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吾峠呼世晴原画展に行った。

家族に内緒で行ってきました。
平日に有休をとり、こっそりと…。

内緒にしている罰なのか、電車で行くのにPASMOを忘れ、さらにATMでお金をおろそうとしたらカードが飲み込まれ出てこない。
なんという運命なのか。
行くなというお導きなのか…。
コールセンターにつないだりして20分ほどタイムロス。
やっとこさ電車に乗って神奈川の田舎から六本木まで2時間ほど。

都会っていうのは地図を見たって迷うのだから、
その時間も計算に入れて余裕をもって出発したんだけど
乃木坂から森アーツギャラリーまで9分って書いてあったのに
私は40分くらいかかりました。
なぜかというとナビに違う目的地設定してたからです。
どれだけおバカなのでしょう。

というわけで南青山をウロウロ徘徊して
足の裏を痛めながらやっと六本木ヒルズ到着…。
泣きそうでした。
結局、大通りを横断する歩道橋が見つからなかったんですけど?
どこにあったんでしょうか。

皆さんが写真を撮っているポスターが貼ってある柱が見つからなくて
また心細くなっていたらやっと発見。
皆さんなんで斜めにして撮るんだろうと思ってたら、柱が斜めだったんですね。
今流行りの撮り方なのかと思っちゃったよ。

会場入り口付近は整理券の時間帯になるのを待つ人だかり。
平日だよね?って感じの人の多さでした。
土日はもっと混むんだろうな。

入場時間になったのでゾロゾロと列を作り、階段を登ります。
友達や家族と来ている人が羨ましかった。
分かち合える人がそばにいていいな。
私の前にいた人もひとりだったので、勝手に親近感を感じていました。

コスプレしている人がいてびっくり。
大人でしたよ。学生には見えなかったけど…。
胡蝶さんとカナヲだったかな。
あと、リュックにびっしり無一郎のバッヂつけてる愛を感じる子とかいました。
わかる、わかるよ…とおばさんは心の中でその子を認めました。

入場し、動物園のように原画の前を進んでいくんですけど
全然動かないんです、皆さん。
原画だから、じっくり近くで細部まで確認するんですかね。
私としては近くで見れなくても良かったので、
早く進んでくれ!とちょっとイライラ。
そしたら順番に見なくていいです、とスタッフが言っていたので
恐る恐る人だかりを抜かして先に進んじゃいました。

といっても、だれも見ていない原画というのがあまりなくて
空くのを待ったり天井にあるキャラごとのセットや飾りなどを目に焼き付けていました。
煉獄さんや実弥の技の立体作品、蜜吏ちゃんや伊黒さんの武器とか
無惨の肉塊とか作った人すげぇな、これ最終的に壊しちゃうのかな、とか
思いながら見ていました。

柱ゾーンあたりから、これは帰りの時間を考えるとペースを上げなくてはヤバいということに気づいて、
そこからは残念だけどじっくり見て回るのは諦めました。
でも実弥のとこでジワジワ感傷的になっちゃって名残惜しかったです。
もう一度、行きたいな…。

もう一度行きたい理由はもう一つあって、グッズで推しがでなかったという心残り。
実弥のバッヂが出るまで諦められない。死にきれない。

南青山を歩き回ったせいで足の裏が壊滅的に痛かったので
カフェとか無理でした。時間的にも。
並んでいたし、ボッチで食事とか悲しすぎて私は無理だった。
ヒルズを探索する夢も儚く散りました。

帰路は乃木坂まで歩くのが嫌だったので
千代田線に乗ったんですが、乗り換えが全然わかんなくて焦り。
大江戸線の案内ばかり出るから泣きそうでした。
なぜか大江戸線に乗りたくなかった。

なんとか見知った代々木上原に着き、大好きな小田急線に乗れました(好きではない)

原画展で印象的だったそのほかのこととしては
マンガ何度か読んでるのに、このシーンなんだっけとか
この後どうなったんだっけとか、帰ったら読み返さなくては!
という気持ちに駆られたこと。
そして蜜吏ちゃんと伊黒さんの書き下ろし絵が超よかったこと。
善逸伝がおかしすぎて、ここまで考えてあるのになんで世に出さないのか、ってこと。
最後に、漫画家さんって本当にすごいお仕事だなってこと。

語彙力がなくて申し訳ないけど、この作品を読むことができてよかった!
アシスタントさんとかデザイナーさんとか編集さんとか
原画展自体にも、携わったすべての人に感謝感謝…。

家族に内緒だけど、鬼滅まだ好きなのとか言われるけど
計画して行ってよかった!

東京ラスト、また予約しよう。
ぼっちツラいけど。

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