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Nahuel Note #043 "Durazno"(2012)

映画『Durazno』

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ドキュメンタリー映画『Durazno』ボリビア/アルゼンチン、2012年、86分。

公開日:2012年(?)
Participation in international festivals / awards
(↑たくさんの映画祭などで上映。)
言語:スペイン語

監督・脚本:Yashira Jordan

出演:Ezequiel W. Gonzalez

Nahuel Pérez Biscayar

クラウドファンディグで作成されたエコ映画の試み(マニフェストが映画の最初に掲げられている)。

主人公エゼキエルが、自分のルーツを探してボリビア、アルゼンチンを旅するロードムービー的なドキュメンタリーで、ナウエルさんは一緒に旅をしつつ、エゼキエルの夢や過去の出来事というフィクションパートを演じる役割。

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予告編

本編はこちら→★Durazno★(英語字幕あり)⇒見られなくなりました。涙

Teaser他、映像集はこちらのVimeoのアカウント。

FBのページ(たくさん写真アリ)


ナウエルさんのアニメーションも使った夢パート、ひたすら可愛いのだけど、

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旅をしているパートもやたら寝ていて、かわいい…

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やたら寝ているのは、高山病のせいもあるみたい。

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タイトルのDuraznoは「桃(アプリコット)」のことらしく、自然光の映像もフィルムぽく、アコースティックな音楽も心地よく、優しい顔をした映画なのだけど、フィクションパートのナウエルさんがとにかく基本かなしいトーンなので、エゼキエル本人や家族たちが「普通」に語る過去への気持ちの想像力が膨らむ。

 

パンデミックのせいでナウエルさんのフランス他の舞台が中止になっているのは、きっとまた再演が、と期待できるのだけれど、この日本政府の対応のひどさでは、いったい日本は終息させられるのか、取り残されるんじゃないか、と不安しかないし、何をするにも集中できない感じはありますが、とりあえずナウエルさんのフィルモグラフィーは完成させるべく、引き続きやっていこうと思います。やるしか!