いつも走りだせば流行の風邪にやられた

彼氏が風邪気味である。
先週の日曜日、お昼過ぎまで寝て、元気だったから、いつも気になってたけど行ったことがなかった焼肉屋に行った。
そうしたらなんか楽しくなっちゃって、日曜日なのにカラオケ4時まで二人で楽しんじゃって、そこから、風邪。

私は彼と一緒に過ごしているから、これもうつりそうで怖い。
コロナではないようだから、ひとまずは安心だけれど、今日は久々に大学の友達と約束をしているから、なるべく慎重に行きたい。


BUMP OF CHECKENの、才悩人応援歌が好き。
私にも得意なことや好きだったことがあったけど、それを自分より得意だったり好きだったりした人を見たときに、「あ~あ、私には敵わないんだ、どうせ」と思ってしまって、得意なことも好きなことも忘れてしまう。

最初の呪いは母だったと思う。
本が好きで、本に関わる仕事がしたいと思ったので、
「司書さんになりたい!」
と言ったら、「稼げないからやめなさい」と言われた。(これは確かにそうだった)
声を褒められることが多かったので、友達とオーディションに参加し、一次審査に通ったと思ったら、
「本気で食べていけると思ってるのか?」(これもそうだが)
と言われ、二次審査は行かせてもらえなかった。

私たちの先には、到底かなわない人がいて、それにはなれないのだから、はじめからやめなさい

そういうことだろうと思う。

そんなことをたくさん繰り返していたから、何かを好きになっては忘れ、何かを好きになっては忘れていく。
あの日ずっと聞いていた好きな歌も、もうサビしか歌えなくなっている。

でも大人になってから思う。
手塚治虫がいたからと言って、その後漫画家が出なかったかというとそうではないし、
ゴッホやピカソがいたからと言って、画家になるのをやめなかった人もいる。
全てはほぼ昔の人が考えていて、私の新しいオリジナルの考えなんてない。

だから、自由に、続けたもん勝ちなんだと。

続けるまでにたくさん障害があって、続けられない人が多くて、続けようとする人の足を引っ張るんだと。

そう思っても、結局私は何が好きなのかは見つけられないでいる。
足を引っ張り続けているのは、私自身だ。


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