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瞳を閉じて、眩しかった愛に包まれて

高校時代、文化祭が近づく頃になると、放課後は閉門の時刻ギリギリまで、みんなで遅くまで模擬店の準備や合唱の練習という名の遊び時間を満喫していました。

そんなある日、学校の帰りに他校の友達の家にUNICORNのアルバムを持っていく予定を立てていた私は、カバンのサイドポケットにCDを入れて、教室で壁新聞コンクール用の記事を書いていました。すると偶然にも教卓のスピーカーから、UNICORNの「Maybe Blue」が流れてきたのです。

しかし時は1990年代後半、私達はUNICORNをリアルタイムで聴いている世代ではなく、もしやと思いカバンを開けると、入っているはずのCDがありません。これは放送部の友達の仕業に違いないと、放送室のドアを開けました。

友「あっ、気付いた?」
こ「そうだろうと思った」
友「悪いけど少し借りるよ」
こ「いいけど、声は掛けてね」

その時私が持っていたアルバムは『VERY BEST OF UNICORN』でしたが、その友達からもう一つの企画版ベストアルバム『VERY RUST OF UNICORN』を教えてもらったことをきっかけに、後に全CD音源をコンプリートするほどハマることになったのです。

 

それだけに、私がAWAで公開したUNICORNの自選プレイリストには妙なこだわりがあって、あえてこれまでに各種ベスト盤に一度も収録されなかった曲の中から、個人的に好きな隠れた名曲をセレクトしました。

UNICORN
『瞳を閉じて、眩しかった愛に包まれて』

① FINALLY
② 逆光
③ 夜明け前
④ ミルク
⑤ フリージャズ
⑥ Sadness
⑦ シンデレラ・アカデミー
⑧ SHE SAID

『瞳を閉じて、眩しかった愛に包まれて』(タイトルフレーズは「Sadness」より)

でもUNICORNといえば、やっぱりこの曲ですよね!

 

さて、水曜土曜はすまスパの日。

今回は、ピリカ文庫より「ピクニック」をテーマに、前半は西野圭果さんの可愛らしい作品をこーたが朗読、そして後半は律子さんが描く大人のシリアスな作品をピリカさんが朗読しています。それぞれに魅力が詰まった二つの物語をお楽しみ下さい。

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