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「 きっとアナタをこえる人はいないけどアナタよりもひどい人はいない 」


まだなんとなくもやもやを抱えたまま、そんなもやもやをさらに膨らますかのようにイレギュラーな仕事が入りまくり、なんとか1週間駆け抜けて、同期と後輩ちゃんと旅行に行ってきた。
同期の家に泊まる予定だったので、彼女でもないから何も言えないしともやもやしつつ、でもわたしももう人のこと言えないし……とさらにもやもやしながら過ごした。

久しぶりの3人は楽しかったし、わたしは優劣をつけたつもりはなかったけどまた失敗してしまったらしくて、2人と1人になってしまったらしくて、また淋しい思いをさせてしまった。
恋人の、好きな人の、友達の、正しい距離感がわからなくなっている。わからなくなってることを共有できる人が少なくて、わかってくれる人を求めて、まだ帰り道なのにまた後輩くんのことを思い出してしまって、電車で2人と逸れてももういいやと思うくらいには疲れてしまって、1人で座ってたら「怖かったよ」と言われてしまった。もうなにもわからない。辛くてもいい、辛いのは慣れてるから正しい道を教えてほしい。わからないから慎重になって、いつも失敗してしまう。


椎名林檎姉さんも『ここでキスして。』で「あなたしか見て無いのよ」って言ってて、「恋は盲目」と言うのは"見えない"と言うより"見てない"だと思うから、ふと違う人を見てみると同期の嫌いなところがたくさん"見えて"しまって嫌だった。
反対に好きなところもまた見つけられて、その一つがすぐに謝ってしまうわたしに「別に謝って欲しくて言ったわけじゃないよ」と言ってくれるところだった。

変えた髪型もノーコメントだし、彼女と呼んでもくれないのに、わかってるよ感を出されるのも嫌だった。でも失ってしまうには惜しい人だと思ってしまうくらいには、恋愛純度100度かはわからないけど好きだった。


今までで1番近い友達が入籍して、ついにそんな歳になってきたのかと憂鬱になる。
明日で24歳、ずっと大人になれずに、歳は変わらず同じペースでとっていくから、少しずつ、歳を取るのが怖くなる。

なんだかもう死にたいな でもあの子に会いたい

23歳 / SIX LOUNGE

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