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ただひたすら咲く。

已むを得ざるに薄りて、
而る後に諸を外に発する者は花なり

やむを得ざるにせまりて
しかる後にこれを外に発する者は花なり

『言志録』佐藤一斎

俺が俺が、私が私が

良い意味での個人主義ではなく、
利己主義が極まって来た世の中になりました。

花は何の為に咲くのか?

人に褒められるためか?

決して、そうではない。


止むに止まれず咲くのだ。

そこには見栄も、
自己主張も、誇張も何もない。

ただひたすら咲く。

ただそれだけ。

だからこそ、美しい。

世知辛い世の中だからこそ
かくありたいものです。

先哲の言霊をいただきに、また岩村に行きたい。


3年前の夏の一枚

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。 引き続き、ご愛顧いただければ幸いです。