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瀬戸酒造見学に行ってきました

川崎をふらふら散歩しているとき、風情のある料理屋さんの前でお昼から角打ちしていて知った瀬戸酒造さん。パッケージが可愛い、ストーリーがある、復活した酒造って面白い。ワクワクする、ホームページも素敵なんです。
勝手にファンになって認知したあと、同じパッケージを目にしたことをきっかけに、会社に瀬戸酒造さんの知り合いがいる人の声で、トントン拍子で酒造見学させてもらえることに。最高。

「納豆は3日前から禁止です。雨が降らなければ、トゥクトゥクでお迎えに行きます。」

小田急線開成駅、旗を風になびかせて、1台のトゥクトゥクが迎えにきてくれた。安定感あって乗り心地も良い、街の人に指をさされるけどこちらも見る景色が物珍しくて気にならない。

5分ほどで到着!
14種類ものお酒を扱っているお店と、改装した酒蔵。向かい側には母屋があり、整備された庭で日本酒をたのしむことができる。(開成町の花でもある紫陽花をモチーフにしたステンドグラスが施された酒蔵、おしゃれ!)清潔な新しさと、昔ながらの柔らかさが混じり合っているどこか落ち着いた空気が流れる。ここにずっといたい。

酒蔵の説明を丁寧にしていただいたあと、ずらっと並んだお酒を飲み比べ。全部味も香りも違って面白い。
麹と酵母が違うってことや、生き物だから杜氏さんの感覚値で管理していること、お酒もただ「日本酒」ってひとくくりにできなくて、それぞれの表情があること。そういう背景を知ってからいただくお酒は、いつもと違う気がしたし、もっと奥深く知りたくなった。

大事にしている想いや、量を多くたくさん作って儲けるのではない製法。こだわりや愛が詰まっているお酒に、きちんとお金を払って向き合って飲みたいなって思う。
酒蔵を見学してみて初めて知ること、その場に足を運んだからこそわかること。匂いや温度を感じて、街の人の表情を目の当たりにする。そういう場が楽しいと思うし、本当を知りたいと思うし、そういう人と関わりたいなって思う。

帰りに瀬戸酒造さんのお酒を取り扱っている、小田原のRYOでお酒と海鮮をいただいた。美味しいお酒とごはんがあると、何でこんなに饒舌になって、心も体もやわらかくまるくなるんだろう。不思議。いつまでも食べていられるその場に居座り続けたいと思ったけれど、日曜日だからお土産を手にお家へ帰る。愛がある人たちの仕事は、生き方は、格好いいなと何度だって思う。

#イベント #酒造見学 #瀬戸酒造

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