手紙を書くということ
今日はバイトがお休みで、朝に余裕があった。昨日は夜に食べすぎなかったから(えらい!)朝起きたときにはお腹がぺこぺこだった。
よし、モーニングいこう!
思い立って、ググって出てきた家の近くのカフェへ。こんなとこにカフェあったっけ?Googleマップを見ながら歩いていくと、たしかにカフェがあった。
『手紙が書けるカフェ』
表の黒板にそう書いてあった。
どういうことだろう?地下への階段を降りていくと驚いた。こんなとこにこんな広いスペースが!そしてなるほど、店内のあちこちにレターセットが置いてある。そして各テーブルにはペン。
モーニングはとってもおしゃれで美味しかった。ごちそうさま。
お会計のときに、なぜ『手紙が書けるカフェ』なのか、お店の方に聞いてみた。
「私がもともと手紙を書くことが好きで。いまって手紙を書く機会が減ってるじゃないですか。だから、ここに来たら、誰でもすぐに手紙が書けるようにしているんです」
…素敵だなあ。
たしかにいまって、コミュニケーションツールとして使うのは、ほぼほぼLINE。メールすら送らなくなっているのに、手紙を書くことなんてそうそうない。
そんないま、手紙を書くとしたら、その相手はよほど大切なひとだろう。
そのカフェは図ってか図らずか電波が悪くて、スマホをあまり触らない。自然と、思考が大切なひとへと傾く時間だった。
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そういえば、小学校や中学校では、一期一会(激エモである)とかなんらかのキャラクターのメモ帳を買って、友達に手紙を書いて、可愛い形に折りたたんで渡していたなあ。
私は1人の仲良かった友達と、授業の合間やお昼休みに、1日2回以上は手紙交換をしていた。学校の机も家の勉強机も、引き出しにはその子との手紙が溢れかえっていた。
そんなになにを書くことがあったのか謎だし、書いていた内容もぜんぜん思い出せない。
でもそっか、手紙ってべつに、なんでもないことでも書いていいんだよな。
手紙には重大なことを書かなきゃいけない、人生の節目に書くものだと、なんだか一大事なことのように思いはじめたのはいつからだろう。
私はね、可愛い可愛いひつじのレターセットを買いました。いま書くなら、ばあちゃんとお母さんかな。
もしいま手紙を書くとしたら、みんなは誰に書くの?
ありがとうございます。大好きなスタバ(ガソリン)に使います。