見出し画像

SBIの北尾CEO

これは、新型コロナが流行する前のことであるが、SBIは株主総会とは別に株主に対し、インフォメーションミーティングと称するSBIの現況の報告会を行っていたので、それに行ってみた。

①SBIの北尾さんは、松井証券やマネックス証券の悪口を、いつものように語っていた。私は、それを微笑ましく感じる程度にはSBIを贔屓していた。

私は北尾さんと話してみたかったので、質問の時間に手をあげた。その頃、SBIはFXの子会社を設立する旨、発表していたが、まだ具体化していなかったので、それを訊ねると、北尾さんはその質問を待っていたかのように深く頷いた。そして、SBI証券の人が通り一片のことを答えた後、北尾さんは私に向かって「FX会社の経営、これは儲かる」と言った。私は、この人に関西商人の商売気質を感じた。

質問者の中には、後進に経営者の席を譲らないのか、などど非礼な質問をする者もいたが、北尾さんは適当にやり過ごした。

その後、SBIの子会社株で損失を被った人の怒号が聞こえることもあったりして、護衛の人も付くようになる。正式な株主総会ではないので、軽い気持ちで参加できていたのだが、不穏な空気が醸成されるようになり、新型コロナが流行してとりやめになった。

北尾さんが著書をくれたりして、その著書も、それなりに面白かったし、北尾さんの話しも参考になったので、新型コロナも下火になったようだから、また行くかもしれない。

今後、何回かに渡ってネット金融について書こうと思うので、よろしくお願いします。

お読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?