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ロイヤルホスト

ロイヤルホストに久しぶりに来た。

平野紗季子さんの「二〇一八年東京 味な店」(POPEYEの付録)に影響されて。

前回のロイヤルホストといえば、8年ぐらい前に当時大学生だった彼氏と行く店がなくて入ったら、他のファミレスと違って高くて、うゔ…となった思い出がある。

その前のロイヤルホストに行った記憶も覚えてて、10年か11年前に初めての1人暮らしをした家の近くにあったロイヤルホストに母と行った。いつも母とは千円ランチのステーキを食べていたから、やっぱり「ロイヤルホストは高いねぇ」という話になった。

それですっかり「ロイヤルホストは高い」から足が遠のいてしまった。


それが、久しぶりに来てみて、なんて落ち着く空間なんだ…!!と感動している。

確かに他のファミレスと比べて高いんだけど、高いなりの価値がしっかりある。

まずはお客さんの層。

今金曜の夜10時に来ているんだけど、これが他の安いファミレスだったら、若い子がわいわいガチャガチャしていたり、こんな時間におばさん!って思うんだけどよくいて、やっぱりわいわいガチャガチャしている。

おまけに金曜の夜10時は魔の時間で、カフェさえも飲み終わりにお茶でもという社会人達がわいわいガヤガヤしている。

30歳になって、もううるさい場所も混んでいる場所もしんどくなってきた。
金曜夜は夫が飲み会の確率も高いので、仕事終わりは1人でどこかでゆっくり過ごしたい。

そんな時にロイヤルホストはなんてうってつけの場所なのだろう。

高い分、わいわいガチャガチャもわいわいガヤガヤもいない。幸せだー。



次に店員さん。

自分も、もし店員で安い給料で、安いものしか買わないお客様が色々要求してこられたらイヤだから、店員さんには多くを求めたくはない。

(最近は高いお店に行っても、商品(原価?)が高いだけで店員さんの給料は安いこともあるから、やっぱり高いお店でも店員さんに多くは求めたくはない)

そうは言っても、やっぱりイヤなレベルの接客はあるもので。

だからこそもういっそ、接客されたくないこともある。
セルフレジ大好きだし、接客も超効率化されたはま寿司は偏愛レベルで好き。

だけど、何このロイヤルホストの店員さんの接客の安心感。

ロイヤルホストの接客レベルは高いと前々から聞いていたけど、さすがだ。
ここなら私、安心して過ごせる。

ドリンクバーを頼んだら「最初のお飲み物は何かご希望があれば持って参りましょうか?」と言われて焦った。
あまりに予想以上の丁寧な接客すぎて。
空いている暇な時間だったからかもしれないけど、まさかドリンクバーにそんな気遣いがあるなんて知らなかった。
接客業につくなら、最高の接客を受けてみるべきとは言うけど、こういうことか。
確かに良い接客を受けてみて気遣いって知るものなんだなと思った。
それぐらいの接客レベルだった。


あとこれは店舗によって差があるとは思うんだけど、落ち着く内装。

そして、今日はなんだか体が疲れてて豚肉と野菜の甘酢和えみたいなのを食べてしまったんだけど、本当はステーキやドリアやパフェやホットケーキやブランチセットも食べたかった。
まだ見ぬモーニングメニューも気になる。

私、ロイヤルに通う。
(そして、もうロイホじゃなくてロイヤルと言う。)

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