猫又

駆け出しライター。映画・ドラマ・本・倫理・心理学・化学を好む。物語を書く・企画をすると…

猫又

駆け出しライター。映画・ドラマ・本・倫理・心理学・化学を好む。物語を書く・企画をするという事に特化している。

最近の記事

凪のお暇から学ぶイイ男を選ぶための3の方法 凪のお暇四話より

金曜ドラマ凪のお暇では慎二とゴンの間で揺れ動く運命を持つ凪の姿が描かれている。 ”モラハラ男だけど本心では凪が大好きな慎二”と”凪に優しいけど不誠実な遊び人ゴン”の二人だが、果たして現実だった場合どちらかを選んで幸せになれるものだろうか? 答えは簡単、なれない! それではイイ男を選んでイイ恋愛をして幸せになる方法を主人公”凪”を使って自己肯定感や決定力などから3つのポイントで説明する。 1.ゴンに惹かれる原因は”自己肯定感” 中村倫也演じるゴンは”イケメン””セックス

    • 罪深きゴン 凪のお暇#3

      さあさあ今週も待ちに待った凪のお暇ドラマ。 本日はもうそろそろゴンがメンヘラを作り出すムーブをするのでは?と思い友達の誘いを断りました。 いやあ、中村倫也さんのゴン。こいつはいい。 どこか気だるげでエロティック。あふれ出る関わってはいけない感とほっとけない感で満たされたイケメン男の中村倫也ゴン。良かったです。 最初から最後までクライマックスとも言える女ったらし感。 そして今回、ドラマ限定のシーンとして「正式に慎二を振る」というターンがでてきましたね! タイトルマッチ前

      • 素直になれない慎二と危険なゴン

        今週の凪のお暇のドラマ。 凪が竹を引きずってあるくシーンからのスタートし、一人流しそうめんをやっているところはちょっと(あれ……凪水道代気にしない?)とかおもっちゃったりしたが、人目を気にせず楽しい!を追い求める凪本来の姿にもどりつつあるという描写としてはドラマならではの素晴らしさがあった! さあ今週からいよいよ、慎二の凪への執着が本格化し、ゴンに惹かれる凪の姿が深く描かれるようになったが、このゴンも慎二も選べば”必ず”苦労しそうな感じ……非常にイイ! 凪のバーベキューエ

        • 凪のお暇#1 原作ファンの感想

          凪のお暇。ご存知だろうか。 主人公凪が、世間の空気を読み過ぎて過呼吸を起こした末、しばしお暇を頂き自分らしさを取り戻していく。現在5巻まで出ている作品である。 なんというか、凪のお暇のドラマ化は公表されてからずっと楽しみにしていて、本日も夜間打ち合わせを断ってみていたわけだが、これは。 結論としてドラマはドラマとして楽しんでほしい。 消してつまらないというわけではない。ドラマ版凪のお暇は「かなり凪の苦しさを全面に出した始まり」てあった。 凪の「空気、よんでこー」だと

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          スパイキッズ好きがキングスマンにハマった話~映画レビュー~

          スパイキッズという映画をご存知だろうか。 1本目は2001年に公開され、金曜ロードショーでも放送された子供が主人公のスパイ映画だ。 ファンタジー溢れる世界感と、ハイテクスパイ道具、そして子供の勇気とアクションと絆をたっぷり煮込んで美味しくしたようなスパイキッズという映画は、「子供向けスパイ映画」と称されることもしばしば。 そんなスパイキッズが私は大好きだった。当時はビデオだったこの作品を台詞を覚えるまで見続けたちびっこ猫又は、その記憶力とずっと同じものを見続けるしつこ

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          痴漢・いじめ・DV、被害者が悪いのか~私の倫理~

          先日、私の友人より朝の3時に電話がかかってきた。 内容は「離婚したい」というもの。 話をよくよく聞いてみると、どうやら「些細なことで喧嘩が絶えない。その中で言い争いになった末、彼に殴られる。私も殴り返してしまう。もう結婚生活は続けられないと思うから別れたいが、親には「【友人名】が手をあげさせるほど怒らせるから悪い」と言われた。だそうだ。 人間はそれぞれ、個人である。生まれ育った環境も、食べてきたものも、かけられた言葉も違う。ゆえに、完全に同じ人間なんていない。近い意見や時折

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          リトルマーメイドが黒人だということについて/私の考えるポリコレ論

          「黒人が握ってる寿司って、食べたくないなって思いました」 彼は車の運転をしながら言った。 この人は相手が男だろうが女だろうが合意無しで触ってはいけないだとか、親子でもスキンシップには節度を持つべきとか、いろんな感覚がおじさんのわりにはちゃんとしている人だと思っていた。実際、私と21歳の歳の差の中で価値観が大まかに合ったので仲良くして居た。 だが、ふと「リトルマーメイドのアリエル役が黒人なことに賛否両論らしい」と話題を振った時に返ってきた言葉だった。彼は続けた。 「イメージっ

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