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写真と文章をシンプルに"生き生き"と。cocoroneデザイン入れのポイント

cocoroneデザイナーの大河内愛加です。

cocoroneは「日常にある素敵な瞬間を切り取る」をコンセプトに、明日の朝が楽しみになるようなコンテンツを発信しているWebマガジンです。

Instagramアカウント→@cocoronedays 
WEBサイト(おとといリリース!)→https://ccrne.jp/

そしてWEBサイトのリリースとともにcocorone編集後記が編集長とみこさんからスタートしました!

今日は私の番!ということでcocoroneデザイナー視点でクリエイティブな部分について書いていきたいと思います!

cocoroneは毎日更新しているのですが、一つ一つの投稿が公開されるまでに
①テーマ決め
②素材集め
③テキスト作成
④デザイン入れ
⑤ハッシュタグ作成
⑥最終確認・投稿
というステップを踏んでいます。
デザイナーの私の役割は4つ目のデザイン入れ。写真に文字や装飾をいれています。

ご覧の通り、cocoroneのデザインはとてもシンプル。
ただシンプルだからこそ、その中で毎回こだわりを持ってデザイン入れをしています。

今日はデザイン入れの作業で心がけているポイントを、これまでの投稿を例に紹介していこうと思います。

デザイン入れのポイント
1. テキスト 
 ・文字と背景のバランス
 ・読み手に優しい位置
2. 装飾
 ・装飾で文章にアクセント
 ・装飾で気持ちを表現
3. まとめ

1. テキスト

・文字と背景のバランス
デザイン入れのなかで1番心がけていることは文字の見やすさ。文字が見にくいとせっかく素敵な文章が添えられていても読んでもらえません。
基本的には写真の中のモノにかぶせず空白(背景)に文字をいれます。ただ、空白が少ない写真や背景に様々な色があり文字が見にくくなる場合はモノにかぶせるときも。そんなときは文字の位置や色、太さなどを考え、読みやすくなるように調整をしています。

cocoroneの投稿には器の写真もよく登場します。個人的に器の丸みに添わせた文字入れが好み。もちろんデザインを考えての選択でもあるけれど、一番文字が見えやすい位置だったりするのです。

・読み手に優しい位置
文章を読んでもらいたい順を考えた配置も大事。読まれる順に上→下、左→右(縦書きの場合は右→左)と置くようにしています。一見当たり前のことですが、写真に気を取られて空白を埋めるように文章を配置すると、最初に読ませたい文章が次の文章の下にきてしまうことも。全体の意味は大して変わらなくても、より分かりやすい順序で読んでもらいたいので、この点を気をつけています。

2. 装飾

・装飾で文章にアクセント
装飾はただ投稿を華やかにするためではなく、装飾があることで見る人が文章をより捉えやすくなるよう心がけています。
強調したい単語には線や点を加えることでアクセントを。ただの直線や点は冷たい印象になってしまうのでフリーハンドで描きます。
写真の中の特定のものを指すときは矢印を入れることも。

吹き出しもよく入れる装飾のひとつです。
フリーハンドで、綺麗かつ素朴なラインを意識して、漫画のようなはっきりとした吹き出しではなく、漂う空気のような(?)優しい吹き出しを入れるようにしています。

・装飾で気持ちを表現
文中に感嘆符や疑問符があまり出てこないcocorone。
感嘆符はないけれど、楽しそうだったり感動している印象、
疑問符はないけれど、何か考えているような印象、
そういったものを装飾で表現することによって文章がより生き生きとしたものになっていきます。

といってもなかなか合うデザインが見つけられない時もしばしば。写真の邪魔をしてしまっていたり、cocoroneらしさが欠けていたり。
そういう時は位置が微妙に違っていたり、装飾のラインがきつくなっていたりします。デザインに違和感があるときは、納得するまで何度も修正。色々試しながらやっていくと、自分の中で装飾が写真や文章とぴったり当てはまる瞬間がきます。それがとても気持ちいいのです...!

まとめ

以上、cocoroneのデザイン入れをする際に気をつけているポイントを紹介しました。
まとめると
・文字は読みやすく
・文章がより捉えやすくなる装飾を
・世界観を崩さない。cocoroneの場合は「やわらかさ」が大事
・やり過ぎない

今回はテクニカルなことよりも、デザイン入れをする際の読み手を意識した心がけの部分に要点を置いて書いてみました。みなさんが写真にデザインを入れる機会があるとき、それぞれの世界観の中で参考にしていただければ嬉しいです。

普段感覚的にやっていることを初めて言語化してみた今回のnote。
いかがでしたでしょうか?(私の頭も整理された!)

今年もやわらかな素敵なコンテンツを発信していきますので、cocoroneをどうぞよろしくお願いいたします^^

次回のcocorone編集後記の更新は28日!コンテンツ企画部の佐倉さんにバトンタッチ!

読んでくださりありがとうございます。いただいたサポートは全てブランドで使用する生地の買い付け費用として使わせていただきます!