ダンジョン・ストーカーズ入門マニュアルとプレイ感想

某ダンジョン探索ゲームのプレイテストが一世を風靡してからしばらく経ち、続々と類似ゲームが出始めている中、また一つのゲームが現れました。
個人的にもろパクリしている有象無象とは違ってオリジナリティを出していてとても好感度が高いので簡単にどのようなゲームかまとめていこうと思います。
※2023/12/1時点でのプレテスト情報です。

概要

ダンジョン・ストーカーズ(以下DS)は、身支度をし、ダンジョンに潜り、生還して手に入れた装備や金銭でまた身支度をしさらに深淵へと望んでいく…というダンジョン探索ゲームです。
他ユーザーと一つのマップに入るため、NPCのモンスターとプレイヤーを相手にしながら探索を進めていきます。類似ゲームが一時期配信者内で流行したこともあり、割と確立しつつあるゲームジャンルではないでしょうか。

操作方法やゲームシステムについて

ここからはDSがどのようなゲームなのかを要点事に説明していきたいと思います。

視点

FPSではなくTPSになっています。
敵との距離感が取りやすくなり、武器の扱いでもどかしさは無くなりました。
その分もっさりした感じがすこし目立つようになった印象です。


APとHP

各キャラクターごとにAP(アーマーポイント:HP周囲にある白いメーター)とHP(ヒットポイント:赤いメーター)が存在します。
どちらもダメージを受けると減少していき、APは0になると装備破壊扱いになります。その状態でダメージを受けるとHPが減少し、0になるとゲームオーバーとなる仕組みです。
装備破壊状態は着替えても継続し、帰還する以外に回復させる手段は分かりません。が、後述する必殺技の概念からおそらくないと思われます。
毒はAPを無視して直接HPにダメージが通ったりするので、他ゲームと違った戦略が組めるかもしれません。
ご丁寧にビジュアルもパージするので、他プレイヤーの外見で相手にするかどうかの駆け引きもできそうです。


スキル

それぞれ3種のスキル(Q:E:Rキー)と特技(右クリック)があり、スキルは複数種から設定できます。
特技は無制限、スキルはMP(青いメーター)を消費して発動でき、それぞれにクールタイムが存在します。
特技はキャラごとに固定されており、入れ替えたりはできません。


照明
このゲームにたいまつを持って周囲を照らすという概念はありません。その代わり照明石(Zキー)というものがあり、懐中電灯のように正面を照らしてくれます。
付けている間はゲージが減り、消すと回復していくためほぼ無制限に使用できます。
手を塞がないため明るい状態で戦闘ができる画期的な要素の一つだと思います。


必殺技

キャラクターごとに設定されているユニークスキルがあり、Vキーで発動できます。
全キャラ使ったわけではないので例外あるかもしれませんが、基本的にはAPを消費して自身のバフをしたり、プレイヤーの位置を表示させたりできます。


インベントリと貴重品ポケット

アイテムは枠でのみ管理されており、サイズという概念はありません。その分数量が少ないため、厳選しないとすぐにいっぱいとなります。
消耗品はアイテムスロットに入れられるのでそちらで管理しましょう。
また、基本的に死ねば全ロストとなるこのゲームですが貴重品ポケットがあり1つだけは持ち帰ることができます。潜れば何かしら恩恵があるのは良ポイントですね。


その他の要点や気になる所

ここからは個人的な感想多めになります。参考程度に見てもらえれば幸いです。

ゲームモードについて
DSには大きく3種のモードがありますが基本的にはほぼ同じです。
マップに表示される目標で限定アイテムを拾いながらエリア縮小とともに現れる青色の脱出ポータルを見つけて脱出する、これだけです。

収縮とともにランダムイベントでモンスターの強弱化や攻撃してくる雷の出現といったランダムイベントが発生するのが特徴です。

これは割と面白いと思うのですが如何せんマップが広い+収縮開始までが遅いのでテンポの良さはあまり感じられません。

1日3回まで遊べるノンプレイヤーモードがあるのですが、これは他プレイヤーのいないマップを自由に散策できるモードです。
ストレスなくモンスターとの対戦を学べ、のんびりと徘徊しながら物資も手に入る神モードです。
序盤はここでアイテムや金策をするのがよさそうですが、体感レアリティは下げられているような気もします。
正直これだけでいいんじゃないぐらい満足度高いです。


対人・対モンスターについて

この手のゲームでどうしても避けられないのがパーティー無双になりがちというところがあげられますが、DSも例に漏れず当てはまります。
特に収縮まで長いせいで装備の整ったパーティーになすすべなく轢かれることが多いです。
照明石のせいで隠密もしにくいですしそもそもマップがその様な形状をあまりしていません。

一応ランダムマッチングで3人スタートもできるみたいですが、自分は毎回フリーズして無限ロードになるので遊べていません。
このあたりは将来的にソロ用を追加してほしいところです。

モンスターは種類多いですがそこまで理不尽な動きもなく、比較的に弱めです。初期装備だとさすがに固いですが、ちょっといい武器拾えればサクサク倒せると思います。


スキル開放手順について

このゲームはアクティブスキルとパッシブスキルの開放に、経験値ではなくお金と素材が必要となります。
クエストの限定アイテムとそれなりのお金がかかるため、慣れるまでは割と難儀な状態が続きそうです。石板等の限定素材は優先して持ち帰ることをお勧めします。ホームのスキルメニューで何が必要かは確認することができます。


取得アイテムについて

上述しましたが意外と持ち物上限が少ないためあっという間にいっぱいになります。低レアリティは極力避けたいところですが拾うまで判別できません。当たり前かもしれないのですが少し不便さを感じてしまうので改善していただきたいところだと思います。
初期装備に価値はないので変えたらすぐその場に捨てましょう。


マップについて

なにかと比べるととても広いです。といっても廊下が長かったりで広く感じるのもあるため実際はそこまで変わらないのかもしれませんが…
ただし廊下が長いせいでミニマップに周囲が全然映らず、迂回ルートや目標方向、安地エリアの範囲が全然わかりません。
隠し部屋もあるのですが何もないくせに無駄に広く行き止まりというような存在意義が分からない部屋もあるためワクワク感は控えめです。
トラップもありますが少なめです。分かりやすくよけやすいので割とエンタメ寄りな感じです。
正直マップに関しては全体図を表示するか、ミニマップの表示範囲を広げるかしてほしいところです。
あと扉閉めるコマンドの判定が終わってます。開いている扉全てに判定つけてください。現状見切りのそばくらいまでにしか判定がありません。


キャラクターについて
現在8種中6種が使用可能となっており、どれも綺麗なビジュアルで、鎧パージも相まってそれなりの需要がありそうな感じです。
スキル面もそこまで節約せずともよく、クールタイムの回転率も悪くないためスキルゲーに寄った戦闘を楽しめるかと思います。
MPポーションもそれなりに拾えるため、この部分で要所のもっさり感を打ち消してくれていると感じますね。

最後に

ここまでダラダラと辛めの話をしてきましたが、最初にお伝えした通りこのゲーム自体にはとても好印象です。
某元祖探索ゲームに変わる新しい故郷になるべく開発がんばっていただきたいところです。
12/4までプレテストしており無料で参加できるので、気になった方は一度遊んでみてください。
今後改善され正式リリースを楽しみにしています。読んでいただきありがとうございました。


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