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来たる、4/21鎌倉ダフネでのLIVEのこと

お腹の大きい状態でのライブは、残すところあと3個となった。私のDuoライブは、ステージに人間が3人。7人編成のライブではステージに8人乗っていることになる。それがあと3回。

4/21日曜日・鎌倉ダフネでのライブは、早々に満席となった(本当にありがとうございます)。
ライブの後に、振り返って文章を書く。とかはよくやるが、大抵ライブの前はSNS上での告知やお知らせばかり。
”次のライブについて”はあまり落ち着いて書き残せないものなのだ。

鎌倉ダフネは、スペースもそんなに大きくないし、”鎌倉”という土地柄「初めて私のライブを観にくる。」という人は結構少ないんじゃないかと思う21日のライブ。この日にこの場所でこのメンバーでこのライブをやりたかったんだという気持ちが、来場予定の人に伝わったらいいなと思いながら書いてみようと思う。(MC下手な私がステージで語る必要も省きたい。)


「My Love, With My Short Hair」のリリースから早1年。

早くも長くも感じる、内容の濃い1年だった。いうまでもなく制作期間は嵐のように過ぎ、その後のリリース、リリースツアーを振り返るまもなく過ぎた。自分のオリジナルアルバムの楽曲に向き合う時間も、これから作っていく曲たちに向き合う時間も、妊娠が発覚するまで持てなかったような気がする。「自分で生みだしたものにちゃんと向き合いなさい」とお腹の子に言われている気分だ。

「新しい景色が見たい」とライブ活動に向き合うようになり、4月のリーダーライブはギタリスト小沼ようすけさんとの共演、4/21の弦アレンジとの共演、4/27,28はピアニスト伊藤志宏さんと共演、と今までの音楽性に新しい羽が生えるような企画をした。

4/21のライブで弦アレンジをしてくれた作・編曲家の櫻井映子さんとはCM音楽の仕事で出会い、H.P.FRANCEの指輪がお揃いだったことから仲良くなった。初めて会う気のしない美しい女性だった。「テレビ番組のトップランナーにも出演した超売れっ子作曲家なのよ」と事務所の人から聞いていたので、もっと取っ付きにくい人を想像していたが、実際は全然違った。ランチをしたり、お茶をしたり、私のライブに何度も足を運んでもらったりするうちに互いの音楽観や人生観に理解が深まった。

「トップランナーとかに特集してもらっちゃって、さあこれから!仕事するぞー!って時に娘がお腹にいいるって事がわかってね、仕事は一時休止。笑」と、微笑みながら話す彼女は、音楽や表現活動を愛していて、同時に「豊かに生きるための心のバランス感」抜群の人だ。私の歌や、私の音楽が好きだと言ってくれて、未収録曲のmoonlandに、まず弦のアレンジを書いてくれた。それがまるで録音物に合わせてMVが完成したかのような景色の色彩化。すぐにライブを企画したくなった。私にとって音楽の始まりをくれた鎌倉ダフネで。

ピアニスト・ベーシストのトオイダイスケ。ギタリスト、アレンジャーであるSho Hamada。この2人は私のライブに欠かせないメンバーになっている。ビオラ奏者のEri Itonaga、バイオリン奏者の新井恵は昔からの友人でありDa Luaというバンドでの活動中もサポートしてくれていた。今回どうしてもチェリストに参加してもらいたかったので長年共演してみたいと思っていた橋本歩さんに参加してもらうことになった。

初回のリハーサルの前はさすがに少し緊張した。私以外ほぼ全員初対面での共演。空気作りも難しいだろうし、音楽の理解も時間がかかるだろうと思った。と、そんな心配は一瞬で消え、あっという間に全員が打ち解けた。本当にいいメンバーを集めてしまった。自分の直感力に自信が持てる。

早々に予約してくれた皆さんありがとう!特別なライブになるよ!




今までもこれからも皆さまからのサポートは有難く頂きます。てゆうか双子グッズ買います。笑