サラサラと生きてる
今日は久しぶりに仕事以外のために電車に乗った。高校からのともだちの家に遊びに行ってきたのだ。
仲良くなってからもう10年、高校みたいに毎日はとても会えないし、会えても数ヶ月に一度。
毎回、会いたい!が優先でそこからなにをするかを考えるんだけど、ずっと笑って話しているだけで一瞬で帰る時間になってしまうのがうれしい。
今日はお昼時に集まってモスバーガーをテイクアウトしてともだちの家に行き、一緒にごはんを食べて、新しくお迎えした子猫と存分に遊び、アニメを見て過ごした。文字にするとこれだけなのに、本当に楽しくてずっとずっと話していたかった。
彼女たちは結婚をして新しい家族が増えて、会話の内容も高校の時にはなかった話題やスパイスが増えた。
わたしはまだひとりだし今後も多分そういった経験を積まないだろうなと思うので、彼女たちのわたしの知らない体験したことも考えたこともない会話に、適したことばを見つけられないことが悲しいけど、それでも会うだけで楽しくてうれしいのが一番大切だな、と思った。
今日はうれしい話も聞けて、わたしにできることを考えながら熱い胸のままベッドでこれを書いています。できることもあの子が安心することばもわたしはきっと持っていないんだけど、なにかになりたい。なにかしたいと思う。うれしい。
今日たくさんなでた子猫のからだのサラサラとした感触が手もしあわせにしてくれていて、いい夜だ。
会えない日の方が圧倒的に多いし知らないことの方が多いかもしれないけど、ふたりもわたしも生きてるなぁと思った1日でした。
紙や印刷や加工にまつわる色んな方に会いにいく旅に使わせていただきます!