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パソコンの電池(CMOS電池)交換

アイニチ システム管理者です。
今回は、デスクトップパソコンで出たエラーについて、対応履歴を残します。

朝一パソコンを起動すると下記のエラーが

パソコンを起動すると下記のエラーが出ました。

表示エラー

Time-of-day not set - please run SETUP program.
時刻が設定されていません - SETUP プログラムを実行してください。

Invalid configuration information - please run SETUP program.
構成情報が無効です - SETUP プログラムを実行してください。

このエラーは、パソコンに内蔵されているボタン電池やバッテリーが消耗していると出る事があります。
(電池やバッテリーなど機器によって様々です)

電池はBIOS(バイオス)とよばれるパソコンを起動する上で、重要な情報を記憶管理しているCMOS(シーモス)を維持するための電池になります。

電池切れでも使えなくはないですが、時間のズレや情報が消えてしまうのが原因で、最悪パソコンが起動しなくなるので、交換をしたいと思います。

まず、パソコンを開けます。

パソコン内部

パソコン内部ですが、どこにボタン電池があるかわかりますか?

ボタン電池場所

赤○の場所です。
上の基盤を取り外すと見えます。

ボタン電池

このボタン電池を交換します。
ピンで挟まれているので、簡単に取り外ずせます。

このボタンを交換して組み戻せば完了です。

エラーは時刻ズレですが、パソコン起動後自動で書き換えるので、BIOSの設定等、特に設定を触ることはありませんでした。

今回のボタン電池交換は、パソコンを長く使えば起こるエラーです。
この記事で、『パソコンに電池があるんだ』と知っていただければと思います。

エレベーターや昇降機など機器も故障するものと理解し、故障時は迅速に対応出来るよう、メンテナンス契約を行い、準備しておきましょう。

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