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幸せと幸せじゃない

仕事の帰り道ってむちゃくちゃ好き。
行く時は、あんなに嫌々だったのに
帰りは少し早足で、家路につく。

少し日が伸びたの、なんだか幸せ

空が好きです。
夕暮れの空のすこしピンクがかった色味。
何とも言えぬ気持ちを
真空パックしながら、今日の晩ごはんのことを考えてる。

家に帰るとオタク全開で
お気に入りのスエットに着替えたら
眠りにつく直前まで好きな映画を見る。

最近、エレキギターを初めて
左手の弦に触れる部分の
指の皮がぺりぺりとむけ始めた。

誰に見せるわけでもないのに毎日弾いてる。

大抵のことは自分の中だけで終わって
世の中に届くことはない。

そんな時、頭の中で流れるのはMr.Children
Documentary film のこのフレーズ。

誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを
今日も独り回し続ける

Documentary film / Mr.Children

自分だけの中の世界で生きるのもいい。
楽だからね、評価するのも自分
評価されるのも自分。
それも一つの生き方。
でも私は生きるってもっとほかにもあると思ってる。

私の好きな映画【君の膵臓をたべたい】の中で
山内桜良はこんなセリフを言った。

好きなのに嫌い、楽しいのにうっとおしい。そういうまどろっこしさが、人との関わりが、私が生きてるって証明だと思う

君の膵臓を食べたい / 往野よる


人との関わりは正直疲れる。
最初は仮面を被った同士、なんとなく
お互い境界線を越さないように
つかず離れずの関係を築いて。
嘘の言葉で馴れ合う。

平気で嘘をつける大人になった。
何となく空気を読めるようになってた。

思い返せば人生のどの場面でも
同じように人とぶつかって
仲良くなって、そして疎遠になってを
繰り返してきたっけ。

そんな私もまだ誰かと生きたい
そう思って今日も友人にメッセージを送る。

冷め切った社会の中でも
なんとなく繋がっている
そんな友人が今日もいてくれること
なんだかんだ感謝です。

悪意のある言葉に傷ついてる自分がいる。
みんな自分が可愛くて仕方ないんだよな
コミュニティを選べる時代。
会社の同僚や家族と、仲良くしなくとも
誰かと生きれる時代。

だからこそ、誰でもいいわけじゃないんだ。
ちゃんと話して、好きになって
嫌いになって、それでも一緒にいたいと
思える人をこれからもちゃんと、大事にしたい。

はあ、今日も想いを吐き出せた。
瞑想しながら今日も眠りにつく。
おやすみ。

愛子

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