アントワインー2018年9月の惑星配置

2018年9月7日 17:27

http://recreatingbalance1.blogspot.com/2018/09/planetary-alignments-september-2018.html

2018年9月4日

毎月の惑星と恒星の重要な配置を総括してご紹介する新プロジェクトの第一回です。何が起こるかという予言を行うつもりはありません。なぜなら常に自由意志に任されているからです。天空からやって来るエネルギーを読んでいくだけです。この目的は人々が日々のエネルギーの流れを進んでいく一助となり、エネルギーワークやプロジェクトの日程を惑星配列に合わせられるようにすることです。
もちろん毎月のアスペクトやエネルギーの全てに言及することはできませんので、私から見て最も重要と思えることに注目していこうと思います。

私の占星術について詳しく理解されたい方は、以下のページをご覧ください。
http://recreatingbalance1.blogspot.com/2018/08/galactic-astrology.html
https://note.mu/aile0211/n/n637d6f0da480

今年の夏は多くの惑星が逆行し、内面のワークや振り返り、再評価、影の部分のワークなどがとても重視されることになりました。8月末から9月にかけて惑星は再び順行していますので、次第に消えていく逆行の季節での学びを統合し、新しいプロジェクトやさらなる行動、新しい領域を取り扱うという新しい局面に入っています。

明日、9月5日および6日には、乙女座の水星とアテーナー、山羊座の土星、そして牡牛座の天王星で形成されるグランド・トライン（訳注：3つの天体によって描かれる三角形のことで、エネルギーが潤滑に巡る配置。「幸運の三角形」と呼ばれることもある。）は、水星とアテーナーが乙女座に入るときに活性化します。このグランド・トラインは逆行していた土星がにステーション（留）（訳注：止まっているように見える）になり、その日のうちに順行に戻る際にさらに活性化されます。

これは強力なエネルギーで数日間活性化し、増大し、9月9日の強力な新月の際に最高潮に達します。グラウンディングと安定化のエネルギー（アーストライン・地の三角形）で、前進し、グラウンディングし、安定して新しいプロジェクトを実現するために、私たちの人生や思考に光を取り込み、もみがらから麦をより分け、新しいメッセージや洞察を得るよう支援します。

9月9日に乙女座で起こる新月にはたくさんの興味深く強力な惑星の配置が見られます。特に金星に注目します。金星は新月のほんの数時間前に蠍座入りします。金星は現在、地球に最接近していますので、そのエネルギーは強力で、10月始めには逆行に転じます。金星は同じ領域で逆行し順行するため、同じ領域を二度訪れることになります。このため、逆行の間に取り組まれることになる問題や人生についての事柄が9月中に意識に上ってくることになります。この過程全体は2018年末にかけて起こり、これから数ヶ月のエネルギーが持つ主要なテーマとなります。

金星が地球に最接近する地点でこの逆行段階にあるとき、金星は行きつ戻りつして天空に以下のループ状の模様を生み出します。これは実際、金星が描く有名なバラの模様の中にある五芒星を構成する一つの点になります。

金星は女神や恋人のエネルギーであり、私たち全員にある美の元型です。金星が逆行の時期を通過する時は、私たちの内面では自分たちの関わり方に向き合い、振り返る時期となります。主要な問題は、この金星のエネルギーに関する自分達のどの内面を環境に外在化し、引き寄せているのかということです。金星は10月に逆行に転じますので、このプロセスについてはこれから数ヶ月にわたってお話ししていこうと思います。

金星はこのプロセス全体を天秤座と蠍座で行いますが、非常に重要です。天秤座は金星のホームサイン（訳注：本来の居場所）なので、天秤座ではより強力になります。天秤座のエネルギーはパートナーシップ、正義、バランスです。天秤座の次が蠍座で、統合、変容、錬金術的な死と再生、錬金術的な婚姻など、天秤座のパートナーシップの結果をもたらします。
これが金星の重要なテーマで、新月となる日、新月のちょうど８時間前に金星が天秤座から蠍座に移るというのは大きな意味があります。
さらに重要なのは、金星が蠍座に移る際、グランドスクエアとカイトと呼ばれる強力な２つのアスペクトを活性化することです。

このカイトは前述したアース・グランド・トラインを完成させます。金星が蠍座に入る際、このグランド・トラインのエネルギーが金星エネルギーの再生に向けられます。

天王星はここでは特に重要です。なぜなら天王星は金星のオポジション（衝）にあり、すべてのアスペクトと関係しているからです。天王星は次元間コミュニケーション、メッセージや洞察のエネルギーで、この場合、新月の期間、金星の女神エネルギーの再生を支援します。
グランドスクエアにはサウスノード（南の昇降点）にリリス、ノースノード（北の昇降点）にヴァルナがあり、このプロセスに私たちの宇宙の起源のエネルギー（ヴァルナ）と宇宙の子宮（リリス）のエネルギーをもたらします。

今回の新月は乙女座のサインで起こります。乙女座は古代寺院の巫女の元型の一つであり、秩序を生み出し、肉体を通して魂のエネルギーを誕生させるエネルギーです。新月とオポジションにある魚座の海王星は天空図にワンネスのエネルギーを持ち込みます。新月と、木星、冥王星、および海王星がすべて女性的サインにあってセクスタイル（訳注：60°のアスペクト）となり、無条件の女神の存在に降伏しやすくなるエネルギーをもたらします。これも新月後、数日間続きます。今回の新月には他にも強力なアスペクトがあるのですが、長くなりますので、全部には言及できません。

今回の新月までのエネルギーは安定していて穏やかですが、新月後のエネルギーはもっと前進し、物事を実現するエネルギーです。

9月11日には火星が水瓶座入りします。火星は逆行段階に通ったのと同じ領域を通過しますので、このプロセスでは結論をもたらし、学びを実行に移します。
火星が水瓶座に入る際、金星と火星、天王星と火星の２つのスクエアを活性化します。

これはエネルギーを非常に増幅し、火星と金星、およ双方の惑星が今年通過している、内面の振り返りという逆行プロセスとを結びつけます。そして、このアスペクトは男性性と女性性、
男性と女性、そして対極の和解に大いに関係しています。天王星は予期せぬ出来事や行動のエネルギーをもたらし、抑圧されたエネルギーを解放し、メッセージや洞察をもたらします。これは9月11日に始まり、数日間は継続します。そしてこの時期は緊張に気をつけるべき時で、平静を保ち、状況を建設的に用い、状況を極端に対立させることを避け、状況に関する極性を私たちの内面で和解させ、状況の背後にある高次の目的に目を向けるべき時です。

9月17日５AM（UTC)ごろ、月がヴェスタと共にセントラルサンの方角に並びます。ヴェスタは巫女の元型で、女神の聖なる炎を保持し、この火は地球に具現化された女神の光の存在および、クンダリーニのエネルギーを表します。ヴェスタはセントラルサンの方角に数ヶ月間位置し、以下はこの配置の最後数日間の図です。

月と調和したこのエネルギーは５AM（UTC)の前後数時間続き、エネルギーワーク、特に聖なる性的もしくはクンダリーニのワークやその他のワークを行い、セントラルサンと女神のエネルギーを地球にもたらすのに最適の時間です。こうすることでこの時期の緊張したエネルギーを解放し、解決をもたらすことに寄与できるでしょう。

それから9月23日に秋分を迎えます。秋分に太陽が天秤座に入り、正義とバランス、対極の和解というエネルギーをもたらします。太陽は牡羊座にあるキロンとに小惑星ヒギエアにオポジション（衝）で、山羊座にあるヴェスタと土星は共に太陽およびキロンとダブル（２つの）スクエアを形成しています。

牡羊座のキロンとヒギエアは私たちの核にある傷の癒しを表します。この２つは天秤座に相対していることから、これは内面の理解をもたらすエネルギーで、内側に和解と赦しをもたらします。このプロセスに共に加わっている土星とヴェスタは現実に向き合い、原因がもたらす結果を理解し、ヴェスタの女神の聖火で光に変ることに関係しています。

火星とサウスノードは共に水瓶座にあり、太陽とトラインを形成し、キロンおよびヒギエアとセクスタイルを形成し、私たちの行動を促し、様々な新しい方法や洞察を使って過去に蓄積したエネルギーに対処し、癒しのプロセスを推し進めます。
秋分の2日後に満月となり、この時、月はキロンおよびヒギエアと一直線に並び、この同じプロセスにさらなるエネルギーと光をもたらします。