見出し画像

レザークラフト人生第一作。セオリーを知らずに作ったらこんなのが出来た

前回の続きみたいな形になるんですが、2004~2005年くらいの出来事です。

ユザワヤのレザークラフトコーナーに立ち寄ってみたからには、一応なんか買ってみようということで、

「コレいいな♪」

って思ったものを買って参りました。

いいな、って思ったのは黒いスエードのカットレザー。

多分30cm角位じゃなかったかなと思います。

なんでスエードにしたかっていうと、
・スエードなんて珍しぃ~、って思ったから。
・スエードにちょっとした憧れを持っていたから。

手持ちの道具で製作可能だと思ったので、その他の道具類は全無視。
大きさは十分だろうし、まぁ何とかなるでしょうなんて思いながら颯爽と帰宅いたしましたw

レザークラフトのセオリーなんて全く知らなかったあの頃。
ただまぁ昔から手先は器用な方だったので、妙な自信はありましたねw

さて、早速制作に取り掛かる訳ですが、まずは例の手持ちの道具を探しますよね。
はい、あったあった。

カッターとお裁縫セット。
このお裁縫セットは100均でも売ってるような、ポケットにも入るようなアレです。

作ろうと思っているのは名刺入れ。
当時使っていたのは、ホームセンターとかでカゴで売られてる、やたら安い革小物類の中から見つけてきた物。これと同じサイズで作ればいいんじゃね?と思った訳です。

ということでカッターで革をカットして、縫い針でしかも波縫いで作り始めました。
スエード2枚重ねくらいなら、ちょっとキツいですけど縫い針でもなんとか縫えるもんなんですよね。
あ、今思い出しましたけど、糸だけは買ってきたかもしれません。
もちろんエスコードとかじゃなくてお裁縫用の木綿糸でしょうけど。

そんな感じで意外とサクサク進んでいったんですけど、手こずったのはマチの部分。通しマチにしたかったんですけど、角の部分の作り方がわからなくて悩んでしました。
結局左右と下、マチパーツを3分割にして(角の部分が開いてるパターンです)進めていきました。角は開いてても名刺は落ちないから良いんですよw

そしてその後はすんなり完成!

コバは切りっぱ、木綿糸の波縫い、独自の3分割マチ、オールスエード、という人生初の作品が誕生いたしました!

ここまで書いたんだから現物ないとつまんないよなぁと思い結構探したんですが、スミマセン。現物は見つかりませんでした。

で、もう完成翌日から早速使ってたと思います。
人に見せられるようなレベルじゃないのは当時も自覚してましたが、人の名刺入れなんてそんなに見ないですよねw
くにゃくにゃでしたけど、名刺を入れたらしゃんとするし。
しかも黒一色だから、遠目にみたら普通の名刺入れだね、って感じでしたよ。
それでもスエードの手触りが心地よくて、想定外の状態になるまで数か月くらい使ってたと思います。

今回はここまでにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?