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抜け殻になって乾杯する日曜日の夜

実感は湧かないまま、喉が痛いなって思いつつ電車に乗って帰宅して、(お疲れ様会に参加したかったけれど諦めて)ささやかに缶チューハイとファミマの明太塩辛で乾杯。5日間、あっという間だった。明日の朝、また丸の内へ足を運ぶことがないんだな、って思うと何だか少し寂しい。また、半年か1年後くらいに、と笑って別れたから、そのまま続きがあると信じている。自分が何者でもなくて、ただ純粋に人間同士でいられた時間で、すごく貴重だったなって思い返している。

心地の良い疲労、また会いましょうって言えるチームの仲間(って言っていいのかな、少し恐れ多いけれど)ができたことってなんだか嬉しい。
早めに眠って目が覚めて、並んで買ったなかしましほさんのfoodmoodのクッキーボックスのレモンとココナッツのクッキーで朝ごはん。YUKIが聴きたい気分だなって思ってイヤホンから流して丸の内へ向かう。乗り継ぎもスムーズにできるようになった、日曜日のそれほど混んでない丸の内線。喉が痛いから、白湯を飲んでマヌカハニーの飴をなめて、Twitterでハッシュタグ検索する。ああ、終わってほしくないな、って思いながらも、早く始まってほしいワクワクする気持ちといつも隣り合わせ。

透明なショップバック、中身について会話が弾む。私が説明している商品でも、お客さんの方があることについては詳しくて、知識をおすそ分けしてもらう。お酒の蔵元さんが来てくれて、一緒にお酒やはちみつを紹介する。偏っている人って格好いいな大好きだな、って改めて何度も思った。何かを突き詰めること、誰かのサポートを突き詰めること、気付いた違和感をそのままにせず解決するチームであること。結果までは追い切ることができないながらも、その場でお客さんや作り手さんたちに対してどこまでも誠実で在りたいと願って行動する。そして気持ちのいいお客さんたちばかり。少し列の進みが遅くなっても、文句を言う人に私はひとりも出会わなかった。頑張ってください、って声をかけてもらえることも。ああ、本当にチームだなって思った。今日のダーリンを思い出す。

コンテンツの全ては「人が考えて、表現したいビジョンを含んだもの」で、さまざまな「商品」や「サービス」もみんな「出し物」になる。このことを発見したことから、ほぼ日は自由で面白いものに育ちました。

そのコンテンツとしての、表現の一端を担うことができて、とても幸せでありがたい時間を過ごせたな、と改めて思う。理解を示してくれた勤めている会社とそのメンバーたちと、今回出会えたたくさんの人たちに感謝している。目の前で輝いている人たちを見て、じゃあせめて同じ知識は持っていたいよなって思わせてくれた人や、どんなときも大丈夫!って穏やかで落ち着いていた人、熱量を持ってお客さんへ商品紹介をしていた人、小さなカイゼンを生み出し続けていた人。乗組員さんたちだけでなく、アルバイトの方も、WIRED CAFEのスタッフさんも、作り手さんたちも、みんなが一体感のあるチームなんだ、すごいなって感じられる瞬間が何度もあった。その場の空気を自分自身で感じられて、すごく幸せ。

なんだかもうまとまらない文章、ちゃんとお風呂につかったので、これにて生活のたのしみ展終了です。ああ、またぽつぽつ考えたことを書こう。おやすみなさい、明日からの日常がもしかしたら少しだけ違って見えるかもしれない。楽しかった!

#イベント #生活のたのしみ展 #ほぼ日 #毎日

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