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【シリーズ】名古屋一人旅 1日目


3月に母とハワイに飛んで以来、久しぶりの1人で遠出で名古屋に来ている。前回来た時は蜻蛉返りのような、パートナーの音楽ライブの付き添い&運転手だったため、名古屋観光は名古屋城とみそかつ食べて帰ったくらい。

今回は私が今入会しているシーライクスの名古屋拠点の拠点開放日の予約が取れたので、パートナーに犬のお世話をおまかせしてシーメイトさん(シーライクス会員さんの総称)に会いに行く旅。

国内は観光目的であちこち予定を入れるけど、今回は人に会うが目標なので、それが楽しみでワクワクが止まらなかった。

移動

自宅のある栃木県から名古屋までの道のりは遠いようでめちゃくちゃ近かった。東京駅までの新幹線は人が少なく、乗ってすぐに寝落ち。終点だから起こしてもらえるという甘えから、ぐっすり寝た。本を開いて寝落ちができるのは日本だからこそだよね。と半目で電車を降りる。

降りた新幹線のホームは割と落ち着いていたのに、階段をおりたら通勤ラッシュよりも殺伐とした帰省ラッシュ。11月24日は祝日と週末に挟まれた金曜日。みんな実家や小旅行に行く人たちで溢れていた。
乗り換えが10分もなかった私は1人あくせくと人の波を掻い潜りながらなんとか電車に乗り込む。乗り換えの時間を加味せずに、ネットに勧められるがままに予約した私をこの日恨んだ。

あくせくしながら席についてほっと一息。ふと気がついたら、英語・スペイン語・韓国語・ベトナム語?(東南アジア系の言葉)が飛び交ってて、飛行機に乗っている気分だった。

小田原をから出発した時点で私の周りには日本人よりも訪日観光客の方が団体でいらっしゃって、インバウンドの快調と2019年のコロナ前の水準を超えたのは本当らしいと肌身で感じた。

その中の1人に声をかけられる「そこ私の席なんですけど・・・」
え、私もちゃんと見て席についたのですが…。指定席だし、そんなことあるのか?と思って切符に目を落とす。

15号車11列E席。私が座っているのは15列E席

本っっ当にごめんなさい。全力で謝って、大急ぎで出していたものをカバンに放り込み、スーツケースは大工が木材を担ぐかの如く肩に乗せ移動をした。周りの海外観光客の方にはドン引きされた空気感を背中に感じながら、棚にスーツケースを放り込みちゃんと自分が予約した席で身を小さくしました。

以前名古屋に来たとき構内の道順をしっかり調べてから行ったので、寄り道することなく近鉄線に乗り換えた。今回は名古屋駅周辺にホテルを取ったので特段調べることなく、乗る路線の看板を追えばいいやと思って呑気に構えていた。

そして看板を2つ辿った先で突如と消える東山線の文字。どこに行けばいいかわからなくて佇むわたし。なんとなく人の波に乗ったら目的の地下鉄線へ到着した。ホテルの最寄駅までは1駅、栃木と違って駅の感覚が狭い。駅からホテルまでは1本道で行けたのでラッキー!

ホテル到着

少し早めのチェックイン。今回泊まったのはランプライトブックスホテル。1階がカフェで本棚があり、買ったコーヒーと本棚にある本を席に持っていき楽しむというところ。 宿泊者はその本棚から1回につき1冊まで部屋に持って帰っていいというbooks to go サービスを展開。紙の読書が好きな私にとってもってこい。早速1冊借りた。

部屋ランプライトブックと名がついてあるだけあり、オットマン付き読書チェアとリーディングランプがあり、またパソコン作業やお化粧ができるよう鏡と椅子もちゃんと用意されていた。こじんまりとした部屋だったけど、バルコニーにも出られて、120点のお部屋。

実際に泊まったお部屋 
デスクにあるのは1階のカフェで借りた本

荷物を置いて、早速観光へ。名古屋に行く前にXでゆるーくおすすめを募集していて、コメントが返ってきたところを制覇すべく動き出す。

このツイート深夜に上げたせいで肝心の場所を書き忘れるという失態。

まずは初日中心外から距離があると言われていた星ヶ丘に電車でいくことに。ここで東京であまり見ることのない名古屋民の優しさに触れた。
カップルで乗り込んだ人に隣同士で座ってもらうため、一席空いたところに移動する女性。乗り込んでくる人が多く近くの人が座れるように一つずれる人、お年を召された方に席を譲る人。

名古屋民みんなあったかいじゃないか!
そんな周りの皆さんにほっこりしながら電車に揺られること約15分ほど、星ヶ丘に到着。坂道に建てられたショッピングモール。白を基調としたエクステリアでふっと肩の力が抜けるような空間。

ここではおすすめされたTT(トド a little knowledge store)のチーズケーキとお店のイチオシのコーヒーをセットでいただく。チーズケーキは私の予想を超える四角いケーキ。

チーズケーキは想像していた以上のとろけ具合、食べるというより飲む感覚が強い口溶け柔らかいケーキ。一緒にいただいたのはトドコーヒー。普段はオレにしてしまうことがあるのですが、オリジナルブレンドとあったので、
ブラックでオーダー。コクがあって、舌触りが柔らかい酸味の少ないコーヒーでケーキとの相性抜群。ケーキおかわりしたかった……

三角のケーキを想定していたよ

陽も落ちつつあり、夕飯の時間もホテルに一回戻ってきて、1階のカフェで名古屋カフェの調べ物。名古屋にきたからにはみそカツかひつまぶしか散々悩んでえいやでひつまぶし。1人だったけど連休もあったので、予約。おひとり様の予約ってリッチな気がしませんか?笑

そうして夕飯の予約の時間まで自室で借りた本を読む
読書用の椅子のクッションが程よくやわらかいのに、体が埋もれすぎない感覚が最高。オットマンもあってしっかり足伸ばしながら読書が進む。

夕飯

今回予約したひつまぶしは、評価の高かった「うなぎ屋 しば福や」さん。

評価が高いのはもちろん、「うなぎ丼とひつまぶしの合わせ技メニュー」があったから。欲張りな私なので、うなぎ丼とひつまぶしのいいとこ欲しいという気持ちから、即決。
外パリ、中ふんわりなうなぎに伝統のタレがしっかり絡んでいて、お箸が止まることなく一瞬で完食。

うなぎのお供は日本酒でしょ、ということで久しぶりにお目にかかった【作】しっかり一合いただきました。

大変美味しくいただきました

空腹&1時間でお酒を飲んだからか、いい感じに出来上がってしまったため、円頓寺商店街を一周してからホテルに戻る。このロゴがまた可愛くて帰ってくる時に思わずぱしゃり。

長々となりましたが、これがなんと1日分。
こんなに普段行動することないので、思い出全部書き連ねたらすごいことになってしまった。
2日目もっと動いたので、記事の分量によっては前後編に分けるかも・・・。

とりあえず、名古屋初日終わりです!


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