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プレイヤー的なアレ、クリエイター的なアレ

どうも、airchです。

Twitterの会話でネタができたので書きます。
元ツイはこちら↓

それに対してこのようなリプが。↓

ぶっちゃけ私、ギターの専門学校に通っていながら、プレイヤーとしては生きていけないだろうなと早々に思っていたんです。(おい)

ピアノを3歳から習ってて、そこでも思ってたことなんですけど、

私プレイヤー脳じゃないや。と。
クリエイター脳なんだ。と。
まぁ実際にこの言葉は今日会話のなかで
思い付いたことですし

実際そんな言葉があるかどうかは知らないです、あったとしてもここでいっている意味とは違うかもしれないのですが。

とにかく、周りのプレイヤーと呼ばれる人たちと自分の間にちょっとギャップを感じていました。

それについて今日は書いてみます。(完全に個人の意見です)

そもそもプレイヤーになるためには
何が必要なのか。

ここでいうプレイヤーとは、ギタリストだったり、ボーカリストだったり、楽器を実際に弾く人のことだと仮定します。
プレイヤーは、当たり前ですがそこにある楽器を使って魅せなければいけません。そのためには脳内の自分のイメージと、楽器を実際に弾く筋肉や体の動きをうまくリンクさせなければなりません。自分に与えられているもの、持っているものを最大限使って表現をし、持っていないものは練習で表現に使える武器を増やしてレベルを上げていく。ここが重要になってきます。脳と体の動きがスムーズにリンク出きる人は効率よく習得出来るし、できない人はその分体に染み込ませる練習をすることが必要になります。

一方クリエイターとはそもそもなんなのか。

ここでいうクリエイターとは、音楽をクリエイト(創造)する、つまりプロデューサーだったり作曲家と仮定しましょう。
曲を作るのには、まずテーマや世界観が必要です。もう持っているもの、そこにあるものももちろん必要ですが、なにより『その世界を創る』のが大事ですから、想像力、創造力がメインになります。また、時には使える使えないに関わらず自分が持っていないものから引っ張ってくることもあります。

どうちがうのか。
分かりやすくゲームで例えると。

プレイヤー脳の人は、こつこつと敵を倒し(練習)レベルを上げて技を習得したり(レベルアップ)お金をため新しい武器を手に入れたり(使える楽器のグレードアップなど)していくタイプです。堅実に一つの職業を極め、納得したり、一通りの技を習得した上で次へとステップアップするのではないでしょうか。攻略も、全ての街や村を順にたどり、宝箱のとり忘れもありません。隠しダンジョンはネットで調べ行き尽くします。ゲーム界の生徒会長です。

一方クリエイター脳の人は、まず転職します

レベルはおかまいなしです。片っ端から転職してとりあえずその世界をだいたいかじります(全体の把握)。そのなかでこの職業いいかもって思ったらしばらくレベルをあげたりします。(うっかり極めたりもします)なので初期に覚える技はどの職業のものでも使えたりします。適当に歩いていつの間にか後半に行くようなダンジョンに入ってしまってうっかり死んだりします。武器も見た目が良いとつい買っちゃいます。なにもない海とかで無駄に『ここを魔法の絨毯で3回往復すると隠しダンジョン出るんだぜー』とかいって作られたゲームの世界観を塗り替えようとします。
たまにそれが製作陣の思惑にまぐれで合致してホントに洞窟出てきちゃって『なにこれー!』とかいってシンバルもった猿のようにはしゃいだりします。

どうでしょう?

すべて当てはまる訳じゃないと思いますが、なんとなく伝わります?

え、伝わらない?
考えない、感じるの。(ドヤ)

かならずしも、どちらか、という訳じゃないと思います。というか、どちらもバランスよく持っているのが、表現するのには一番良いんじゃないかなと思います。かくいうわたしもどちらの素質もあります。宝箱は全部とる派です。(きいてない)ですが、基本的なノリとしてはクリエイター脳です。

プレイヤーは今持ってるもの、やってることなどを分析してそこから広げていくのが得意です。

クリエイターは、持ってるものやってることは気にせず『何をするか』にフォーカスします。

で、私はプレイヤーとしての脳が足りないので、ここで出てくる問題が

脳と体のリンクがうまくいかなくて
脳内ではできているものを表現できない

これです。冒頭のギターがうまく弾けないのやつ。
頭のリフを実際に弾けないのやつ。


練習すれば良いんでないの?
はい、その通りです。


なんですが、ここでまた弊害があります。

①クリエイター脳の想像力は
アウトプットしないと爆発する

はい物騒な話になってきました。そうなんです。練習してる間に、違う想像力が働き続けるとどんどん脳内で広がって収拾つかなくなってアアアアアァァァァァー!!!!! ドーン!!!!

②必ずしも脳内の音が実際に弾けるものとは限らない

どんな楽器にも、歌声にも、出せる音域というものがあります。プレイヤー脳の人は、その中で手癖などを駆使して作り上げるのが得意です。
しかしながらクリエイター脳の人は、そもそも出せる音域がどうという前に頭の中にあるメロディを落とし込むので、必ずしもその出せる音域の中で作られるわけではなく、その壁にぶつかったとき『さて、その音をだすにはどの手段を使おうか』となります。

米津玄師さんとかそうですよね。初期の頃の楽曲は、ドラムが4本手がないとできないリフもあったとかなかったとか。

でもクリエイター脳からしたら、そんなのどうでも良いんですよ。ドラムが手4本必要なら、リアルでライブするときにドラムが二人いればええじゃないですか。
その世界観のその曲には、その場所にその音が必要だったんですよ。

えーっと、なんでしたっけ

そうそう、それで、最近自分がクリエイター脳にかなり傾いているために、自分で自分の曲を演奏して録音するときにプレイヤーとしてのリンクがうまくいかないから、そこのバランスを取るためにどうするかを考えなきゃな、と思った次第です。

そんなわけで、今回はクリエイター的なアレと、プレイヤー的なアレについて語ってみました。
長くなっちゃった。ここまでご覧いただきありがとうございました。

では、またね!

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