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子宮内膜アブレーション経験談

今回は女性の体のお話をします。
1年半前に受けた手術です。
これから、この手術を検討してる方の参考になればと思います。
(男性の方は読まない方がいいと思います)

私は昔から、経血は多めな方だと自分で思っていました。
過多月経と言われるものです。
脳梗塞発症後、血液サラサラのお薬を飲み始めて、さらに量が多くなっている気がしていました。

歳を重ねるごとに、どんどん量が増える…
脳梗塞後、さらに増える…
昼間でも40センチのナプキンがいっぱいになって、漏れることもあり、
寝るときはパンツ型のナプキンをはいて寝ていました。
貧血もひどくなるし、鉄剤も飲むほど。
これはヤバいな…ということで、婦人科を受診。

検査の結果、子宮内膜ポリープがありました。
おかげさまで良性だったので、日帰り手術で摘出。
何事もなかったようにスタスタと歩いて帰宅しました。

先生には、早い人では1年後くらいで再発するので、また気になることがあれば来院するように言われていました。

その後の経血は、ちょっと減ったかな~くらいでした。

私は早くも3か月ほどで再発。
毎月、生理になるのが怖くなってきました。

そして、その病院での治療法はホルモンのお薬で、しばらく生理を止める方法。私は血栓のリスクからピルは服用できません。
ホルモン治療だと、更年期のような症状になると聞かされ、まだその年齢でもないのに日常生活に支障がでると嫌なので、この治療は断りました。

もう、妊娠は望まないし、もう子宮を摘出したい!と思うほどでした。
そして、大きな病院の婦人科に相談に行きました。

そこで勧めてもらったのが“子宮内膜アブレーション”でした。
すぐに「その手術したいです!!」と先生に伝えました。

それから、一般的には下半身麻酔でするようですが、私は血液サラサラのお薬を服用していることもあり、全身麻酔の方が安心ということでした。

全身麻酔のために、いろいろと事前の検査を受け、子宮のMRI検査もして、手術できるとのことで、手術日を決めて、2泊3日の入院。

子宮内膜アブレーションとは…
簡単に説明すると、膣から細い器具を入れて、電子レンジと同じマイクロ派で照射して、子宮内膜を壊死させる手術です。

メリットは経血の量が減る。
デメリットは妊娠ができない。

手術は20分ほどで終わったようです。
目が覚めると、病室に戻っていました。

起きてから、激しい生理痛のような痛みが!
全身から汗が噴き出ていました。
ナースコールをして、カロナールを飲ませてもらいました。
そのまま横になっていたら、また眠っていました。

起きたら、腹痛はなかったです。
ただ、下調べでも書いていなかったことがありました!

それは、術後のお手洗いです!
トイレで排尿したら「ヒーーーー!」と、声が出てしまいそうなくらい、沁みるような痛みでした!!
次の日くらいまで、痛かったです。

退院後は、1週間くらい出血が続きましたが少量でした。

肝心な術後の経過ですが、この1年半、昼用の21センチのナプキン以外、使ったことがないくらい少量です!
そして、生理痛も特にありません。

これは量を減らす手術なので、PMSとかホルモンバランスの問題ははそのままなので、生理前のイライラや過食はたまにあります。

この手術で1日~2日は痛い思いをしましたが、この1年半、快適で過ごしやすいレディースDAYを送れているので、本当にこの手術を受けてよかったです!


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