これから生き方を変える！と決めた４５歳主婦が
noteを始めてみようと思う。

大事なことは親が決めていた

私は子どものころから両親のいう通りに生きてきた。
当たり前すぎて反発は全くなかった。

まずは中学受験。
姉が受けたから私も受ける…
自分の意志ではないので見事に不合格！笑

高校進学は、私の受験できる学校が母の納得する学校でないので、母の選んだ学校を受験。
そして姉も短大を出ているので、私も短大へ行かないといけないらしく、短大がある付属高校だった。もちろん私立だ…

短大卒業後は茶髪を黒髪に染めたくないと言う理由で就活はしなかった。
なぜか、それは許された。

姉は、父の知り合いの会社に勤めていた。
私もその会社から声をかけてもらったが、姉と父がよく喧嘩をしていたのでお断りした。

そして「どうせフリーターするなら福利厚生がしっかりしたところがよくない？」と母に勧められて、大手の有名百貨店のアルバイトを受けて、採用していただき、アルバイトから契約社員になり、結婚をして、妊娠したので退職した。

これだけ書いて…改めて、私は自分の意志で自分の人生を決めていないと痛感する！

それなのに、不思議なもので、これだけ自分で決めていない人生なのに、人間関係だけはとても恵まれている！

中学生の頃からSMAPが大好きで、そのまま女子高に行ったものだから、SMAP熱も加速して、友達とただただ楽しむ高校・短大生活だった。
本当に楽しかった思い出ばかりが蘇る。

本当に心からSMAPには素敵な青春をありがとうございます！と感謝しかない。

そして、大手百貨店でも、ドラマに出てくるようなお局女上司、若い子たちのイザコザ…不倫…
いろいろ見て社会勉強できたけれど、私は直接被害はなかった。
むしろ、相談される側だし、上司からは正社員を差し置いてリーダーの役職もいただいた。

こうして、母が決めた道を歩んでも、深く落ち込むこともなく、楽しく過ごせていたので「お母さんの言う通りにしたのにうまくいかない！」なんて憎む気持ちにならなかったから、母の言う通りの進路が当たり前で、自分で決める力が育たなかったのだろう。

今でも素敵な人たちと出会えたので感謝している。

そして、結婚相手は自分で決めれた 笑
それはよかった。
おかげさまで、今もずっと仲良く円満に暮らせている。

私の両親は代々受け継がれるお店を経営している。
息子が大きくなるにつれて、私も自然と手伝うようになり、その後は主人まで仕事が休みの日でも手伝ってくれるようになった。

去年あたりから、両親も高齢になってきて後継ぎ問題が浮上。
姉も手伝ってはいたけれど「私は絶対に後継ぎはしない！」と早い段階から意思表示していて、私も主人も接客経験しかしてなくて、2人でお店をしたいな〜なんて考えていたから、当たり前に私たち夫婦が後を継ぐと思っていた。

だが、その気持ちがブチ壊れた！

今年3月、いつものように仲良しのママ友と楽しくランチをしていた。
彼女とは息子が１歳くらいから仲良くしてもらってるので17年の付き合いで、お互いの親戚、家族のことは分かり合っている。

そして、後継ぎ問題の話をした。
「私、お客さんがいつも喜んでくれてるし、パパも私と将来は2人でお店とかしたいな〜って言ってくれてるから後継ぎしようと思ってるねん」

すると彼女がすかさず「それ、aikoroの気持ち全くないやん！」と言った。

そのまま私は黙って少し考えた…
すると、どうしたことでしょう！

涙がポロポロ出てきた！

「ちょっとー！私が泣かしたみたいやんか！笑」
「なんでやろ…勝手に涙でるー！笑」

「そうや…私、後継ぎしたくないんや」

本当の私の気持ちが見えた！　

後継ぎしたらお客さんに喜んでもらえるから…
主人が私とお店の経営をしたいと言っているから…

人の気持ちを優先して、私の中で「このお店を引き継ぎたい！」と言う気持ちは全くなかった。
人の気持ちに合わせているのだ。
〝しないといけない流れだからする〟
〝みんなが喜ぶならしないとなー〟
と言うのが本心だったのだ。

それから、彼女に自分軸の話を教えてもらった。
今まで大事な進路を〝自分で決める〟ことをしてなかったから自分の気持ちが全く見えてなかったのだ。
〝私は他人軸で生きてきた〟と納得した。

その後〝もっと知りたい！学びたい！〟と強く思い、自己啓発の本、心理学の本、たくさん読んでいると楽しくて、今まで苦手だった読書が大好きになった。

この私が本屋さんに行きたい！と思う日が来るなんて思ってもなかった。

私は自分の潜在意識に気がついた。

こうしてaikoro45歳。
新たな人生、これからは自分の力で切り拓いて行こうと決心した！

自分の潜在意識に気づかせてくれたママ友には感謝しかない！
この日から私の考え方が変わってきた。

確実に今までよりいい方向に向いている！

父親は後継ぎをしてほしかったようなので、ショックを隠しきれていない。

今までの私ならそんな父を見ると、申し訳ない気持ちになって迷ったかもしれない。
でも、私は自分で自分の人生を歩む！と決めたから罪悪感もなく、聞き流せている。

年齢なんて関係ない！
私の人生はこれからだ！

最後まで読んでくださった方
ありがとうございます。

これからゆるりと色々なこと更新したいと思いますのでよろしくお願いします！