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「異文化理解」を仕事にするための大事な事3つ

最近異文化理解に関心ある方によくキャリアの相談に乗っています。その中で気がついたのは、異文化理解に関する職業がなかなか見つからない事。確かに思い返せば自分自身も半年前には同じ悩みを持っていました。色んな人に話しを聞いたり、自分で会社を探したりして、分かったことがたくさんあるので、今日はその中でも特に大事なポイントを3つに絞ってみました!異文化に興味ある方、参考にしてみてください✨

①異文化単体での仕事はない

異文化理解に関心ある人がよく間違えてしまうのは、「異文化理解」という仕事がある事。「文化の違う人の異文化間のトラブルを解決する」そんな仕事があるのではないかと思ってしまうのですが、実際にそういった仕事はないです。
例えば、グローバル企業内の人事コンサルや日本の学校で働いている英語の先生と日本人の先生の間のトラブルの解決など、異文化×組織コンサルや異文化×教育など、異文化×〇〇があって初めて仕事として成り立つので、自分は異文化とその他何に興味があるのかを考えると見えてくると思います

異文化に関するいくつかのオススメの企業を載せましたので、参考にしてみてください^^

1.株式会社リンクジャパンキャリア

2016年設立の会社。元はリンクアンド モチベーションという組織人事コンサルの会社が立ち上げた子会社。日本で働きたいと思っている外国人人材向けの採用やその後の生活面のサポート全般を行っている。
https://www.link-jc.co.jphttps://www.link-jc.co.jp


2.株式会社リンクインタラック

一つ目の会社と同じく、リンクアンドモチベーショングループ会社の一つ。公教育にALT(外国人助手)の派遣・育成・定着サポートを行っている会社。子供達が外国人の先生と触れ合う事で、より広い視野と一人一人の個性を引き出す事を目指している。グローバル人材育成や教育に関心ある方はオススメです。

http://www.interac.co.jp/corporate/


②ターゲットを考える

どの会社もそうなのですが、その会社が提供しているサービスには必ず対象者があります。例えばスターバックスのカフェであれば「少しアメリカンの雰囲気を味わえて、美味しいドリンクを飲みたいブランド好きの女子」これをターゲットと呼びます。
それと同じく、会社を見る時に、その会社がどういう人をターゲットとしているのかを見て、その人に対して自分は本気になれるのか、週5で向き合っても苦じゃないのかを考える事が大事です。

なぜかというと、異文化理解と言っても、色々な対象者がいます。例えば、日本で就職をしたい留学生、日本の企業で働いている外国人社員、移民・難民の方、或いは少し視点を変えて、海外に出て行きたいと思っている日本人など。それを考えずに、とりあえず異文化理解を仕事にしたいと思って動いても、途中で「結局自分は誰にどんな事をしたいんだろう」とつまづいてしまう。
異文化理解はあくまで手段なので、最初に考えるべきポイントは「誰」の部分です。逆に言うと、それが決まると自ずと自分はどの会社に行くべきか、どんな仕事をすれば良いかが見えてきます。


③自分が異文化の環境に居たいのか



異文化理解を仕事にしたいのか、それとも異文化理解の環境に自分が行きたいのか、この二つは似ているようでかなり違います

異文化理解を仕事にしたいのであれば、上でお伝えした内容で考えれば良いのですが、異文化の環境で働きたいのであれば、「海外で何をしたいか」を考え、目的を明確にしましょう。海外で働くと言っても、色んな働き方があります。例えば、日本の自動車製品を海外で広めるだったり、海外進出している商社に入って、海外の人と交渉をしてモノの売り買いをするなど。

就活の時も必ずといっていいほど、「会社でやりたい事」を聞かれます。
「海外に行きたい」だとふわっとしてて、「結局あなたは何がやりたいの」と突っ込まれてしまうので、そこはブラさず軸を持ってたほうが良いですね


プロフィール
【名前】                                 吉岡愛羅(よしおか あいら)
【所属】
青山学院大学 文学部 英米文学科
異文化理解コミュニティー創設者/オランダツアー代表
TSI(The social impact)副代表/TOPAZ学生団体運営
【実績】
組織立ち上げ・運営(World Third place、TOPAZ、The Social Impact)
イベント企画(国際交流イベント、異文化理解イベント、国際協力ビジコン、その他)
言語資格(TOEIC970、英検1級、中検準1級)               【想い】                                 「文化の異なる人が共に生き、自他共に認め合う社会を創る」         #異文化理解 #多様性#教育#アイデンティティー#平和構築#対話#相互理解
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