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宣伝会議 AdverTimes Days 2019 Springに行ってきました

宣伝会議 AdverTimes Days 2019 Springに参加してきました。
無料なのに、登壇者が豪華でお得すぎるセミナーでした。
席に限りがあり、すべては観ることができなかったので、
私が観た一部のセミナーのメモです。



クリエイティビティの過去、現在、そして未来。


白土 謙二 氏
思考家/元・電通執行役員(戦略担当)

橋田 和明 氏
HASHI inc.
クリエイティブディレクター・PRディレクター

鈴木 聡倫 氏
株式会社CHERRY
代表/ビジネスプロデューサー

これまでの広告
1960-1070:米国の広告表現の黄金期・アメリカに学び
1975-1993:日本の広告表現の黄金期・日本独自
1994-2014:バブル崩壊・負けない広告
2015-2020:今
効果的なマーケティングに必要な7つ
1:広告力
2:商品力
3:統合力・営業力
4:ブランド力
5:事業構想力
6:戦略広報力
7:社会環境力

社内の重要核とされていた宣伝部は、だんだんと位置付けが低くなった。
CSR推進室→サステナビリティ委員会となった。

真のクリエイティビティは、誰が提供していくのか?

ー志向ー
あったらいいなではなく、あるべき姿が議論されているか
・世の中にとって新しい問いになっているか
・その仕事は、意思や思いがはいっているか
・ゴールが長期的な視点で設計されているか

GIFMAGAZINE×東京個別指導学院
スマホネイティブ世代に届く
“3秒ループ”のGIFプロモーション

大野 謙介 氏
株式会社GIFMAGAZINE
代表取締役社長/CEO

早川 剛司 氏
株式会社東京個別指導学院
マーケティング部 部長

住田 博人 氏[モデレーター]
株式会社GIFMAGAZINE
広告事業部 事業部長

GIFについて
GIFは海外に比べると日本では送られていないが、
短尺動画として海外では使われている。
・コミュニケーション:LINEのスタンプのように送ると楽しい
・メディアコンテンツ:自分で楽しい
GIFの3原則
・3-6秒の超短尺動画でストレスレス
・インパクトがありループ展開が楽しい
・教室価値のコンテンツ化を目指す

指名買いされる、ブランドのつくり方
~meiji THE Chocolateの
ブランドストーリーから見るヒント~


井田 紀美子 氏
株式会社明治
開発本部 デザイン企画部 アートディレクター

佐久間 悠介 氏
株式会社明治
開発本部 カカオ開発部 開発1G スペシャリティチョコレート担当

山根 哲也 氏
株式会社ライトパブリシティ
クリエイティブディレクター / コピーライター

鈴木 奈々瀬 氏
株式会社ライトパブリシティ
アートディレクター / デザイナー


meiji THE Chocolate

スペシャリティ・チョコレート
専門性・先進性を象徴する商品群として
プレミアム原料を使用し、カカオの特徴が際立ったチョコレート。

海外では、チョコレートは大人のための嗜好品とされているので、
日本でもそういった位置付けにしていきたいというところから始まった
→カカオという魅力を最大限に引き出す

商品の強みと今までにない着眼点で商品開発を行なっていて、
パッケージに関してもユーザーにアンケートをとったりしながら調査した。
社内の上層部からしたら、パッと見て今までのチョコレートと違いすぎる。そのため反対の意見を当時のマーケティングは、
「僕たちはターゲットではないんですよ」といってくれた。
「わからないからいい」そういう説得をした。

食品は、今までのものや歴史があり、パッケージは難しい。
2秒で判断されてしまうため、
パッケージを見て中に何が入っているかわからない
そういう意見もあるし、心配もある。

新しい文化をつくっていくためには「今まで」ではない。

No.1ヘアケアブランドが実践する、
若年層とのエンゲージメント・コミュニケーション


青木 一真 氏
株式会社CHERRY
クリエイティブディレクター/コピーライター

中村 力也 氏
ユニリーバ・ジャパン

山吉 あすみ 氏
ユニリーバ・ジャパン

ーユニリーバ
イギリス・オランダ
190カ国25億人
全員がパッケージを変えたら自動的に環境問題・貢献に繋がる
CSRというものは、マーケティングだろうと行う、だから部署はない
ーLUXブランド
2019年で発売から30年
1989年:ラックススーパーリッチ
2007年:スーパーダメージリペア
2014年:ルミニーク
家族一緒のシャンプーから、女性のおしゃれのために発展した。

LUXブランド課題
購入者は主婦層の40代が多く
競合と比較したとき、若年層の勾配の低さが課題とされた。

LUXは、ストレートニーズと若年層に向けた製品としていたが
今の若い世代には伝わっていなかった。

従来のコミュニケーション
LUXといったら「ストレート」
LUXに興味のある人に響くような、
LUXワールド=ゴールド金髪な女性のイメージで広告を作っていた。

新しいコミミュニケーション
ストレートといったら「LUX」
ストレートを基準に考えてくれたら、LUXに興味のない人にも響くのでは。

クリエイター視点で考える
『Webでの企業ブランディング』


嶋野 裕介 氏
株式会社 電通
CDC / コミュニケーションプランナー

中村 洋基 氏
PARTY
Creative Director / Founder

小島 翔太 氏
株式会社博報堂
統合プランニング局 アクティベーションプランナー/クリエイティブチーム“最高”クリエイティブディレクター

ブランディングとは?
branding=焼印
他の牧場の牛と区別するための印だった。
広告においても、それをつくるための手法としてつけられた。

「生徒に好かれる先生になる」
Twitterは、
オードリーぷろぽーずも、イチローの引退会見も、
料理の失敗も、長官の苦労話しも、面白いCMもなんでも出てくる。

つぶやきだけだったが、
どんどんいけてるものが集まる場所になった。
そこに、広告や活動がお邪魔できたら最高だ。

おきまりの授業ではないので、
いけている先生!って思われるようにしよう。
どんな先生になりたい?と考えてみよう
生徒に人気のイケてる先生はかっこいい!


コンテツ主導権は100%消費者
自社ブランドらしさを持ちつつ
消費者に損させないコンテンツをつくることが重要

CONTENT IS KING
コンテンツが一番重要と考えている。

例でBOSSだとしたら、
メインターゲット=働く方を支援する
ターゲッティングがWEBの一番いいところで、
正しいターゲットに向けて行うと意外と届くはず。

メモなので一部ですが、
ブランディングや商品を通してのコミュニケーションという視点や
こんな切り口でブランディングを考えているのかという勉強になりました。

2日間もあったので見れていないセミナーもありましたが
行った価値ありなコンテンツでした。
セミナーも本が10%OFFで売っていたので新刊を購入しました。



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