「逆転無頼カイジ」を見て考えた

最近、むしろスピンオフが本編みたいになっていて本編を「沼編」以降読んでいない状態ですが、アニメを観ておりまして。

アニメだと利根川の「FUCK YOU…ブチ殺すぞ…!」が「ブチ殺すぞ…!」になっているという仕方がない箇所もあったりしたんですが、割合原作基準で進んでいきますし、立木ナレーション解説がありがたい。そして、一般モブ中村悠一!

確か、この年にガンダム00に出て大ブレイクしたとはいえ、デビュー数年くらいは端役が多かったのだなあとしみじみ思いました。

今、鉄骨渡りの個所を見ているんですが、このアニメで大事なのは「人は絶対に信頼するな」「でも、一線を越えてはいけない」ちゅうことでしょうか。

確かにまあ、知り合いや友人や家族がいますが、いつまでもいるわけじゃない。絶対的ではない。友人から絶縁されたり、逆に絶縁したこともある。依存は危険ちゅうことです。100%誰かを信じ切れるのか?そんなことは無いと思います。

ただ、だからといって人としての一線は越えてはいけない。無論、主人公補正があるというのもありますが、カイジはギリギリのところで踏みとどまります。エスポワール号の元祖クソメガネみたいなことは絶対にしません。確かに、カイジはベンツのエンブレムを盗みまくったりしていますし、すぐに泣きますし、競争をやらされることが苦手で何度も騙されます。ですが、まだまだ借金は返済できそうにもありませんが、なんとかやれているのは「ここは絶対に超えちゃいけない」というラインは超えていないからなんですよね。まあ、DS版のクソゲーではあっさりと前にいるやつを押せたりできるので「絶対に原作観ていねえだろ…」と思ったわけですが。

カイジを、学生に見せて「連帯保証人にだけはならないように」とやった方がよくね?と思ったわけですが、真似するやつが多いし、言葉遣いは汚いのでまあ…ある程度いい歳になったら読んだ方がいいよな、と思ったわけです。ジャンジャン!

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