ここに菜々緒とaikoがいたとしましょう。
美しさという点では、歴史的大差を付けて菜々緒の勝ち。
しかし、aikoは菜々緒の彼氏をきっと奪える。そして、aikoの彼氏を菜々緒は誘惑こそできたとて奪う事は不可能だろう。

前回の書き込みで誤解を招いたかもしれませんが、私は別段美人ではありません。(ちなみに、非常に少ないフォロワー数の更に少ない読者、更に少ないいいねして下さる方々、ありがとうございます。)
が、「かわいい系」「綺麗系」というあまりにザックリかつ強引な括りで女子を二分するなら確実に後者に入ります。
長身で愛人っぽい顔、愛人っぽい雰囲気。かわいい訳がありません。

男性にウケるのは圧倒的にかわいい系です。小柄で明るいだけで2割増し。服装や髪型が愛され系、お酒を飲むと笑い上戸で甘え上手なんて、一生食うに困らないでしょう。
僻みややっかみで言っている訳ではない…はずですが、もはやそういった女子はもはや顔立ちすら無関係だと思います。

しかし同性は、雰囲気重視のかわいい系女子より、美人を好みます。
持って生まれた才能に、意外と素直にひれ伏すもんです。

ここで面倒くさいのが女子の謎の言動。
先日久保ミツロウさんと能町みね子さんが話題にしていましたが、「美人の親友いるアピール」です。
よく「私は美人としか仲良くしたくないの」とか「美人と仲良くなれて嬉しい」ってわざわざ言う人がいますが、あれって何なんでしょう。

ある程度自分に自信があるから、美人に周りを固めて自分を底上げしてもらうため、いろいろ考えられるけれど、多分一番の理由は「美人にやっかまない余裕アピールとそれに由来する他者への類友刷り込み」とみました。

いつだったかパフィーの大貫亜美さんが「周りの男子は由美派だらけだった」と恐ろしい位余裕綽々な笑顔で語っていましたが、まさにアレは「タイプがちょっと違うだけのハイレベル同士」の成せる業物。相方も自分もめちゃくちゃかわいいという自負に溢れていました。

話は逸れましたが、女は「幸せな人に嫉妬したら負け」という鋼のプライドを持って生きています。
見た目が美しい人に嫉妬なんてしたら負け。だから、大好きアピールをやたらする。そして仲良くなりたがり、可能な限りの類友効果を狙う訳です。

一つ問題なのは、これが公になったら「美人が好き」と言いづらくなること。
私もご多聞に漏れず綺麗な人大好物なので…

ああ、美人って何かと扱いが大変。
そしてそんな美人達をよそに今日もかわいい系女子がせっせとモテているのね。