第9回は

幸せのやってくる日 / イーグル空港（イーグルフェロモン×AIRPORT）

ライナーノーツの前に。
noteを後にしたイーグルさん、サイトの方に拠点を移して活動されています。ぜひ、ご覧ください。
https://eagleferomon.wixsite.com/eagleferomon-music
イーグルフェロモン 公式サイト

この曲は、以前にイーグルさんがnoteに上げていた弾き語りを先にchickiiが聴いてて、空港プロジェクトに合うんじゃないかと勧められて聴いてみたのが出会いです。
曲の持つスピリットといい、プロジェクトにぴったりだと思ってイーグルさんに打診しました。

その後、イーグルさんのnote上で、僕はあるアルバムの名前を知ることになる…
それが、イーグルフェロモンさん2作目の『怒りのドラゴラムゾン』です！
ヤバイ香りのするアルバムであるのと同時にイーグルさんその人が見え隠れする楽曲が詰まったアルバムです。サウンド的にもイーグルさんのルーツが見えそうです。
幸せがやってくる日も収録されています。その当時のテープを聴くと、実はこの曲がめちゃくちゃ熱いバンドサウンドで演奏されているのがわかります。しかもドラムはBECKの「Loser」からインスパイアされたドラムループ。BECK好きな僕にとっては共通項を持つもの同士のシンパシーを感じました。

それで、それまで弾き語りのイメージが強かったこの曲でしたが、テープを聴いた途端、これはバンドだなという思いに至ったのです。そして、ドラムはLoserだなと。

サウンド面では、chickiiが先にLoserを参考にしたドラムと打ち込みベース、シンセを重ねたオケを作りました。毎度ながらchickiiの空間系シンセは気持ちいい。
そこに僕がディストーションの効いたエレキギターをふんだんに重ねていき、BECKの「Loser」なんてどっかにいっちゃうほど、青いギターをノリノリで弾いてしまいました。

サビの『…う〜ずがぁ〜』の低温の響きがツボです。
コーラスをやらせてもらってますが、イーグルさんのボーカルに重ねるのはほんと気持ちよかったです。ラストのサビなど高音がめっちゃ伸びるんですよね。

イントロの古臭い音はMary Annさんの「以前の音がクリアになって輝きを増して今に戻ってくる」というコメントを参考にさせてもらいました。こもった音からフレッシュな音に変わるのをイメージしました。

7分の大曲ですが、この曲のアルバムの中での立ち位置は英国オアシス『Morning Glory』の中の同じく大曲「Champagne Supernova」です。アルバム後半、ゆったりと盛り上がりチルアウトしていくそんな印象があります。

制作中はニューウェーブとかシューゲイザーとかマンチェとかいろんなキーワードが出て、ミラクルのシンクロニシティも凄かったイーグル空港。
イーグルさんが撮影し提供してくれた風景写真もブックレット内にふんだんに使わせていただきました！

またどこかでシンクロできることを願って。

-AIRPORT kei-

https://note.mu/chickii/n/n37e9cdaf1976
幸せのやってくる日 / イーグル空港（イーグルフェロモン×AIRPORT）

https://note.mu/chickii/n/n797b9bfc4d8d
https://note.mu/chickii/n/n8f09108c058e
相方によるライナーノーツとプロジェクトを時系列で追った総括もご覧下さい。

次回セルフライナーノーツ10は『passengers of the airline』の予定ですʕʘ‿ʘʔ

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