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山口県 4パーク 2機種

秋吉台サファリランド☆

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初来園:2020/10/26 来園回数:1回

1977年開園。サファリパークの付属遊園地ということで、群馬サファリパークなどに近いイメージです。ラインナップもよく似ています。
まずは前提として山口県最大の遊園地及び、中四国最大(唯一?)のサファリパークである、ということです。
宇部市のときわ公園は2011年にスーパーローラーコースターを撤去して以来コースター無しとなっており、実質的にはまともなコースターに乗れるパークとしても唯一といえます。

さて、ぜひ乗車してほしいのはまずコースターと、数を減らしつつあるトップスインガーも現存しています。ダックス、メリーゴーラウンドなど数機種だけトーゴ製があるのもアツいですね。
そして何よりアドベンチャー~謎の地底探検~、これです。これこそ同園内最強のアトラクションです。コースターよりこれに絶対に乗ってください
ラインナップの似ている群馬サファリパーク、宇都宮動物園にも似たような名前のレトロダークライドがありますが、それらとは比べ物にならない程の大規模施設です。
コースの長さはもちろんですが、各シーンの演出物の大きさには度肝を抜かれました。
稼働や音は少なく、ただ薄暗い中で巨大な造形を見学するだけの乗り物、と言ってしまえばそれまでですが、これは本当に乗ってよかったと思うライドです。

また、2000年代中ごろまでは弾丸コースターという名前でマッドマウス型もあったようです。弾丸て……笑

  スーパーコースター☆

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初乗車:2020/10/26 乗車回数:2回
https://photos.app.goo.gl/BjSB6vty9GM5WYDj7

池田製作所製中型コースター。2020年現在、現存唯一の池田製作所製ではないかと思います。
下り水平ループと2回の急カーブによる横Gを楽しむコースター、という印象です。乗り心地自体はスムーズ寄りであり、安心して乗れるかと思います。
実質的に山口県最大、ほぼ唯一と言えるコースター。私にとってもかなり期待を寄せていたというか、いわゆる傑作ではなくとも、なにかこう、グッとくる要素があれば…
似た感情になったコースターが何機種かありますが、そのうちの一つとしてひめじ手柄山遊園 ジェットコースターがあります。そう、同じく池田製作所製の…
しかし、同園には幸い、傑作ダークライド、アドベンチャー~謎の洞窟探検~があります。これには、胸を張って乗りに行ってもらいたいと言えます!
それに乗りに行くつもりで来園して、たまたま現存唯一の稀少コースターにも乗れると思えば…!これは来園しない手はないですね!さあ行こう!今すぐ行こう!!


はい!からっと横丁

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初来園:2020/10/26 来園回数:1回

泉陽興業直営の入園無料パーク。2013年開園、10年契約の借地ということで、2023年までになんらかの動きがある可能性があります。
同社の直営パークとしてキサラピア、よこはまコスモワールド、名古屋港シートレインランドなど、いずれも海沿いで類似の例があります。
アトラクションは10種程度で汎用機中心ですが、しいて利用したい機種があるとしたらシューティングライド バトルオブアビスでしょうか。
ライドの定員、ステージ数共に他園の同型機より小ぶりであり、シンプルにボリューム不足感はありますが、逆に言えばこのサイズでも全然遊べるな、とも思いました。
やはりゲーム性のあるライドはリピート率も高く、ここは珍しくフリーパスの販売も行っているため、特に小学生にはこれ1つあるだけで満足度がまるで違うのではないかと思います。

わざわざ来園をする目的は極めて低いと言えますが、今回行ってみて想像以上に小倉から近い、という事に気付きました。
小倉といえば、どうしても思い出してしまう2017年閉園、スペースワールド。2022年春には跡地にイオンモール系列のアウトレットがオープン予定との事。
そもそもその施設が来園に値するか、という問題もありますが、もし次に行くチャンスがあるとしたらそことセット、というのが良いのかなあとは思います。


  ファミリーバナナコースター

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初乗車:2020/10/26 乗車回数:1回
https://photos.app.goo.gl/Xjw2AnZodPgbaWRT9

泉陽興業製ミニコースター。
よこはまコスモワールドに2007年に導入された同名のコースターのクローンとして開園と同時にオープン。
茨城県 国営ひたち海浜公園及び、愛知県 豊橋総合動植物公園にも同型が設置されており、地味にヒットモデルということになります。

オンボードオーディオによるサルのキャラクターの声が走行中に流れる演出があります。おそらくここと横浜だけではないかと思います。
また、1回400円で2周運転です。入園無料であることを考えれば、悪くない値段設定だと思います。

ときわ公園

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初来園:2020/10/26 来園回数:1回

宇部空港からほど近い入園無料の公園。1925年開園で、園内の遊園地エリアは1958年開園とのことです。
コースターの歴史は深く、1959年には1代目コースターがオープン(現在の池の近くにあったとの事です どの池だろう)
そして、2代目が1990年-2012年に稼働したスーパーローラーコースター。こちらは記憶に新しい方も多いのではないかと思います。
比較的ロングランで、またキャメルバックではよく浮いたという話も耳にします。乗ってみたかったです。
また、それと別で、ベコマジュニア207mがあり、それが城島高原パークに移設された、という旨がrcdbにありました。
こちらも新品とは考えづらく、どこか地方博などからの移設ではないかと思います。真っ先に頭をよぎったのは仙台博ですが、そちらは渋川スカイランドパークに移設との事。
またローラーコースターではありませんが、ウォーターコースターという名前のシュートザシュート型があった記録もあり、これは、名古屋のキルメスファンタジカからの移設ではないかと思っています。

さて、2020年現在、そもそもサノヤスライドサービスの運営となっており、恐らく全機種がサノヤス製です。
唯一利用したのは、アモーレエクスプレスという珍しいサノヤス製のミュージックエクスプレス型ライドです。
吊り下げ式 マッターホーン型フラッシュダンスは日本中にありますが、このタイプはなかなか貴重かと思います。
逆走もあり長い運転時間でよかったのですが、加減速がかなりゆっくりなのが気になりました。無理せず頑張ってもらいたいです。

蜂ヶ峯総合公園

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初来園:2020/12/5 来園回数:1回

入園無料の公園。かなり山を登った位置にあります。遊戯機械はレトロなサノヤス製の観覧車、ミニSLがありますが、何と言っても250mの大型ローラー滑り台がおすすめ。
一見無料で利用できるようですが、事務所で専用のそりというか、マット?を、300円で借りる必要があります。
乗り場までは階段のほか、昇降する乗り物でも行くことができますが、これがなんと無人運転!わくわく!とはいえ、子供は自分たちだけでちゃんと操作できるのかと不安にもなります。
さて、実際に滑走してみると、これはマット無しではとてもきつい程に速度が出ます。中盤に大変長いストレートがあり、実質的に3段落ちくらいになっています。
とはいえ、これのために来園、となるとかなり厳しい条件であるのもまた事実。このレベルのパークまで回るとなると、遊園地マニアというよりいよいよ公園マニアの仲間入りです。

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