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キャリコン相談室 良い仕事って!?

こんにちは。
キャリア・コンサルタントの山守と申します。
私は愛知県内のハローワークさんで求職者や在職者に対し、キャリア・コンサルティングやセミナーを行っております。

キャリア・コンサルティングで個別に相談を伺う際、たまにこうおっしゃる方がいらっしゃいます。

『良い仕事はありませんか?』

良い仕事ってどんな仕事でしょうか?

人の管理をする仕事でしょうか。
何かの分野で秀でる専門的な仕事でしょうか。
安定した仕事でしょうか。
クリエイティブな仕事でしょうか。
裁量権を求め、自分1人で行う仕事でしょうか。
奉仕して人の役に立つ仕事でしょうか。
様々な事に挑戦できる仕事でしょうか。
仕事とプライベートを両立できる仕事でしょうか。

結論から言うと、誰にとっても良い仕事はありえません。

なぜなら、人によってこれだけはどうしても犠牲にできない、譲れないという価値観や自分の軸があるからです。このことを理論的に証明した『キャリア・アンカー』という理論があります。アメリカの組織心理学者エドガー・H・シャイン博士によって提唱されたキャリア理論の概念です。キャリア・アンカーは船の錨のように、職業人生の舵取りのよりどころとなると言われています。

シャイン博士は、キャリア・アンカーを
「全般管理コンピタンス」
「専門・職能別コンピタンス」
「保障・安定」
「創造性」
「自律と独立」
「奉仕・社会貢献」
「純粋な挑戦」
「ワーク・ライフ・バランス」
の8つに分類しました。
(上記の『~仕事でしょうか。』という記載に対応しています)

それぞれの詳細は、割愛しますが、ここで言いたいのは『どんな』仕事をしていきたいのか、これだけはどうしても譲れないものはどんなものだろうか?を考えることで今後の意向がハッキリするという事です。


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【POINT】ほとんどの人にとって、自分のキャリア・アンカーがどのようなものか、ある程度自覚できるようになるのは社会人になって5年以上経過してから、おおよそ30歳前後だと考えられます。
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何がしたいのか分からず、今後の方向性に迷われている方は、視点を変えてこれだけは譲れないものはどんなものかなと考えてみることで新たな気づきがあるかもしれません。
コレがしたい!というものがすぐに浮かばない場合は、これは嫌だ!というものを考えていくのも1つの手段です。

だからと言って、すぐに視点を変えるのも難しいことかと思います。
その際は、キャリア・コンサルティングを受けてみてはいかがでしょうか。
コンサルタントと話すことで、自分自身の事を普段とは違った視点で捉えることができ、様々な気づきが得られます。

視点を変える方法は他にもあります。
また、機会があれば、こちらに記載します。

私たちキャリア・コンサルタントは皆さんのお話を伺いながら、
ジョブ・カードを使って、これからの働き方を一緒に考えていくお手伝いをしております。
ハローワークさんでお待ちしておりますので、気軽にお越しください。

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みなさんのお仕事の話を聞かせてください。ご予約は全てこちらから
ランゲート(株) 052-451-1171 
受付時間: 平日 8:30-17:15
愛知全域の窓口となっておりますので、繋がりにくい時間帯がございます。ご了承ください。
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