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【閉店後のつぶやき】生傷は喋るにあらず

頭真っ白、言葉が出ない!

前回放送について、反省文を残したい。

放送最後の15分はいつも、その時の雑感などを話すようにしている。
テーマは大体決めていくし、話すこともある程度はまとめていく。
ただ、話はナマモノでもあるので必ずしも決めた通りにはならないし、むしろ私はできるだけその時の正直な気持ちを話したいと考える方なので、準備どおりにならなくてもOK。(できれば準備もしたくないが、技量不足ゆえ準備は怠らない)

今日ももちろん準備していたけど、放送直前に「これは話すべき内容じゃないなぁ」と思ってしまった。
話そうとしていた内容に、どこか「わかってほしい」という気持ちが透けているような感じがして、そうなるとそれはラジオで話すべきことではないからだ。

話そうとしていた内容は、嘘ではなく正直な話。
しかし、私がラジオでリスナーの方にシェアしたい事柄には沿う内容ではなかった。だからまとまらない話を始めた結果、頭真っ白事件が勃発してしまった。

こんなにも喋れないものかと愕然とした。本当に頭が真っ白になった。言葉が出てこないことは、割と初めてな感覚だったので物凄く焦った。

かさぶたになったら

今回改めて、話す内容については「それは生傷なのか?かさぶたなのか?」を精査しないといけないと反省した。

ラジオにおいて、自分が第一に掲げてるのが「正直・誠実なこと」
そして、その次に来るのが「完了していること」
話す内容にもよるけど、現在進行形で悩んでいることとか壁に激突していることは、話すべきじゃないと思っている。
※笑いで昇華できたり着地できる場合は良し

しかしながら、私は決して強くないので時々誘惑に負けそうになる時がある。
出来事から得た気づきや学びをシェアしたい気持ちもありつつ、幾許かの承認欲求が絡んでいることは否めない。

生傷でグジュグジュしてる段階は、どうしたって生々しくなってしまう。
私が第一に掲げる「正直さ」においては符合するのかもしれないけれど、自分がそれをやりたいのか?と言われれば、NOだ。
なぜなら、自分の"わかってほしい"を満たすためにラジオをやってるわけではないから。
そしてそれはカッコ悪いと思っている。

カッコ悪さ

今回、私は頭真っ白言葉の出ない、いわゆる「できない自分」を露呈した形になった。
それはそれでカッコ悪い自分だったと思っている。
できればお見せしたくはない。

でも「わかってほしい」が透けでた自分を出していたら、もっと自己嫌悪になっていただろうと想像がつく。それこそ、カッコ悪い自分を露呈したことに反省じゃなくて後悔していたと思われる。
だから、前者で露呈したことはあの時私にとっては最良の選択で、その自分は褒めたいと思う。だから不思議と落ち込んではいない。

幸か不幸か、今回の放送は事情によりサブチャンネルでの放送だったため、普段見てくださっている方の目に届いていないようで。
それは私にとっては好都合ではあるのだが、でもやっぱりそれは正直ではないので、ここにリンクを残しておきたい。
興味のある方はどうぞ。(当該場面は40分あたり)




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