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「思いがけない幸運を発見する。そんな出会いを提供したい」株式会社Laugfull代表取締役 ”杉元隆太郎”さん

19歳の時、渡米にて大きな衝撃を受けたことがキッカケとなり、大学在学中に起業。現在は、民泊運営代行サービス「Airstar」を手掛ける杉元隆太郎さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地:熊本県天草市
活動地域:福岡県福岡市
経歴:大学在学中、2014年2月14日 株式会社Laugfull(ラーフル)を設立。学生起業家として九州最大の旅団体の立ち上げや数々のイベントを主催。大学卒業後、シェアハウスを立ち上げ、運営。現在に至る。
活動:株式会社Laugfull(ラーフル)にて、民泊運営代行サービス「Airstar」を手掛ける。


「夢を詰め込んだホテルを創りたい」

Q1.現在、どのような夢やビジョンをお持ちですか?

杉元隆太郎さん(以下、杉元):究極的にはホテルを創ることが夢です。ホテルといっても普通のホテルではなく、仲間たちの夢を詰め込んだ、仲間と共に創るホテルです。

例えば、ホテルの1階にはカフェ、2階には美容室、最上階にはバーなど、お店を経営したい友人や仲間と相互で協力し、ホテルの中でお金を循環させていくことをイメージしています。

自分の会社はLaugfull(ラーフル)というので、その名前にちなんで「Laugfull Hotel」などを考えていて、 チェーン化もしたいですし、その後はフィリピンやニューヨークなど世界に展開していきたいと考えています。

 「ホテルを経営する土台をつくる」

Q2.そのことを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

杉元:そのために現在はゲストハウスや民泊事業を運営しながら、集客の仕方や、ゲストさんとの接し方などを学び、ノウハウを蓄積しています。ゲストハウスはホテルのスモールバージョンのようなものなので、その規模感を大きくしていきながら、ホテルを出そうと考えています。

また、現在ウェブメディアにも力を入れているのですが、購読率が高まればホテル創った時にすぐに拡散できます。ホテルの出店を見越して、ウェブメディアを育て上げていこうと計画しています。

 「人との信頼関係を大事にする」

Q3.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような(基本)活動をしていますか?

杉元:地道な仕事も、着実に積み重ねていくことを大事にしています。時に「この仕事をしていて未来に繋がるのか?」と思うこともありますが、今の仕事を続けた先に未来のビジョンの繋がりが見えているので、続けることができています。クレームなど厳しいお声を頂いたり、キツいなと思う時もありますが、来る未来のために笑い話にしながら乗り越えていこうと会社の仲間とも共通認識を取っています。

あとはオーナーさん等、人との関係性を大切にしていくことを大事にしています。例えば、些細なことかもしれませんが、メッセージを1時間以内に返すことなどを意識しています。結果として、有難いことですが、口コミや紹介に繋がっています。

「誰もが刺激を受けられる場所を創りたい」

Q4.現在の活動につながった背景には、どんな気付きや出会い、ご自身の変化があったのでしょうか?

杉元:大学1年の春休みに行ったアメリカ大陸の横断が、本当に衝撃的な出来事でした。
その時、主にゲストハウスを利用したのですが、上にはアメリカ人、横にはフランス人という風に色んな国の人と同じ部屋で泊まり刺激を受けました。また、アメリカを横断する中で、日本人70人と出会いました。その人たちの出身を聞くと、69人が関西・関東人で、1人だけが北九州だったんです。その時に感じたのが、「世界に素晴らしいものがあるのに、何故九州の人たちは旅に出てないんだろう」という疑問でした。

その出会った日本人70人の中で一番影響を受けたのが、ロサンゼルスのゲストハウスで出会った大学1年生の同い年の子です。彼の友人には、国会議員の秘書をやっている人や、ハリウッドスターになるために大学をやめてハリウッドに行った人がいるといった様々な話を聞かせてくれました。東京の人たちは、こんなことを考えているのかと大きな衝撃を受けました。自分の周りには、そんな人は一人もいなかったので、自分の中の常識が壊れた瞬間でした

こんな人に出会わせてくれたゲストハウスに感謝しました。それと同時に、私が衝撃を受けた様に、そんな刺激を与えてくれる場所がそもそも九州にないのではないか。自分がそういう場所を作ってしまおうと思うようになったのが、起業に至るキッカケでした。

「0→1を創ることにワクワクする」

Q5.その気付きや出会いの背景には、何がありましたか?

杉元:私の出身は熊本県の天草という場所なのですが、その中でも特に田舎の地域でした。なので都会であるアメリカに対する憧れや、改革したり、切り拓いたり、変えていきたいという想いの土台があるのかもしれません。1から100を創るよりも、0から1を創る方が好きです。新しいものを創ったら、また新しいものを創りたいと考えると思います。なので、ホテルも1つ創って終わりではなく、様々な拠点をつくって、様々な人たちを巻き込んでどんどん新しいものを創っていきたいです。

また、いずれ「革命前夜」という本出したいと思っています。この日々は革命前夜だったんだという想いを書き綴りたいと考えています。私の好きな言葉の中でSERENDIPTYという言葉があります。「思いがけず幸運を発見する」という意味で、この世界観を打ち出していきたいです。要は私達と出会った方々に、「何か思いがけないものを発見できた」と思って頂けるような、そんな出会いを提供したいですね。

記者:「SERENDIPTY」という言葉、素敵ですね!出会った方々に幸運を与えたいという想いがあるからこそ、それを軸に様々な展望があるのだと感じました。子供心を忘れず大自由に夢を描き、それでいてしっかりと現実を創っていく実行力も兼ね合わせている杉元さん。その意志の強さと柔らかさにびっくりしました。本日は貴重なお話、ありがとうございました。

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杉元さんの活動、連絡についてはこちらから↓↓
●Facebook:
https://m.facebook.com/profile.php?id=100002264425981
●株式会社Laugfull(ウェブメディア):
https://laugfull.com/about
●Airstar(民泊・宿泊運営代行):
https://airbnb-star.com/

【編集後記】
インタビューの記者を担当した北川&塩見&赤熊です。杉元さんが人生において、人との繋がりをすごく大事にしているということがひしひしと伝わってきました。全く何もないゼロのところから、新しい価値を生み出していく。そんな一番難しそうなことも、真っ直ぐさと発想の柔らかさがあるからこそ、人生を切り開いていけるのだと感じました。今後の更なるご活躍を楽しみにしています。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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