雨音の向こうで微かに村内放送が鳴っている。もう明け方かと手元のケータイを見るとまだAM1:55。こんな時間の村内放送とは何事かとXで検索すると、沖縄に雷が落ちまくっていた。主に南部で頻発していたらしく、だから中部の私にはそんなに影響なく眠れていたらしい。

村内放送が落雷のことを言っていたのかは定かではない。そもそも村内放送は何を言っているのかほとんど聞き取れない。でも何らかの注意であることには間違いない。だから恐らく落雷のことだったのだろうと半ば無理矢理納得して、また眠りにつく。

外は大雨で、そうでなくても日曜日は1日中湿度が高かった。
沖縄の湿度は内地のそれとは桁違いで、水の中に暮らしているような重苦しい感覚になる。しかしまだ思いっきり暑いわけではなく冷んやりじっとりなこの時期は、寝具の調整も難しい。クーラーをつけるわけにはいかないし、除湿機はうるさすぎる。だから限界まで眠気を誘発して深い眠りにつくほかない。眠たさが不快を追い越してしまえば私の勝ちだ。また深い眠りについた。

AM6:30。雨は止んでいたが、遠くの空でゴロゴロ鳴っている。今日も重苦しい雲が空を覆い尽くしている。湿度はやっぱり高め。
泳ぐように、今週も暮らしていこう。