ヨーロッパ旅の記録〜ベルギーの旅〜

"2017年7月24日〜9月18日まで ヨーロッパ8カ国を旅した記録"

8月13日
Pragueから次の目的地Brusselsへ向かう。空路の場合はできるだけ安い航空券を探す。少し時間と距離のロスをしてしまうが、ロンドン経由の便が安かったのでそれにした。ヨーロッパ内でも、出発地と目的地によっては空路が充実している場合とそうでない場合があり、距離は近くても直行便が少なかったり料金がものすごく高い場合がある。ヒースロー空港はさすが大きくてセキュリティチェックも厳しかった。着いたら、乗り継ぎ便の出発時刻が迫っていて一瞬焦ってから気づいた。イギリスは本土と時差が一時間あるのだった。時間が行ったり来たりするのは不思議だ。
夜にBrusselsに着く。今夜は空港近くのホテルに泊まる。空港からのシャトルバスで一緒になった男性が日本語がペラペラで驚いた。ヨーロッパにいるとときどきこういう人に会う。

8月14日
Brusselsではシンガーの友人Danielの家に滞在させてもらうことになっていた。彼に電話をするが出ない。彼はニュージーランドに行っていて、今夜帰ってくる予定だった。しかし家には他の住人がいるので話は通してくれていた。午後にDanielの家に到着。迎えてくれたのはアフリカの大柄な女性。目にも鮮やかな色のドレスがよく似合う。挨拶を交わしてから彼女が言ったこと。"I don't speak English. You can speak French." いきなりで面食らった。話せるわけがない。
この家は地下1階、地上4階建てのアパートで、地下はランドリースペース、1Fはロビー、2F〜4Fが住居という具合だった。2Fには白人の高齢女性、3Fにそのアフリカ人女性とイタリア人女性、4FにDanielが住んでいた。キッチン・バス・トイレは2Fと3Fにあるようで、白人女性とアフリカ人女性がシェア、イタリア人女性とDanielがシェア、という割り振りになっているらしかった。アフリカ人女性案内してくれたのはが3Fの奥の部屋だった。私のためにベッドメーキングをして準備をしてくれていた。
アパートから歩いて10分くらいのところに、凱旋門が美しいParc du Cinquantenaire(サンカントネール公園)がある。天気もよかったのでしばらく散歩をする。凱旋門側からまっすぐに公園を抜けるとSchuman駅があり、EU本部や政府の主要機関などのビルが建ち並ぶ。ヨーロッパの優雅な雰囲気とは異なり、その一帯は少しピリッとした空気だ。
アパートに戻って昼寝をしているとDanielが帰ってきた。Danielとは2年前に東京で会ったきりだった。嬉しい再会だった。夜にはシェアメイトのイタリア人女性Sabrinaも一緒に夕食をとった。Sabrinaが美味しいパスタ料理を作ってくれた。食事はいつも4Fのバルコニーだった。Brusselsは夏と言っても少し肌寒く、天気も冴えないことが多い。けれども夏は夏、限られた季節をめいっぱい満喫するのがヨーロッパの人の過ごし方だ。
何より、人と一緒に食事ができることが嬉しい。


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Aiko Kono

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