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Iaas Paas Saas

Iaas を実現する技術

仮想化という技術を使って、コンピュータのように見えるものを実現している

仮想化技術を使って、資源の集中管理や効率の良いリソースの分配を行う

Iaas(ソフトウェア、ミドルウェア)

ベンダーの提供範囲(OS、ハードウェア)

・サーバ仮想化

1台のサーバ筐体上で複数のOSを動作させる技術

https://www.kagoya.jp/howto/engineer/itsystem/virtualization/

仮想マシン定義ファイルという「仮想マシンのスペック」などが記載されているファイルがあり、仮想化ソフトウェアはそれを呼び出して、書いてある通りに仮想マシンを作るという仕組みである。

仮想マシン内に「設定ファイルが」保存されているところがポイント。

サーバ仮想化製品は各クラウドベンダーにより異なる

①VMware,vSphere
商用のパッケージ製品として提供
<特徴>
・仮想化ソフトとして歴史が古い
・Windows, Linux など、さまざまなゲストOSをサポート
<利用クラウド>
・ニフティクラウド

②Hyper-V
WindowsServer 2008以降の一機能として標準提供
<特徴>
WindowsServerに標準でバンドルされている仮想化機能

③Xen
主要なLinuxディストリビューションに搭載

④KVM
Linuxカーネルの一機能として、主要なLinuxディストリビューションに搭載

サーバ仮想化によりスケーラビリティが実現される(スケールアウト)
仮想マシンの複製が容易なため、状況の変化に合わせて同一構成の仮想マシンをすぐに増やせる

クラウド環境とネットワーク

①共用ネットワーク
<特徴>
・全てのインスタンスが同じネットワーク上に存在
・ファイアーウォールを設置し、セキュリティを確保
・IPアドレスは自動付与
⇨IPアドレスとホスト名を設定し、基本的にはホスト名で通信を行う

②専用ネットワーク
<特徴>
・利用者専用のプライベートネットワーク上にインスタンスが存在
・ネットワークの範囲指定が可能
⇨外から入ってくる通信も必ずゲートウェイを通るため、ゲートウェイでセキュリティ設定を行うことにより、内部のサーバーを安全に保つことができる。
・多段階層を使用可能
⇨Web3階層システムを利用

Paas

アプリケーションを効率よく開発・運用するための機能が提供されている

<Paasに対応したアプリケーションフレームワーク>
アプリケーションフレームワークを利用して、開発効率を高めることができる

ゼロからアプリケションを開発
Java, OS, VM

フレームワークに、このプロジェクトでは、このようにコードを記述するという決まりを記載しておく。

Java言語でよく使用されるフレームワークは、Spring

Springで使って手元のPCからJavaプログラムは、サーバ上にもSpringがインストールされていなくてはならない。

<Paasが提供するアプリケーション開発用API>

APIとは、自分が作ったプログラムから、外部のライブラリのプログラムを呼び出す際に使用する。

クラウドベンダーの方で、データベースとやりとりする際の機能や、セキュリティ等で意識するべき認証機能を用意しておく。

この機能を使って、別のサイトでもデータ参照・更新やトランザクション処理、ログイン、ユーザ認証、アクセスコントロールができるようにしたものがAPI。

<ローカル開発環境とWeb開発環境>

Paas上で運用するアプリケーションは、ローカル環境のほか、web環境で開発できる。 EclipseやVisual Studioなどのプログラム環境を行うための環境を導入して、そこで開発を行う。EclipseやVisual Studioには、Paasと通信するためのプラグインが用意されているので、手元でプログラムを書いたら、ボタンを押して、そのデータをPaaS上にアップロードすることが可能。

Paasのブラウザ上でソースコードを修正できる。


Saas

従来のアプリケーションと遜色ないUX, UIでサービスを提供している

・ドラッグ&ドロップで感覚的な操作性
・非同期通信によるストレスのないデータ通信
・アニメーションによる視覚的なフィードバック
⇨見た目、使い勝手を重視している

web標準技術を使用することで、サービスに柔軟性と拡張性を持たせている。
・他サービスと連携可能
⇨リアルタイム性の向上、ユーザー数の拡大、既存システムの活用、業務の効率化

・利用シーンに合わせてカスタマイズ
⇨操作性の向上、サービス満足度の向上


クラウドコンピューティングを支えるクラウド基盤

データセンター

・クラウドベンダーは、世界規模のサービスを提供する、大規模なデータセンターを所有している
・利用者の利便性向上と災害対策のため、世界中に分散している
・ハードウェアやデータを安全に保管するため、免震構造、発電設備などさまざまな対策がとられている。










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