の愛とツッチーです。

編集部員の二人は、マンガやアニメが好きで、会うと必ずといっていいほど、オタク的なトークで盛り上がっています。

今回から始まるのは、そんな二人が語りつくすオタク系コンテンツ会議こと【愛とツッチーのオタトーーク】

記念すべき初めてのトークテーマは、2015年~2016年、大旋風を巻き起こし、今だに人気衰えずの「おそ松さん」です!

※今回の掲載写真は、すべて編集部員の私物を撮影したものです。

【おそ松さんとは】

2015年秋~2016年冬にかけて放映されたアニメ。原作は赤塚不二夫作の「おそ松くん」。原作の主役のおそ松ら6つ子たちが大人になって、ニートとして暮らす日常を描いている。

ギャグあり、下ネタあり、どこかで見たようなパロディありのハチャメチャでシュールなアニメが話題を呼び、大ヒット。

「おそ松くん」では、見分けがつきにくく、脇役のイヤミ・チビ太らに喰われがちだった6つ子に
おそ松=バカ
カラ松=痛い
チョロ松=ポンコツ
一松=ひねくれ
十四松=予測不能
トド松=あざとい

と、それぞれにしっかりした(ろくでもない)キャラがつき、演じる声優の声のよさ、芝居のうまさも手伝って、女性ファンがそれぞれ「推し松」を作るなど、各キャラがファンを獲得しています。

「おそ松さん」にはまったきっかけは?

愛:ではお互いが「おそ松さん」にはまったきっかけから…

私は、始まったころは、「あ、こんなのやるんだ」くらいにしか思わず、チェックもしてなかったんですが、知人から「ものすごく面白いから見てみろ」って薦められて見始めました。で、「見始めたよ」って話を友達にしたら「誰推し?」って聞かれてびっくりしたのね。「え、だって、みんな同じ顔じゃん?」って。

それからも、「おそ松さん」が仕事の現場でも話題に上がるし、ファンの人に会うと「誰推し?」って話にもなるし、女性だけじゃなく男性の知り合いの方も「(LINEの)おそ松さんスタンプ買った」みたいに話してて、なんかもう本当にムーヴメントが起きていると実感していたときに、お笑い学校を舞台にした「イヤミの学校」(20話)の回がすごく面白くて。

私、もともとお笑い好きで、好きなだけに「お笑い舐めるなよ」って芸人さん見て思うときがあったんだけど、お笑い舐めてる若手芸人みたいな体の6つ子に対して、イヤミが日ごろ私が思っていたことを的確に全部言ってくれたのでスカッとした(笑)。

あの話を見て、脚本がかゆいところに手が届いているな、作ってるのは頭のいい人だと確信して、それからは、がっつり見てどんどんはまっていきました。

ツッチー:私は最初から見てはいたんですけれど、きちんとはまり始めたのは、第2期の「風邪ひいた」(14話)の回あたりからです。最初のころ、家族の前で見たら、下ネタ満載の回で、その場が凍りついて、それでむしろ評価が下がって。

愛:ツッチーは一松推しですよね。一松は「エスパーニャンコ」(5話)の回でファンになる方が多いのかと思ったけど、その頃はそうでもなく?

ツッチー:はい、「エスパーニャンコ」のころはまだ下ネタの余韻が残っていたので。あと、いってしまうと、「エスパーニャンコ」のときは、1話目から相当はっちゃけていて、話題作りもしていたのに、ここで「いい話もできるんだよ」的な点数稼ぎをしてるのかなと(笑)。

愛:なるほど、斜めに見てたんですね。

ツッチー:そうですね。でも、その後、おそ松と一松がデリバリーコントをやる回(9話)を見て、おそ松がすごくかわいく見えたので、ちょっと気になりだして、「風邪ひいた」あたりから、どんどんはまった感じです。

アニメ放映時の一番人気だった?四男・一松の魅力とは

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