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リップモンスターに振り回された日々から学んだ、バズコスメの法則。

以前、ここで話をしたリップモンスターについて。

2021年12月14日から再販という情報が公式から発表されていたので、その日を指折り数えて12月14日にドラッグストアを5~6軒まわりました。(会社の近く、家の近く両方)

その日は寒く、何なら雨も降っていたのですが、雨の中、休憩時間にドラッグストアに行きました。
家の近くには5軒ドラッグストアがあるので、全てに行きました。

しかし、どこにも売っていない、というか入荷された痕跡すら見当たらない。

情熱と結果は比例しないということがわかりました…

Twitterを見たら、お店で買えたというツイートは何個かあったのです。
つまり、入荷されているお店はある。
どこの県だ?と。東京には入荷されていないのかな?と。
ただ、無いものはない。どう考えてもないのだからしょうがない。

さすがにあきらめて、トボトボ帰宅しました。

通販ならまだあるかも、とネットで見つけた「パンプキンワイン」を購入。
送料込みで2000円以内だったので、まあ定価+送料っていう感じなのかな?と。
数日して届きました。相変わらず撮影スキルは低いです。

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これは、イエベ秋に合う色と聞いていたので絶対欲しかったのですが、オレンジと赤が混ざったような色。若干赤に近いかなー。
肌馴染みがとてもよくてしっかりつくし、お気に入りです。アイシャドウをうすい色にするときは、特に相性がいい。
以前購入した「陽炎」は本当に薄づきで、これもこれで気に入ってましたが、陽炎には、ここに書いた

セザンヌのリップを足していました。

パンプキンワインは、単体でもいける。少し濃い目につくので、リップを濃くしたいときはこっちがいいなーと楽しんでいます。

ただ、陽炎はもう無くなってきてるから買い足す必要があります。
しかし、現状はネットでも在庫がない色があります。陽炎は、あるにはあるけど値段は前より上がってる!買っておけばよかった!と後悔もあり。
ネットに、モーヴシャワーという色は、ほぼ定価でありますが、これは私には絶対に合わないし、似合う人を選ぶ色かと思います。(似合ったら絶対に可愛い色!)

年末に福岡と別府でも探してみたんですが、どこのお店にも売っていなかったので、再販って一体何だったのか…と思いますが、ここまで人気の商品ってかつてあったでしょうか?と考えると、私は思い浮かばない。

そこで、タイトルにもある通り、バズるコスメの法則を考えてみました。

まず、これは大前提。そもそもの製品が良いこと+プチプラであること+時代に合っていること。
この3つが必要だと思います。ただ、金額に関しては、見合っていればいいと思うし、プチプラは人によって定義は違います。
時代に合うということが今のキーワードで、どんなにかわいくても、みんながマスクをしてる今は、ベタベタしたグロスは流行らない。体温で変色するティントも、危険な香りしかしない。

そして、今の時代、特に重要なのは「SNSマーケティングとの相性」だと思います。
リップモンスターは、SNSとの相性がとてもよかった!
マスクをしても落ちないことや、カラーの可愛さなど、リップモンスターには注目すべきポイントは沢山あるのですが、正直、現代の化粧品開発技術はとても進んでいるので、それだけではここまでヒットしなかった可能性もあります。

私が特に相性がよいと思った理由、それは独特のカラー名です。
とにかく変わったカラー名をみて「え?」と目に止まりました。

普通、コスメのカラー名って
チェリーピンク、コーラルオレンジ、みたいな具体的な色名か、愛されピンク、スプリングブルー、みたいなちょっと抽象的な色名か(私がいま思い付いたやつを書きました)
色名だけで、何となくどんな色か想像できるやつが多いですよね!
最近だと、キャンメイクの抹茶とあずき。
これはこれでわかりやすいし可愛い名前だし、とてもいい!現にこれらもかなり売れています。
これは、イメージが想像できるけど、とても覚えやすい!というイメージ勝なのでは?

ただ、リップモンスターは、各色に独特のネーミングをつけています。
「ラスボス」「水晶玉のマダム」「地底探索」「2:00AM」「5:00AM」などなど。
いやこれ、どんな色?
イメージできない、けど、イメージしたくなる。離れすぎてなく、ギリギリのラインというか…中身を想像したくなる名前なんです。
このセンスは秀逸!
だからインパクトがあって覚えやすい。何とかチェリーとかなんとかオレンジとかだと、なかなか覚えれない(私だけかも)
そして、同じ名前なんてたぶんないから、検索にもすぐにひっかかる。

で、何が起こるかというと、「なにこの名前?」となり、みんなYouTubeやInstagramで実際の色、使用感を調べたくなる。
そして、そもそも製品はいいので、情報を知り、買いたくなる。これが、ただの「ピンク」「オレンジ」なら、ここまでみんなが興味を持たなかったと思うし、インフルエンサーの方が紹介しなかったと思う。

まず、知ってもらうことが大切。
そのためには「知りたい」と思わせることも大切だと思うのです。
どんなに良い商品でも、「知りたい」「調べたい」この要求を満たさないと、ここまでのバスりは難しいと思います。

あまりぶっ飛びすぎるのは良くないですが、「微妙に想像ができないもの」って実はとても知りたくなったりするのです。

ちなみに、MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)のマスカラも、ネーミングに工夫があります。これもバズっていて欠品が多いです。

「影絵」「押し花」「そよそよ」「歩幅」

これも、「え?どういう色?」と興味がわきますよね。私もネットやYouTubeで見つけました。色がすごくかわいい!!そして、そよそよが欲しくてドラッグストアに買いに行きましたが欠品でした。(ただのカモ)
ちなみに公式ショップでは、影絵と押し花が欠品しています。

製品の良さが一番だと思うし、ネーミングが全てではないですが、今はネットでコスメが売れる時代なので、知りたいと思わせることからのスタートって本当に大切だったりします。

ところで、リップモンスターは、いつお店で買えるようになるんだろうか…

しつこいけど、いつでもお店で買える時代が来ることを願ってやみません。


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