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悲しいときほど、空は青い

止まない雨はない
明けない夜だってない
そして、溶けない雪もない。
そう、信じて前向いて歩んで行けるかな。

どんなに雨が降り続いても、
洗濯物がなかなか乾かなくて、
太陽の光がこの部屋の中には届かなくて、
憂鬱な日々が続いても、
窓を少しだけ開けて深呼吸しても、
窓辺にしゃがみ込んで、
少しだけ見える空の様子を伺ったり、
天気に気持ち、左右されたくはないのに、
それでも落ち込む日だってある。

それはまるで、空と心が繋がっているかのように
空模様が人間の気持ちまで染めていってしまう。  

昨日までの自分に、伝えたい。
「明日の朝、晴れるよ。」
だから、そんなに落ち込まないで。

雨が止んで、空が晴れて。
そして人間が泣く。

そんな朝が来るということを、
雨という、渦に呑まれていたら、
そこに置かれている、当事者にとっては、
それだけが世界の全てであるかのように感じて、
いつか晴れることすら忘れて、落ち込んで、
そんなことに気づいては忘れ去ってしまう。

人の気持ちは、空と同じで、すぐに変わってゆく。

人間は、自然というものに、
影響を受けて、そして生かされているのだと、
人は、よく忘れる。

いま、まるで世界中が雨かのように、
止まない雨や明けない夜とか、
雪に埋もれ凍りついたような心で、
暗闇の中、息を潜めて、静かに呼吸している。

人は、地球の住民である。
もし、地球が、自然が、世界中が、
人間が動きを止めることによって、
もう一度、新しい世界へと、
生命を繋ごうとしているのなら。

優しくなろう。この世界に、地球に、環境に。
そして、自然に。
優しくなろう。自分の心に、耳を傾けよう。
大切な人を、大切にしよう。
ごめんなさい。も、
ありがとう。も、伝えよう。

いま、世界が、そして自分自身のこころが、
足を止めている時、
静かに再生していく、という未来を信じよう。

どんな失敗や、困難や、
乗り越えられないような障壁や、
この先ずっと寄り添っていくべき自分の弱さも、
いつか誰かに寄り添うことの出来る強さに変わると
信じて日々を過ごしていこう。

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