見出し画像

未来のチーム、つくるのは楽しい

「未来のチームの作り方」サイボウズ式編集長、藤村能光さんがチームのメンバーやコミュニティの仲間たちと一緒になってつくった本が出版され、イベントに参加した。サイボウズ藤村さん、ピースオブケイク水野さん、キリンホールディングス平山さんと豪華で愉快な登壇者。

◾️理想のチームづくりって何だろう?

「今いる仲間でチームをつくる」が大事。ツールを活かして、コミュニケーションの量を増やす。「まずは自分やチームメンバーが楽しいこと」を大事にしてみる。会議のアジェンダもチームメンバーに作ってもらったときは、楽しそうに参加しているなと思った。口出ししたくなるけれど、マイクロマネジメントばかりしていても、相手を信頼していないって証拠で、「自分だったら5分で終わるのに」って思っていてもチームとしては良くならないことに気付いた。管理(コントロール)でなくて、マネジメント(やりくり)しようと思った。

◾️企業を超えたコミュニティの価値とは?

サードプレイスの大切さ、会社の外で自己紹介ができるようになった。夢を追う人、挑戦を容認する空気があって、序盤のレベル上げがしやすい場所に身を置いたら、見える景色が変わった。
サイボウズ式は第2編集部をもったことで、読者の顔が見えるようになった。今やっている守備範囲を超えて、偶発的に手をつなぐことは楽しいと知った。

◾️自分らしく「働く」ために大事なことは?

まずは「自分に嘘をつかない」サイボウズ藤村さんも、弱音すごく吐くそう。頼られ始めると言わなくなる状態を打破されていて、格好いい。人間やし、弱味あって普通やし、当たり前のこと。その結果、自分らしく働けるようになった。中も外もあって、自分をつなぎとめてくれている。

◾️Q&A

Q) 本にかかれている先の話も聞きたい
A) 今もあがいている。一気にチームが崩れる経験をした。キーワードは「不安」ここにこだわった1on1や会議をしている。

Q) 大企業のなかでも、この本に書かれていることはできるのでしょうか?
A) 発信し続けること、超えを届けること。コミュニティのアプローチに似ている。自分から火を灯して踊る。近くからちょっとずつ味方を広げていく。

Q) 違うことが前提条件で話をするのが難しいチームに今いたらどう行動する?
A) まずはあなた自身がチーム内へ「そう思っている」ってことを伝えてみて。言ってみると、思い込みや解釈の違いやバイアスが少しずつ明らかになる。なるべく自分自身のそういうものを取っ払ってみて話す。
また、人の話を聞くってすごく大事。ここはマネージャーとしてすごく意識した部分。言葉以外も見るようにしている。

◾️本を読んで

・私が今いる会社は、チャットツールのslackを導入していて、フロー型のコミュニケーション量はかなり多く担保されているように思う。が、ストック型が担保しきれておらず、流れてしまった(人によっては読みきれていない)情報を常に「どこにある〜?」と探し続けている状況。ここ、変える価値あるかもなと。
・チームの学びを高速化させる仕組み、私が今いるチームだと何だろう?って考えてみたい。
・決める人を決める
・オープンな何を聞いてもいい場所って意外とないかも(HELPスレッド)
・個人の今日の天気を呟く場、面白そう
・「事実」と「解釈」を分けて考える

イベントに参加して実際に話を聞いて、本も読んで、私が同じ会社の別事業部の芝が青く見えていた理由が少し可視化された気がした。全部が全部、真似すればうまくいくって話ではないけれど、この本に書いてあるいくつかのことが実践されているチームだったからなのか、と納得できた。じゃあ、私がいるチームでは小さく、何を始めよう?
そして、サードプレイスやコミュニティの場の温かさと視点を外に向けることの大切さも痛感したので、イベントにたくさん行く時期から少し、どこかの場に所属してもいいかもな、って思い始めて今ワクワクしている。こういう場の原点は、みんなで熱量高く楽しむことだそう。私は、2日間連続でイベントに参加して、藤村さんが楽しそうだとなんだか嬉しいなって勝手に思った。そういう人が周りにたくさんいると幸せだし、勝手にパワーをもらって動きたくなるなって思った。

 #サイボウズ式チーム本 #イベント #未来のチームの作り方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?