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こんにちは。
キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。

就活中の皆さん、企業への応募は積極的に行っていますか?

今回のブログは以前、私が企業の中途採用者の選考の仕事をした時の経験からです。自分が興味を持った企業には、積極的にエントリーしたほうが良いというお話しです。

以前、勤めていた外資系日本法人で、中途採用で営業事務職1名採用計画がありました。この会社は、世界50か国以上に現地法人がありグループ全体で従業員1万人以上、日本国内には東京本社、支店は大阪、名古屋にあり従業員80名程度でした。ワールドワイドで営業展開しており、製品は世界シェアNO.1でしたが、日本に進出したばかりで製品は一般消費財でなく、広報活動もほとんどしていなかったため、知る人ぞ知るの会社でした。

私はハローワークさん、民間紹介会社に求人票を出しました。
日本での知名度は低く一般の生活では使われない製品を扱っている会社なので、応募者は5人来れば御の字だと思っていました。ところが、蓋を開けてみると応募者は何と70人近くになりました。

嬉しい悲鳴でした。

応募者の中には、有名難関大学卒、誰もが知っている上場会社の正社員、元キャビンアテンダントもいらっしゃいました。TOEIC850点、簿記1級の方もいらっしゃいました。皆さん、素晴らしいキャリアでした。

私は悩みました。採用は1人です。
採用時間に多くをかけられません。書類選考で面接10人に絞りました。

面接をして応募者に志望理由を尋ねると、バイリンガル、有名企業に勤められた方のほとんどの志望理由は「ワールドワイドな仕事がしたい」「世界シェアNO.1企業で働きたい」でした。もちろん、これら志望理由は立派な動機になると思います。しかし、会社が求めている人材は、営業のフォローをしてくれて、納期管理、伝票処理等の地道な仕事を確実に遂行してくれる人でした。

面接の結果、採用したのは、高卒、転職経験もある中小企業で7年間営業事務職をしてきた女性でした。資格は自動車免許のみです。
彼女は会社の求めている営業事務職を確実に遂行していける人材と会社が判断しました。

求人票からは企業が求めている人材のホンネは、応募者には分からないでしょう。ですので、企業研究をした上で自分を信じてトライするしかありません。

この採用の仕事の経験を通じて私が思ったことは、興味の持った企業には積極的に挑戦してみること、不採用になったからといって落ち込まずに次を挑戦する行動を続けることです。

応募しなければ、採用、不採用の結果は分かりません。結果は自分でコントロールできませんが、応募する行動は自分でコントロールできます。
不採用になったからといって、自分を責めなくても良いです。不採用の理由は会社の求めている人材と一致していなかっただけかもしれません。
今、就活を成功するに必要なことは、まず、自分を信じて挑戦していく行動をし続けることです。また、前回のブログ、「砂漠を歩く」・自己理解のススメで述べましたように、「モニタリング」をして修正していくことが重要です。

この継続して挑戦していく行動は年齢を問わず就活の原点です。

応募に躊躇している方、自分でなかなか応募企業を選択できない方、一度、ハローワークさんに来て、キャリアコンサルタントジョブ・カードを使って、お話してみませんか。面接対策にもなりますよ。

また、失業給付を受けられている方には、求職活動実績にもなります。

キャリアコンサルタントとお話すれば、きっと挑戦してみよう!という気持ちが芽生えてきます。あなたの就活サポーター役にキャリアコンサルタントを利用してみてください。

ハローワークさんでお待ちしております。

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