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コロナで働く看護師(派遣、短期、臨時)②

北海道から帰福後

北海道での勤務2ヶ月間を終了し、福岡へ帰ることに…
お世話になっていたクリニックのDrが、帰る前にPCR検査をしてくれることになり、ご飯を度々持って来てくれていたボランティアの方と検査をしに行くことに。
その日のうちに結果が出て、陰性。
あのクラスターの中、よく感染しなかったなと自分自身に感心すると同時に、PPEの凄さを実感した。

私は複数の持病があり、免疫抑制剤を内服していることもあり、感染しやすい体になっている。
北海道に行く前も親に止められたが、止めても無駄だと思われたようで、でもコロナに感染して死ぬかもしれないので、重要書類だけテーブルの上に置いて家族にわかるようにして出発した。

感染する可能性があり、当時は2週間の自宅隔離必須だったため、北海道で陰性を確認した後福岡へ帰り、自宅で2週間自己隔離を行なった。
7月中旬に帰宅したため、8月初めから働ける、困ってる施設を探し始めた。

自宅隔離中の仕事探し

厚生労働省から、コロナで困っている施設についての求人サイトが開かれることを知り、そこで求人を探し始めた。「医療のお仕事 KeyーNet」

北海道で2ヶ月間も働けたので、どの地域に行っても期間限定で臨時職員としてなら働けるんじゃないかと考え、地域を限定せずに検索を始めた。
福岡は看護師人口が多いことや、世の中の動きに対応するスピードが遅い?ことなどで、そのタイミングには福岡付近での求人はなかった。

興味が湧いたこともあり、条件も悪くなかったので、羽田空港、成田空港を目指した。検疫作業については全く知識がなく、どんなことをされているかも分からなかったため、なんとなく経験してみたいなという軽い考えで問い合わせ、履歴書を準備した。

福岡から東京はかなり距離があることと、荷物の準備もしないといけないため、月末に面接をしてそのまま採用ならホテルに宿泊するよう言われた。

今後、どれくらいの期間東京へ宿泊するか不明なため、北海道と同じ量の荷物を準備した。

成田空港での勤務開始

7/31に成田空港のある場所で検疫の方と待ち合わせし、面接を行うことになっていた。到着したら検疫のある電話番号に連絡するように言われていた。時間に余裕を持って成田空港のその場所へ到着したものの、電話を何度しても話し中で出られなかった。明確に覚えていないが、300回近く発信した記憶がある…

待ち合わせ時間を過ぎても電話は繋がらず、少し焦りながら電話を続けた。
電話を始めてから繋がるまで40分ほどはかかっただろうか、ようやく迎えに来てもらえた。
すぐに面接をしてもらえて、合否は数時間後には電話できると言われ、空港内で時間を潰した。

待ち合わせ時間13:30で合否発表の電話は17時近かったと記憶している。
なぜかもう合格する気で、不安はほとんどなかった。
合格発表の電話を受けてから、すぐに近くの指定されたホテルへ歩いて向かった。
真夏なのと、大荷物と、見知らぬ土地でかなり疲れていた。

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