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【TECH連載】SMS(ショートメッセージサービス)について

【TECH連載】では当社エンジニアによるテック関連のニュースを中心に記事をお届けします!第一回は「SMS」について。

SNSと混同されやすいSMSですが、その違いやメリットについてご紹介。
主なポイントは以下2点です。これについて詳しく解説します!
✅ 業務利用に向いている
✅ 費用対効果が抜群!

こんにちは。AICROSS開発チームの鈴木です。

さて皆さん、SMSというサービスはちゃんとご存じですか?
「SMS」とは、Short Message Serviceの略で、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスです。 スマホでもガラケーでも、携帯を買うと初めから利用することができます。

急拡大するSMSのビジネス利用

海外では、SMS”Text”と呼ばれ、個人間のやり取りで日常的に使用されている国が多いのです。まさに「スマホを使う≒”Text”」と考えられており、JR東日本の歩きスマホ禁止ポスターの英訳には“Stop: Texting while walking”という文章が採用されています。

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一方、日本ではキャリアメールが早くから浸透したので、個人間のやり取りでSMSはあまり使われていません。しかしそれ故に、キャリアメールのようにジャンクに埋もれてしまうことがなく、「届くとすぐ気付く」「開いてもらえる」というメリットがあります。

そのため、企業から顧客・会員にSMSを送る、SMSのビジネス向け利用は、猛烈な勢いで伸びています。

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業務利用SMSはとにかく開封率がいいので、本当に色々なところに使われています。よく見るところでは、
✅アプリの認証コード
✅予約のリマインド
✅不在連絡
✅電話のIVR(自動音声応答システム)と連動し、電話が受けられなかった時にSMSでフォローアップを送る

などという用途でも使われています。

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費用対効果抜群!SMSの優位点

ビジネスではお客様と連絡を取らなければならない業務が沢山あり、電話やメールやハガキなどが使われていますが、

各ツールのデメリット
❎ 電 話:出てもらえないことがほとんど
❎メール:埋もれて見てもらえない
      キャリアを変えるとアドレスが変わってしまう
❎ハガキ:お金がかかる

そんな中、SMSは、読んでもらえる(開封率がとにかく高い)上に、メールと違い、携帯端末に届いたかどうかの送達確認までできるので、ビジネスのお知らせ用途にはもってこいのシステム、との認識が広まり、普及が進んでいるのです。

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さらに AI CROSSの提供している絶対リーチ!SMSは、企業がユーザーにSMSを送信することだけではなく、双方向(ユーザーからの返事を受け取る)機能もあるので、例えば、配達日の連絡をした時に、「あ、その日はNGです」というレスポンスまで受け取れて、クレームの防止にもなります。

これからが本番!伸びるSMS市場

ショートメッセージの規格自体は、最初の発案が1984年という実に歴史のある規格で、うちの社長が訳本も出してます(笑)。

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携帯にテキストを送る、というそれだけのことなのですが、ガラケーからスマホまで、アプリのインストールをしなくても最初から入っている、というカバレージの広さがあり、まだまだ、その強みは活用され続けると考えられます。

AI CROSSでは、企業がお客様・会員向けのSMS配信を行うための 絶対リーチ! SMS というSaaSサービスを展開しています。

このサービスでは、申し込みをいただいた後利用できる、専用のWeb 管理画面にログインしていただいて、宛先電話番号リスト・本文を入力して、一斉配信を行うか、あるいは、APIを利用して企業のシステムと連携して利用するという方法を提供しています。

今後の投稿では、SMS配信のAPIについても、もう少し細かくお話ししていこうと思います。

それでは今日はこの辺で。

続編(SMS配信のAPIについて)は下記の記事をご覧ください。


#SMS #ショートメッセージ #API #メッセージング #業務連絡 #マーケティング技術


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