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編集者/コンテンツディレクター 三度の飯より食べることが好きです。映画とワインとピクニックと小説。おてんばパグ&ガールとの暮らし。 パリジェンヌになりたい。 Instagram:https://www.instagram.com/aipon79/

マガジン

  • カルチャーつまみ食い

    本、映画、ドラマ、漫画、音楽など、つまみ食いしたカルチャーの記録です。

  • おいしい、たのしい、大好き!

    三度の飯より食べることが好き。食いしん坊まっしぐらの記録です。

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    撮った写真をアップしています。フィルムとかデジタルとか。

最近の記事

本日もつつがなく。

いつもより1時間早く保育園に送り届け、仕事仲間でもある友人とモーニングへ行く。朝8時半。グラスワインを頼む。「朝っぽいやつ」。 食べ終わったら、地下鉄に乗って、早稲田で降りて、石段登って、お参りして、行列に並んでお守りを買う。全読点に「おしゃべりして」が入るが割愛。 1年前、会社を辞めた次の日に訪れた穴八幡宮だ。 「大変楽しゅう1年でした。今年もどうぞよろしゅう」 ちょうど読んでた『ちはやふる』の詩暢ちゃん口調で感謝とご挨拶をば。 「目標を持たない。過去をパッと振り返

    • ワインエキスパート受験の記録 1次試験

      3歳になる娘を出産後、「お酒を飲む」という行為がすっかり変わった。 とにかく短い時間で、飲酒という行為の魅力を最大限に享受するためには、酒を知ることだと考えるようになった。 甲類焼酎をレモンとかジャスミン茶で割った何かを飲みながら、時間と体力と理性を溶かし続ける飲酒も大好きだ。だけど、毎朝7時にキラッキラの笑顔で腹の上に飛び乗られる生活においては、その飲酒スタイルは限界があった(たまにやるけど)。 同時に今年1月に会社を辞めてフリー的な感じになり、後ろ盾と武器がなくなった

      • ただようサンデーモーニング

        娘が習い事に行ってるあいだのサンデーモーニング。 3回目なのに意気揚々と向かっていく背中に逞しさを感じて見送って、束の間優雅に朝食かまして舞い戻る。 ドアの隙間からのぞいてみると、車座になっておしゃべりする子たちと、もくもくと自分のことをする子のあいだを荷物を持ったり、出したり、歩み寄ったり、髪の毛直したりしながらただよう小さな子がいた。 娘は私によく似ている。カフェで隣り合った人に、レジのお姉さんに、バスで横に立っている人に「そっくりね」と日々話しかけられる(週1確実

        • 日記|できないことが増えていくことがうれしいとか、春。

          独立して1ヶ月が経った。 できなことばかり、知らないことばかりの毎日。 それがわりに楽しい。 そんなわけで、できないことに直面する日々の記録。 * 18年ぶりに車の運転をしてみたら、ハンドルの回転具合がわからなくて、全曲がり角で教官の腕が伸びてきた。 そもそも私の脳では、右折と左折と右と左が噛み合ってないから曲がり角はパニックでしかない。 ずっと脇目も振らず前だけ見て走ってきた人生だったからしょうがないんだけど(うそ、寄り道ばかりの人生だったわ)。 平手ちゃんの「角を曲

        本日もつつがなく。

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          日記|1週間 モラトリアム 食べすぎ

          会社を辞めて1週間が経った。振り返ってみたら、大変おいしい日々だったので記憶を記録。 1日目は、フリーランス友だちが口を揃えて「行け!」と言った穴八幡宮に行へ。 豊川稲荷の縁切りで余計な縁とサヨナラして、穴八幡宮へ行き、一陽来復のお札を買って、八幡鮨で海鮮丼を食べるフルコース。 朝、新しい仕事の打ち合わせもした。天気もいいし、幸先いいんじゃないの。 2日目。数年前ご一緒してたクライアントさんに会いに行く。目黒ってことでnoonでランチ。 3日目。めんどくさがってたペー

          日記|1週間 モラトリアム 食べすぎ

          心機一転

          昨日、8年半勤めたRIDE ,Inc.を辞めました。 そう人生に何度もない心機一転のタイミングということで、少しだけこれまでを振り返ってみたいと思います。 *** 20代最後の年、スキルも経験もないなかRIDEへ入りました。 面接のときに聞かれたのが「コンテンツマーケティングって知ってる?」という質問。 当時、にわかに広まりはじめたその言葉を必至に理解したフリをしたところからRIDEでの編集者としての経験がはじまりました。 WEBをとりまく変化の波に身を委ねながら、編

          心機一転

          お仕事のご依頼について

          編集の花沢亜衣です。 執筆やコンテンツディレクションもやっています。 2023年2月に独立し、のんびりわくわく挑戦させていただいています。 できることや仕事実績をまとめました。 🦒 プロフィール編集者・コンテンツディレクター。 1985年東京生まれ。大学・大学院で建築デザインを学んだのち、出版社、制作会社にて編集やWEBディレクターを経験。 2014年よりRIDE ,Inc.にて、編集者・コンテンツディレクターとして大手クライアント様数社のオウンドメディアの企画・制作・運

          お仕事のご依頼について

          【2022年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!お店編

          2022年もいっぱい食べて、飲んで、おいしく生きました。 お酒を飲んで、しゃべって、食べて過ごせることがやっぱり好きです。 ちょっと前までそれが奪われていた世界だったなんて。 新しい店を開拓するより、好きな店に何度も行きたい。そんな気持ちにもなっていった1年でした。 AC house(西麻布)めちゃくちゃ“イケてる”お店だった。料理もプレゼンテーションも、カルチャー感も空間も人柄も“イケてる”。とにかくかっけーってしびれた。 行ったのは秋深まる頃。少しずつ冬の気配も出て

          【2022年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!お店編

          【2022年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!レシピ編

          お店で食べられないもの、SNSや雑誌で見て食べてみたいものを自分の手で作れるのはうれしい。 レシピを見るのが楽しい、どんな味なんだろう、なんでこれを組み合わせたんだろう。よし、作ってみよう。 2022年も家飯をアップデートしてくれるレシピにたくさん出合えたな。 ホタルイカのラグーホタルイカとトマトで作るラグーは今年一番は感動したレシピかも。 dancyuの2021年4月「シンプルパスタ」にのってた。 大好きなホタルイカをこんなおいしく食べれられてしあわせだ。 目玉、くちば

          【2022年の振り返り】おいしい!楽しい!大好き!レシピ編

          【2022の振り返り】 #買ってよかったもの

          自分の備忘録も兼ねて買ってよかったものを振り返ります。 エンダースキーマのキーケース鍵を長年むき出しで持ち歩いてたけど、去年、財布を黒い革のがまぐち(N25)にしたので傷になりそうで困っていたところ見つけたのがエンダースキーマーのキーケース。 丸い革で鍵をくるっと包んで留めるだけのシンプルなデザインもいい。 黒い革で揃えたくなってカードケースも買っちゃった。 VEJA RECIFE CHROMEFREE LEATHER フランスのメーカーVEJAのベルクロスニーカー。海

          【2022の振り返り】 #買ってよかったもの

          冬の友だち

          毎年、冬になると「そろそろですね」と集まる友だちがいる。 「そろそろですね」 「そろそろですよ、でも、まだ白菜が高いかな」 「白菜と大根安くなってきたね」 「セリも出てたよ」 「そろそろですね」 「やりますか」 そうやって集結した私たちは、ひたすら野菜を切り、りんごをすり、出汁を取る。 約束の半日前から白菜の水を切る私たちは年末進行の波に飲まれる側の人間でもある。 それでも、泣きながらネギを切り、思ったより疲れる人参の千切りをして、毎回上新粉に苦戦して、ニンニクと生姜をす

          冬の友だち

          日記

          20代の頃のバイト先の店長と友だちと飲んで、19時に解散になったから下北でもう少し飲もうかなって。 店長は猪木が死んで意気消沈だって言ってたけど、それきっかけではじまった旧友とのLINEが忙しそうだった。 友だちともう少し飲もうかなって思ったけど、井の頭線で下北着く瞬間まで妙に胃がぽこぽこしてたから、そのままバイバイした。 なんの会だったんだろう感否めないけど、夜遊びの理由になればなんでもいい。 お金おろしたら胃痛落ち着いた。もう少し飲もうとワインバーに行った。 下北はイ

          日記

          家族旅行。 明日の朝、午前中から動きたい娘と午前中は寝ていたい夫にはさまれるんだろうな。 「明日の朝、娘と適当に出かけるから、君は寝ているがよい。その代わりに私はこれから飲んでくる」娘と一緒に寝落ちしかけてる夫に言い残して部屋を出る。 夜の鎌倉は思った以上に静かで、なんなら小雨も降っていて、その小雨のせいなのか目星をつけていた店はことごとく臨時休業。 (なんとなく奥でウェイウェイしてる空気はなんなんだ。臨時休業…) 諦めてホテルのラウンジ(というほど大したものではない)

          日記

          「ママもね」「おとうはこれ」「ぱんちゃんも一緒」「えんちゃんもやる」「みんなで行く」。 娘が最近言うようになった。 「おいしー」だけでなく、「うまい?」って聞くようにもなった。 彼女の世界に、I(私)、you(あなた)、us(私たち)が確立したんだなぁと。 しみじみ成長がうれしいという感情より先に、世界の認知が広がっていく過程ってそんな感じなんだと電気が走るような感動があった。 3連休、3日飛んで、3連休一緒に過ごしてるあいだにそれは確信になり、そして日々彼女の話術はアッ

          【1日のルーティン】フルタイム編集者(お酒好き)の場合

          最近よく「いつ飲みに行ってるの?」「いろいろ食べてるけどいつ行ってるの?」って聞かれるので、その回答の代わりも兼ねて縁側ちゃんの #母のルーティン にのってみる。 …と、その前に7月よりサマータイムを導入しようかと思ってる。 このあとのルーティンは今後運用予定のサマータイム導入後の理想型です(仕事関係者にあいつサボりすぎじゃね?って言われそうでこわい…) ルーティンの前にサマータイム導入の経緯を語りたいあるとき16時にぽっかり仕事が終わってしまった日がありました。 明日の

          【1日のルーティン】フルタイム編集者(お酒好き)の場合

          10年くらい前に見た夢

          10年くらい前の夢を思い出した。 寝ながら見る夢じゃなくて、眠らない夜に語り合う方の夢。 その夢は雑炊屋さん。正確には鍋のあとの雑炊屋さん。 *** 友だちのひとりがクリスマス付近が誕生日で、毎年有馬記念を見ながら誕生日と忘年と有馬記念をした。 冬だから自然と鍋をやって、昼から飲んでるけど、最後の締めまでつい食べてしまって。 鍋って締めの雑炊が一番うまいよね。 雑炊のための鍋だよね。 ってなったってだけの話なんだけど。 そこからは、冬のうちに雑炊のための鍋とは

          10年くらい前に見た夢