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ウォーレン・バフェット「アメリカと中国の関係」

アメリカと中国の貿易関係

米国と中国は、経済的にもその他の面でも、長い間世界の2大超大国であり続けるでしょう。
両国には多くの共通の利益がありますが、他の経済大国同様に緊張関係が生じることもあります。
基本的に世界の貿易はWin-Winの関係です。
中国とアメリカはその主要な要素です。
しかし、この状況には他の多くの国も関与しています。
アメリカの良い点は、民主党も共和党も基本的に自由貿易のメリットを信じていることです。
お互いに意見の相違はあるでしょうが、貿易の恩恵は大きく明白です。
そして世界はその進歩のために大きく自由貿易に依存しています。

知的な国々は、時に愚かなことをすることがあります。
米国の輸出は1970年にはGDPの約5%でしたが、今では11%以上に増加しています。
しかし、輸入は14.5%に上り、3%のギャップがあります。
このギャップが広がりすぎないことを望んでいますが、考えてみれば、欲しい商品をたくさん送ってもらい、代わりに小さな紙切れを渡すのは最悪の事態ではありません。

私たちは貿易で驚くほどうまくやっており、中国も同様に目覚ましい成果を上げています。
世界の国々は貿易で成功を収めており、これはWin-Winの状況です。
唯一の問題は、一方が勝ちたいと考えることです。
両国とも経済的に前進しています。
中国はより低い基盤からスタートしたため、経済的にはより早く進歩しています。
貯蓄率が高く、長い間貧困にあった国が世界の先進技術を吸収し、成長しています。

50年後のバークシャー・ハサウェイはどうなるか予測するのは難しいですが、アメリカと同様に成長し続けるでしょう。我々は、株主に重点を置いた企業であり続けることを望んでいます。

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