手紙を書く、磨く、拭く、色を塗る。

毎分 

祈る

感謝ではなく 怒りを選んだというなら

毎分

祈る

その怒りは ヒントでしかない

毎分

祈れ

いつまでも繰り返す 不愉快 繰り返し

慣れるしかなく 麻痺していく それが「敵」だ 敵の武器

私は見る 会話の 焼け野原

こんな戦いに 消耗するのも 沢山なんだというなら

毎分

祈る

塵に 芥に 藻屑に だろうとも

思い出すことがふいに

気持ち悪い笑顔の 熱に浮かされた 頬の色

どこか執拗な 解説をして いた 何処から この男は 

この、男も、

わいてきた

どこから …思い出され飲み込む 言葉も 言葉も

ひとつにし

毎分 

祈る

呪が飛びかうなか 機関車に乗れ

書いては燃やし 書いては立ちのぼらす

この煙が文字をえがき揺らぐかに見えた

あの空の何処かでは

2025年には 2030年には デジタルが ああなこうな そうなだと…?

それがアンタさんの望みなのかね!?

加担するのが賢い かね!?

祈る

祈る

祈る



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