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愛知県 名古屋市以外 8パーク 11機種


Maps:https://drive.google.com/drive/folders/1hh8KG3vLz_M6ALe4lswFNYp_XanRetGo?usp=sharing

ラグーナ蒲郡 ラグナシア(→ラグーナテンボス)☆☆☆☆☆

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初来園:2007/8/24 来園回数:30回以上

シーサイドリゾート、ラグーナ蒲郡内のテーマパークとして2002年4月開園。HISグループへの譲渡に伴いリゾートの総称は2014年よりラグーナテンボスに変更されています。
パークとしてのコンセプトなどは、良くも悪くもミニ・ディズニーシーと形容されることが多く、造形などを見ても確かによく似ていると感じる部分があります。
大きく違う点であり、パークとしての最大の特徴ともいえるのは、敷地の中央にプール施設が設置されており、完全に遊園地施設と一体化している事です。世界的にも少ない例ではないかと思います。
東京サマーランドやよみうりランドなども類似の回遊性を持っていますが、これほどシームレスにつながっているのは新鮮で、やはり夏の来園がお勧めという事になるかとは思います。
遊具についても、少なくとも初来園の2007年は水着のまま利用可能でした。履物のみ着用必須のため、無料レンタルのサンダルなどが用意されていて、衛生面は気になるところですが、相乗的に利用率を上げていると思います。

園としてはかなり小規模であり、乗り物の総数こそ20前後にとどまっていますが、しっかりとした造形で大変楽しめるダークライドと、気の利いたファミリーライドが揃っています。
コースター2機を筆頭に泉陽興業製が中心ですが、同社の最高傑作と言えるであろうアトラクションが揃っています。特に自信を持ってお勧めできる3機種を紹介します。
まずなんといってもシューティングライド ファイアファイアNEXT、これに乗らない事には始まりません!同社が各地に展開しているスーパーシューティングライドの一種ですが、全てにおいてそれらを上回っています。
そもそもライドが吊り下げ式になっており、同機種というのもアレですが、高低差のあるコースを実現しています。パークのテーマに合わせ、港町や海中のシーンが中心です。
造形の質も大変高く、純ダークライドとして見ても通用するレベルだと思います。2012年、10周年を記念して現在の名前にリニューアルした際、一部の敵にはプロジェクションマッピングの演出なども足されました。
そんな素晴らしいライドの締めくくりに、降車時に自分の得点を記入したカードが無料でもらえるというのも、特徴の一つだったのですが…2017年2月をもって配布終了となっています。以降はイベントとして定期的に配布されています。
膨大なコストがかかるのは承知ですが、残念ですね。一方、この実績を活かしてかよこはまコスモワールド エキドナの洞窟など、降車後に別途カードをもらえるという例も出現しています。
同社が多数展開するぐるり森大冒険という迷路のアトラクションでも、キャラクターカードの収集要素が採用されています。

続いて、急流すべり レジェンドオブラビリンスです。こちらも大変立派な屋内の造形パート、初乗車であればしっかり驚けるギミックもあり、ラストにはしっかり濡れるスプラッシュ!充実のロングランになっています。
スペースワールド ツインマーキュリーと並んで、国内屈指の演出型急流すべりだと思います。スペースワールドの閉園に伴い、実質的には東京ディズニーランド スプラッシュマウンテンに次いで国内2位の急流すべりということになるかと。
そして何といっても、ミュージカルライド マジカルパウダー、これです。これに絶対に乗ってください。内容としては多数の動物や妖精が登場する心温まるストーリーを鑑賞する低速のライドですが、特筆すべきはその構造です。
円形のターンテーブルに沿って進みますが、コースの半分の地点でライドが180度反転。なんと、同じコースを2周しながら表と裏で前半後半のシーンを見せることで体験時間を実質的に倍にしています!
初めて乗ってから、音楽や造形の良さもあり気に入っていましたが、そのシステムを知ってから更にこのアトラクションの虜になってしまいました。効率も良く、混雑していることは少ないのでこれは絶対に乗ってください。

キャラクターやダンサーのショー、各シーズンのイベントも盛んであり、冬季のイルミネーションも大変賑わっています。GW、シルバーウィークなどに開催される花火スペクタキュラのショーは圧巻のクオリティです。
初来園より気に入っていたパークでしたが、2018年ごろより2年ほど年間パスポートを購入しすっかり堪能してしまいました。
そのため、常設ライドには少し飽きてしまったところもありますが、魅力的なイベントがあればまだまだ優先的に訪れたい大好きなパークです。


  アクアウィンド☆☆

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初乗車:2007/8/24 乗車回数:50回以上
https://photos.app.goo.gl/4Z8pwyv7fJEL4QHj8

独ゲルシュトラウアー製マウス系コースター。2004年、同園初の追加投資としてマジカルパウダー、キャンディファクトリーと同時にオープンしました。
同社のコースターとしては日本初登場となり、以降、富士急ハイランド 高飛車など大型機から、東京ジョイポリス ヴェールオブダークなど近い規模のカスタムモデルまで、多数の個性的なコースターが登場しました。
モデルとしてはボブスレーコースター 380/4と言います。(おそらく全長と、走行編成数?ではないかと思います。)同機は世界唯一ですが、ミラーレイアウトのスピニングコースターがデンマークとメキシコにあります。

高さ15m、最高速度55km/hと一般的なマウス系と同程度のスペックであり、同園内でこそ最大のコースターですが、その小ささというのは感じずにはいられないと思います。
しかし、特にコース後半は迫力のある走りになっており、80度の大バンクヘアピンカーブに続く最終ストレートのキャメルバックでは浮きもしっかり味わえます。以前にはここにライドフォトもありました。

また、ラグナシアは一応テーマパークということで、他のダークライドなどに比べると簡易的ではありますが、屋内パートと遺跡風の造形も設置されています。
中盤には下り水平ループ→屋内で上り水平ループ→屋外へ出た瞬間のドロップという具合に明暗が機能的に使われています。(言い換えれば、演出らしい演出はつまりここだけです)

乗り終わってみると、後半が魅力的でマウスパートはむしろオマケ、というより、そんなところもあったね。くらいの感覚です。
姿勢の低いラップバーとシートベルトのみの車両も開放的で、体感速度を上げるのに一役買っています。4編成中に1台、(演出として)ボロボロの車両が混ざっているのも可愛いですね。
小規模ながら楽しみがギュッと詰まっている、ラグナシアというパークをそのまま体現したかのような、この園らしさが光る良作であると思います。

  パイレーツブラスト☆★(VRアドベンチャー)

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初乗車:2007/8/24 乗車回数:30回以上
https://photos.app.goo.gl/872U6kBC5Hf4TKq46

泉陽興業製演出型屋内コースター。コース終盤のみ屋外走行もあります。2007年にオープンし、2016年よりVR機器を常設したVRアドベンチャーも並行して運行しています。
VRアドベンチャーは効率も悪く、雨天にも弱いためなかなか利用が難しいのですが、ぜひそれぞれ乗り比べていただきたいところです。
開園より稼働したトレジャーハンティングというダークライドの跡地、というより実質的なリニューアルとして導入されました。そのため、造形は極めて質が高く、視覚的に楽しめます。
このトレジャーハンティングというのは利用できなかったのですが、アルティメットビークルと言う機種で、これはつまり、ディズニーの開発したエンチャンテッドモーションビークルという機種の類似機、ということになります。
そして、その技術が使われた乗り物は、日本でもちょうど東京ディズニーシー インディジョーンズアドベンチャーで初登場したばかりでした。こんなところでも、この2パークの類似性が表れています。
同園のメインアトラクションとして導入されたにもかかわらず、わずか5年での終了、後継機も製作されていないことを考えると、なかなか実用に厳しい乗り物だったのかもしれませんが、乗ってみたかったものです。

オリジナルのダークライドの終了は残念でしたが、コースターを新設してもらえたのはありがたいことです。考えようによっては、造形のほとんどは当時のまま楽しめる、ということになります。
コースターとしての面白さ、浮きなどはありませんが、財宝などの造形の間を小刻みにカーブしながら駆け抜けるのは、スピード感もあり楽しめます。建物内に反響する巻き上げ音なども、良い雰囲気が出ていると思います。

さて、4人乗り2両編成の8人乗りが2両か3両で運転しており、造形重視のため先頭でぜひ乗りたい…と思うところですが、初めては最後尾にしておいた方が身のためです。なぜなら…
最終ドロップ後、屋外へ出る際の急上昇、これが本当に急上昇すぎるのです!そのため、少しでも進入速度が遅くなる後ろ側の方がマシという事にはなるかと思います。
オープン時は身長110cm制限でオープンしましたが、ここでの怪我などを受けてか、130cm制限に変更されています。また、赤色の点滅するライトが設置されるなど対策がされていますが、効果のほどは、どうでしょうか。
当たり前ですが、VRアドベンチャー乗車時は、更なる注意が必要です。本来、コースが分かっていないほうが未知の体験を楽しめるのですが、急上昇ポイントを理解したうえで少し構えるぐらいでの乗車がお勧めになります。


  ステラコースター☆

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初乗車:2007/8/24 乗車回数:20回以上
https://photos.app.goo.gl/JURUB1gCMUGD2bzs8

泉陽興業製ミニコースター。開園時より稼働する同園最古のコースターです。高さ12m、最高速度34km/h、全長290mというスペックで、2人×8両の16名乗り車両です。
ミニコースター枠というには明らかに大型、というのがある意味最大の特徴であり、同園内でより大型として扱われている2種のコースターが大差ない規模というのもあり、実質的な3大コースターのようになっています。

コースレイアウトはカーブと水平ループの繰り返しで、青色のカラーリングなども含めて横浜八景島シーパラダイス サーフコースターなどを小型化したような雰囲気があります。
位置エネルギーを徐々に消費しながら下っていくコースであるのもあり、後半ほどハイスピードになっていくのもいいですね。海の見えるロケーションも気に入っています。
また、このコースターも開園10周年の2012年にリニューアルがあり、車両にオンボードオーディオが搭載されました。他の同社製同様、背もたれではなく足元にスピーカーがあります。
以降定番となったリニューアルのはしりであると言えます。音楽というよりくじらのキャラクターの掛け合いが中心であり、車両の可愛さを際立てます。走行が始まるとほとんど聞こえないのですが…

あくまでミニコースター枠ということもあり、付き添いがあれば身長90cmから乗ることができますが、その枠の中では最大と言える規模のコースターではないでしょうか。
同社製ミニコースターに限定して言えば、最高傑作ではないかとも思っています。そうでなくとも、大人も子供も楽しめる優良機です。

日本モンキーパーク☆☆☆

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初来園:2007/8/25 来園回数:約6回

名鉄グループの名鉄インプレスが運営する遊園地。動物園の日本モンキーセンターとは別施設であり、2014年以降は入園券も分かれています(あまり仲良くなさそうな雰囲気…?)
動物園は1956年開園ということですが、遊園地も1960年ということで地味に60年以上の歴史があるパークです。
岐阜県に限りなく近い立地ですが、愛知県内では最大級のパークという事になるかと思います。泉陽興業製、サノヤスライド製を中心に30機種以上の遊具が揃っており、1日しっかり楽しめます。

3種コースター以外で乗るべきもの、となると実はそんなに無いのですが、モンパ君のシミュレーションライドという、昔ながらの、かなり古そうなモーションシミュレーターがあります。これはぜひ乗りたいところです。
モンパ君のお化け屋敷 などという名称で、さも可愛い系のお子様向けお化け屋敷が出てきそうな名称で稼働しているダークライドが、純和風でしっかり怖い内容だったのには驚かされました。
たびたび登場しているモンパ君というのが、この園のマスコットキャラクターです。2006年に登場し、上記の乗り物はそれ以前からあった物にとりあえず名前をつけてみた、という感じです。
急流すべり、シューティングライド、55mの大観覧車、フラッシュダンス、レーザートラップにぐるり森大冒険と、定番から流行りものまでしっかり揃っている、ちゃんとした遊園地です。このくらいの規模が落ち着きます。

2020年にはわんだ村クエストというミッション系体験施設とARゲームを組み合わせたような新施設もオープンしており、小島よしおを起用した広告が(ちょっと怖いというのもあり)話題になりました。
立派なウォーターパークもあり、シーズンごとの催事も盛んで、一般的な日本の遊園地としてしっかり標準点を越えている、そんなパークです。言い換えれば、ここならでは!という要素の薄さが、最大の欠点かもしれません。

ところで、園内は4つのエリアに分かれており、それぞれに名前が付いています。プレジャーランドエリア、モンパラエリア、モンパティエリア、そして、『催事館周辺エリア
明らかに整備する過程でとりあえず付けた、みたいな名前が混在していますが、10年以上使われ続けている、れっきとした正式名称です。
こんなものは分かりやすさが本来一番ですので、これで全然良いのですが、横文字にしてあげるだけでもだいぶ可愛くなるのになあ、と毎度思います。イベントホールエリア程度でも……


  ハイウェイコースター☆☆☆★

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初乗車:2007/8/25 乗車回数:20回以上
https://photos.app.goo.gl/3foj6iSGwPLk3hLH8

泉陽興業製中型キャメルバックコースター。山の斜面に沿って巻き上げ、ファーストドロップをした後も、終始林間コースになっているのが特徴です。
同園内のプレジャーランドエリアのメインアトラクションとして、同エリアの外周いっぱいを走ります。全長830mということで、しっかりとした規模があり、満足度は高いです。
1994年、同エリアと同時にオープン。当時はイーグルコースターという名称で、先頭車両に金色の鷲の造形がありましたが、2006年に発生した巻き上げチェーンの切れる事故を境にリニューアルしています。
どうしても雑誌やインターネットで慣れ親しんだイーグルコースターの名称、車両の印象が強いのですが、まさか、ハイウェイコースターになってからの営業期間の方が既に長くなっているとは…
ともあれ、結構ガッツリの事故があったのに対し、無事再開してもらえて何よりです。2021年現在においても、同園ではまあ、人気No1アトラクションという事になるかと思います。

さて乗ってみると、山の斜面に沿った曲がりながらのファーストドロップも良いのですが、それに続くカーブを伴いながらの3連続キャメルバックが疾走感もあって気持ちよく、特に最後尾では大変楽しめます。
特にそのうち1回は、このエリアとパークのメインエリアを繋ぐ橋の下をくぐるようになっており、視覚的にも楽しめます。夏場などはちょうどそこでウォーターミストが出ていることもありました。
この一連の流れですが、乗車していると連想されるのはやはりよみうりランド バンデットの水平ループ以降、谷底への大ドロップに至るまでのアップダウンパート、この部分をちょうどコンパクトにしたイメージです。
というより、このコースター自体のコンセプト、カラーリング、製作時期、全てにおいてバンデットを意識して作られたことは、もはや確実ではないかと思います。どこか、レールの形状もトーゴ製に似ています。
そうでなくとも、同社製コースターとしては規模としてもかなり大きく、トップクラスに楽しめるコースターであることは事実です。車両がラップバーで、浮きに近い挙動がもう少しでもあれば完璧に近いかと思います。
私の中では、郡山カルチャーパーク ジェットコースター、そして地理的にも近い岐阜県 恵那峡ワンダーランド キャメルコースターと並んで、同社製3強だと思っています。ぜひこの3機だけは何とか乗ってもらいたいところです。


  モンキーコースター

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初乗車:2007/8/25 乗車回数:5回以上
https://photos.app.goo.gl/ZdG6d4CMZ64LCG8RA

泉陽興業製自走式コースター。全長400mということで、自走式としては長めの規模かと思います。そのため、1周運転です。
泉陽興業製の自走式コースターというと、アドベンチャーワールド リトルアドベンチャーなどがありますが、地味に希少な機種ではあります。
ハイウェイコースター同様、プレジャーランドというエリアにあり、更にサイクルモノレール、ゴーカートなど複数のトラックライドと立体交差になって絡み合っています。
特に駅舎を共有するサイクルモノレールとはレールの色も似ており、一見複雑そうにも見えるコースですが、大きく8の字に一周してくるだけのシンプルなコースです。
サイクルモノレールと見間違えてしまうのも無理はないというほど平坦に見えるコースですが、ちょうど8の字の交差を過ぎたあたり、右カーブしながらの下り坂は、横Gが効いていて、まあ楽しめないこともないとは思います。

利用制限は付き添いありで5歳以上、単身利用は7歳以上。同園内のGO!GO!バナナコースターは3歳以上のため、やや上位機種という扱いではあります。
問題はこの付き添い者側の制限で、65歳以上の高齢者は利用不可という年齢制限もあります。急流すべり キャニオンスプラッシュも同様の制限です。
園の雰囲気的にも、ご年配の方がお孫さんを連れて来園されることも多いと思います。百歩譲って年齢上限はハイウェイコースターのみにするなど、対応してもらえるとありがたいですね。

  GO!GO!バナナコースター

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初乗車:2007/8/25 乗車回数:5回以上
https://photos.app.goo.gl/7puswu7FShsT4WVA9

泉陽興業製ミニコースター。2006年にモンパラというエリアを整備する際に新設されました。2021年現在同園の最新コースターです。
同社製で、よこはまコスモワールド、国営ひたち海浜公園などに設置されているファミリーバナナコースターという機種の原型にあたります。2008年以降、さらに大型のものも含め類似機が多数製作されました。

ところで、このコースターなどがあるモンパラというエリアは、動物園側への連絡ゲートの近くにありますが、遊園地の2か所の入園口どちらからも離れています。なぜこんなところに新エリアを設置したのでしょうか。
まず、2014年に動物園と遊園地の入園料が分かれる以前には、この周辺から催事館周辺エリアまでスカイダンボという移動用の乗り物があり、フリーパスで利用可能でした。こちらは2013年に撤去され、駅舎の一部は無料休憩所になっています。
また、2008年12月までは、最寄り駅の犬山遊園駅からモノレールが運行されており、園内に駅がありました。2021年現在も旧駅舎に展示されている車両を見ることができます。
ちょうどギリギリ廃線になる前年に乗ることができました。小田急向ヶ丘遊園など同様、パークへのモノレールというのも昭和の遊園地を象徴とする存在の1つでしたが、ほぼ全滅になってしまったのではないかと思います。
そんな境遇におかれ、そもそも大型ライドがあったわけではないエリアでもあり寂しい雰囲気も感じますが、ご来園の際は忘れずにこっちのエリアにも足を運んで、これに乗ってもらえればと思います。


未乗 アトミックコースター

日本モンキーパーク20070825 084

https://photos.app.goo.gl/aKg7yD8Zqsd4xpQE7


豊橋総合動植物公園 のんほいパーク☆

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初来園:2011/4/3 来園回数:3回
https://photos.app.goo.gl/z9xfNHHmXgL9854x9

1899年、豊橋駅前に個人経営として開園、ということで、実は大変歴史あるパークです。移転、市営化などを経て、現在の遊園地エリアは1992年に整備されたとの事です。
最寄り駅としては豊橋ではなく二川(ふたがわ)という駅ですので、間違えないように気を付けましょう。間違えないようにと言えば、読み方も「にかわ」などと呼んでいると恥ずかしいので気を付けましょう。

入園料は600円で、動物園、植物園、自然博物館とセットになっているため、家族連れで遊ぶにはリーズナブルかと思います。コースターだけ乗って早く次の目的地に行きたいスリルシーカーには……(?)
遊園地エリアは泉陽興業製を中心に10機種強の乗り物があり、やはり観覧車が大きく立派ですが、同園内のレストランが入っている展望台はほぼ同じ高さで無料で利用でき…という、こういう施設にありがちなパラドックスはあります。
また、レーザーガンシューティング ヴァルカン伝説という、いわゆるスーパーシューティングライド型があるのも、気が利いていて良いと思います。
これ自体がとても面白いとは思いませんが、なにしろフリーパスが大人1000円、中学生以下は500円ですので、これを何度も攻略する、という遊び方もまあ、無しではないかと。

2014年、元あった20m級の、一応カスタムレイアウトではあるジェットコースターが撤去され、のんほいコースターという大変小型の量産機に置き換わりました。
敷地の大部分にはのんほいサーキットというカートコースが新設され、プラスともマイナスとも言い難い絶妙な入れ替えになりました。
同時期にグレートポセイドン(バイキング型)、スーパースイングなども撤去されており、スリルライドは減らしていく一方で、やや対象年齢の高い新設だったこともあり、意外でもありました。せっかく行ったらぜひ利用したいところです。


  のんほいコースター

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初乗車:2015/8/5 乗車回数:約1回
https://photos.app.goo.gl/DBFyLxxxbyB8WXY48

泉陽興業製ミニコースター。
よこはまコスモワールドに2007年に導入されたファミリーバナナコースターのクローンですが、車両は1両多い4両編成になっており、やや大型には感じます。
茨城県 国営ひたち海浜公園及び、山口県 はい!からっと横丁にも同型が設置されており、地味にヒットモデルということになります。

元あったジェットコースターが、決して面白かったとは思いませんが、とはいえ、20m級のしっかりしたコースターを撤去して、これか。という感情は、多くのコースターファンの方が感じた事と思います。
旧コースターのファーストドロップの底に設置されていた擬岩の造形も虚しく残されて…と思ったら、敷地の大部分にはのんほいサーキットというカートコースが新設されました。これはダークホース!
本格的なカートが1000円程度から楽しめるようです。次回来園時にはぜひ利用してみたいと思いますが、こここそ、絶妙に他のパークと遠くて次行くのはいつになることやら…?


  ジェットコースター☆ クローズ

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初乗車:2011/4/3 乗車回数:約3回
https://photos.app.goo.gl/93hpgJPuJVQAMcHk8

泉陽興業製中規模キャメルバックコースター。1992-2014年の22年間稼働し、跡地にはのんほいコースター及びのんほいサーキットがオープンしています。
車両などの構造は恵那峡ワンダーランド キャメルコースターに近く、6×6の36人乗り車両が特徴的でした。コースレイアウトや乗車感はキャメルコースターと全く異なり、大変同社製らしさにあふれていました(褒めて…る?)

カラーリングを含め、全体的な雰囲気は華蔵寺公園遊園地 コズミックエキスプレスに似ており、つまり、見た目こそいいものの、楽しいポイントが少ない、また、実際の長さはある程度あるものの、短さを感じる。ということです。
ラップバーのみの車両は魅力的で、編成自体の長さもあり、最後尾で乗るとファースト、セカンドドロップでわずかながら引きづり込まれる様な落下感はあった気がします。
先頭で跳ね上げるような良い浮きがあったという話も聞きますが、少なくとも私の乗車時には大変印象に薄い程度でした。夏に乗ればもしかしたら、もう少し良い速度で走ってくれたのかもしれません。

また、ファーストドロップの底には擬岩の造形があり、視覚効果としてはなかなか悪くない演出でした。この擬岩はなぜか生き残り、現存しているそうです。
セカンドドロップの後は水平ループを1回、そして、そのままなんとなく右回りで敷地を一周して終了、という流れです。この、なんともいえないけだるさが、コズミックエキスプレス感を際立てます。

なにしろこのコースなので、乗ることができて良かった。くらいの感想が本心にはなってしまいますが、実際、このコースターの有無でこの遊園地エリアの充実度というのはかなり下がってしまったようには感じます。
とはいえ、コースター無しで継続、あるいは遊園地部門撤退、というパークに比べれば、新コースターを導入してもらえただけ幸せと思うしかないという現実がまた、哀愁を誘います。


刈谷市交通児童遊園☆☆

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初来園:2011/4/3 来園回数:3回
https://photos.app.goo.gl/9AjAaTym2iWZdSvf8

入園無料の公園。1975年開園とのことです。
類似パーク達と同様に泉陽興業製の遊具が大半であり、特にこの愛知県にはそういったパークが数多く存在していますが、それらの中でも刈谷駅から徒歩圏という行きやすさもあり、知名度も高いように感じます。
現存するキッズコースターが設置されたのは2008年のこと。それ以前には1991~2007年の間、クレイジーマウスという別のコースターが設置されていました。同時期にあったトラバントなども撤去されています。
グレートポセイドン(バイキング型)や、サイクルモノレール、ドルフィンパラダイスなどもあり、遊具のラインナップとしては同県内の明石公園と並んでかなり揃っていると感じます。
そしてなにより、それらが全て1回50円で利用できるという安さ、これが最大の魅力と言っていいと思います。そんなに乗る気の無かった機種も、50円なら…とついつい手が出てしまいます。
遊技機以外の、いわゆるエレメカ系は一般的に100円なのに対し20円とのことで、本当にお財布に優しい、近くに住んでいたら毎週のように親子で来てしまいそうなパークです。

全国的に見ても、群馬県 前橋るなぱあくが同じく50円であり、つまり国内最安値であると言えます。
前橋るなぱあくはどちらかというと、昔懐かしいレトロな遊具が揃っているのに対し、比較的現代風のライドも格安で利用できるので、例えばドルフィンパラダイスなんか、他のパークで乗る気無くなってしまいます(元々あったか不明)
キッズコースターについても、50円どころか、400円くらいでも納得してしまう、しっかりとした長さのあるコースであり、すっかり満足です。
ところで、刈谷の遊園地というと、刈谷ハイウェイオアシスが全国3位の入場者数などというニュースが記憶に新しいですが、そこでも一般的なキッズライドは1回100円で利用できます。
この辺の金銭感覚に慣れてしまったら、フルプライスの遊園地はよほど立派でないと高く感じてしまうでしょう。そんな背景が、愛知県及び名古屋という都市の規模に対して大きな遊園地が出来にくい事に影響しているのかもしれません。


  キッズコースター☆

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初乗車:2011/4/3 乗車回数:約5回
https://photos.app.goo.gl/QQWvvEJ4tkvCLD457

泉陽興業製ミニコースター。2008年オープンということで、比較的新しく、綺麗な印象です。
モデルとしては、よこはまコスモワールド、国営ひたち海浜公園などで稼働するファミリーバナナコースター型のカスタムレイアウトであり、同県内ののんほいパーク のんほいコースターも類似機という事になります。
地理的にも近い碧南市明石公園 キッズコースターくじらのクーちゃんも類似ですが、それら全てと比較しても圧倒的にコースが長く利用料金も断トツで安い50円という事で、満足度はかなり高いです。
コースは大まかに、大らかに外周を滑空する前半と、急カーブを繰り返す後半に分かれており、そのメリハリも高ポイントです。規模は全く違いますが、スペースワールド タイタンの折り返し側のコースにも雰囲気が似ていると思っています。
機関車型の車両も、シンプルですが他と被っておらず、良いですね。側面にKIKANSHAと書いてあるのも可愛くて大好きです。あくまでこの規模、このモデルでは、という前提になりますが、良いコースターだと思います。
キッズコースターくじらのクーちゃんがネーミングのキャッチ―さもありめきめきと知名度を上げていますが、乗るべきなのは迷わずこっち!(こんなものを読んでいる熱心なスリルシーカーはもちろん両方乗ってください)


碧南市 明石公園☆☆

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初来園:2015/8/5 来園回数:2回
https://photos.app.goo.gl/UkdztmQ3pjBsi6yN8

入園無料の公園。1989年開園。刈谷市交通児童遊園から地理的に近く、ラインナップもよく似ています。
フィールドアスレチックや交通公園なども併設されているという事ですが、類似の公園などと比べても遊園地の比重が高く、観覧車一つとっても6人乗りゴンドラでしっかりとしたサイズです。

キッズコースター くじらのクーちゃんという名前の可愛さが先行して認知されている印象ですが、例えば、エアーファイターにもGOGO☆ジェットくんという愛称が付いているなど、気が利いています。
このエアーファイターが、上手く操作すると低空でボコボコと小刻みに動かせるタイプ!ご興味あれば試してみてください。
個人的にはここのサイクルモノレールが気に入っていて、途中川を渡ったり、植栽のトンネルを通ったり、視覚的変化に富んだコースで楽しめます。
遊具の利用料金も全機種1回100円という大変お値打になっています。一方で、相手が悪すぎると言ってしまえばそれまでですが、刈谷市交通児童遊園の1回50円が脳裏をちらつき、倍かあ…などと考えてしまうのでした。


  キッズコースター くじらのクーちゃん

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初乗車:2015/8/5 乗車回数:約3回
https://photos.app.goo.gl/g6u7s1dQjnGaPb9L6

泉陽興業製ミニコースター。2008年オープンということで、比較的新しく、綺麗な印象です。
モデルとしては、よこはまコスモワールド、国営ひたち海浜公園などで稼働するファミリーバナナコースター型のカスタムレイアウトであり、同県内ののんほいパーク のんほいコースターも類似機という事になります。
ちょっとしたアップダウンと下り水平ループ、そしてカーブ、という構成要素で、一見しっかりした規模にも見えますが、乗ってみると実はのんほいコースターと大きく差は無いレイアウトである事に気付きます。
ネーミング及び車両の可愛さから人気があり、知名度も高い印象ですが、こう言ってはアレですが、1回50円で乗れる刈谷市交通児童遊園のキッズコースターの方がコースターとしてはずっと優れていると思います!笑
利用料金もこちらは100円ということで、倍と考えるとますます高く感じます。ちょっと冷静になれば、入園無料の100円はかなり安いはずなのですが、同型で名前も規模感も似ていて、地理的にも大変近い、相手が悪すぎたと感じます。

南知多ビーチランド おもちゃ王国☆

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初来園:2011/8/10 来園回数:2回
https://photos.app.goo.gl/CDqoQ3h2GzKgErXm8

名鉄グループの名鉄インプレスが運営する水族館及び遊園地。2006年以降、遊園地エリアは軽井沢、東条湖などと同様におもちゃ王国のフランチャイズパークの1つとなっています。
上記2か所及び本店にあたる岡山は、パーク1つを丸々リノベーションした例であり、既存の遊園地内に取り込まれて作られた例としては東京ドームシティ、NEWレオマワールド、城島後楽園ゆうえんちなどがありました。
いずれも終了済みのため、2021年現在、現存する唯一の例です。また、東海地区唯一のおもちゃ王国という事にもなります。

ライドのラインナップとしては、2021年現在はコースターなし、スリルライドはバイキングのみということで、なかなか厳しいところではあります。
かなり数を減らしてきてしまいましたが、日本有数のトーゴランドではあり、外向きで乗車するチェーンタワーや、何より大変貴重になった海底探検というダークライドに乗ることができます。
よみうりランド アニマルレスキューなども、複数回のリニューアルを経て現存している例ではありますが、これはぜひ、なるべく早めに乗りに行くのがお勧めです。
2017年にはパニックダイバーという新アトラクションが導入されており、名前から、ついに海底探検がリニューアルでもされたか…と思ったら、これが東京ドームシティ フラッシュラッシュなどでおなじみのゲーム型でした。
浜名湖パルパル、城島高原パークなどにも設置され、地味にミドルヒットしている機種です。意外なチョイスに驚いてしまいましたが、まだまだ遊具へも投資してもらえそうです。引き続き頑張ってもらいたいところです。


  シードラゴンコースター クローズ

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初乗車:2011/8/10 乗車回数:約1回
https://photos.app.goo.gl/o1od6fMUzxiS2RDg6

ザンぺルラ(伊)製自走式コースター。ループ1回のシンプルなモデルです。シードラゴンということで、園のテーマに合わせて青色に塗装されていました。2006年-2015年稼働。
同園内のトーゴ製SLコースターが2005年に終了し、その跡地ではありませんが、一応コースター枠として新設された、ということになります。
ところが、わずか9年後にはなんと撤去済み!園内にはもっと古い遊具も多数あり、まさかのクローズでした。
スリルライドとしては、すぐ近くにバイキングが現存していますが、そちらは身長120cm以上の制限。こう言ってはあれですが、客層的にも、なんとかこっちを残すべきだったのでは…と思います。
そうでなくとも、やはりコースター0と1では違います。どれだけ小物でも、またコースターを導入してもらえたら、と思います。(ますます愛知県が小物ばかりになっていくだけな気もしますが…)
配色、オープン年などから、バイキングと共に愛・地球博内のポケパークから移設されたのではないかと推測されます。

南知多グリーンバレイ☆

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初来園:2022/3/14 来園回数:1回

南知多ビーチランドからは10kmほどのところにあるフィールドアスレチックをメインにした体験型パーク。
なぜこんなところを訪れることになったかというと、バンジージャンプとスカイコースターという二機の生身系絶叫アトラクションが現存しているからです。
どちらも国内で同型機がありますが、特にスカイコースターは日本初として登場し、2022年現在、大分県城島高原パークとここの2機のみです。一般的な20m級バンジーも、何気に東海地区では唯一ではないかと思います。
スカイコースターが未乗で、城島高原への訪問の予定も特にない、という方であれば、普通にここでの利用をお勧めします。

さて、このパークの名を全国に轟かせた名物アトラクションはこれらとは別でありました。「スカッドダイビング」「マッドライダー」の2機です。どちらも2000年代前半でクローズしています。
スカッドダイビングとは、いわゆる"紐なしバンジー"型で、背中から上空のネットへと自由落下をする機種。テレビ番組でもよく取り上げられた「ナッシングバットネット」という同型機をご存じの方も多いのではないでしょうか。
バンジージャンプの塔の2つのジャンプ台のうち片方を使っての運営だったとのことで、来園時にも当時の痕跡を見ることができました。着地点の場所はバーベキュー場になっていました。
こんな日本唯一の機種を無くしたことはもちろん惜しいのですが、もう一つのマッドライダーを、世界唯一ではないかというその機種を、あなたはご存知でしょうか。
斜面を駆け下りた車両がレールを離れ、ワイヤーで吊られたまま空を飛ぶという奇抜なコースター型ライド、その存在を知ったのもまた、テレビで2004年の絶叫マシン特番を見ていた時でした。
その映像は15年以上経っても脳裏に焼き付いています。せっかく来たので、ということでアスレチックをちゃっかり全コース回っていた終盤、その風景は突然現れます。
毎度のことながら、こんな跡地を見て何になるでもないのですが、この池があの池、この絶壁があのレールの…とまた一人で勝手にエモーショナルな感情になってしまいました。
そんなオマケの楽しみもぜひ頭の片隅に置いてもらって、全30のアスレチックを回って1回スカイコースターするだけでも十分楽しめる施設です。お車でしたら、知多半島2大パークぜひセットで回ってみてください。



岡崎市 南公園

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初来園:2015/8/5 来園回数:2回
https://photos.app.goo.gl/FVHDT6bUdsmRgouU9

入園無料の公園。1962年開園で、遊園地の開設は1980年との事です。今ある遊具は、雰囲気的に90年代以降に更新されたものではないかと思います。
同県内の他の○○公園に負けず劣らず、泉陽興業製の遊具が約10種あり、観覧車、メリー、サイクルモノレールなど定番どころを揃えています。
ややレア物として、てんとう虫のサンバという回転ライドがあります。アドベンチャーワールド 森のなかよしハイキングなど、探せばありますが、メジャーどころではなかなか見ない機種です。
また、アラビアンメリーなどと同様の昇降する回転ライドでリスコプターという乗り物もあります。まず名前が良いのですが、ライドのリスの表情がまた絶妙というか、高く上がると、下界を見下しているような目つきが良いです(?)
それぞれ利用料金が100円と、一部なぜか50円ですらなく60円の機種があり、乗り物券のマネジメントのセンスが問われるところです。いや、一律100円でいいのでは…
交通公園、市民プールも併設しています。緑が多く、良い雰囲気のパークではありますが、なかなか来園理由となると厳しいラインです。


堀内公園

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初来園:2020/6/23 来園回数:2回

入園無料の公園。1992年開園とのことです。
遊具は泉陽興業製で、観覧車、メリー、サイクルモノレール、豆汽車と少数ですが、他のパークに負けず劣らず、50~100円で利用できるのが素晴らしいですね。
実は、来園日は遊具としては休業日でしたが、もちろん園には入ってお散歩はできますので、まあ、このラインナップであれば行ったと言ってもばちは当たらないかと…?
私は特に、ここの観覧車が、乗っても無いのにお気に入りで、ホイールとゴンドラを固定する支柱が円形になっているのが気に入っています。
多くの観覧車で、せっかく頂上まで行っても、支柱が邪魔で視界が遮られてしまったという思い出が皆さまあるのではないかと思います。
それを解決すべく、ちょうどピッタリゴンドラと同じ丸型にしてしまった、というのが本作です。その創意性、素晴らしいと思っています。乗っても無いのに。
以前にあった例として、福岡県 海の中道海浜公園、富山県 富山市ファミリーパークが少なくとも私が認知しているパークですが、2021年現在は唯一かと思っています。
というわけで、いつかまた営業日に来園して、改めてその効果のほどについてレビューを述べたいと思います(その後普及していないという事は……かもしれません)

さて、地理的にすぐ近くに、安城産業文化公園デンパークという園もあり、こちらも休園日に行ってしまい、入園料を取っている施設のため入ることもできませんでした。
こちらは本当に遊戯機械と呼べるものは無く、遊ぶものとしてはロードトレインとアスレチックなどがある程度ですが、造形などはまあまあ良さそうです。
リトルワールドというところも有名な割に行ったことが無いのですが、東海地区は大型テーマパークよりこういうちょっと造形の良い公園が受け入れられやすい風土なのかもしれません。
その需要を察知してか、2022年開園予定のジブリパークという施設も、なんとなくそういうノリを感じます。というわけでいつか全部まとめて回りたいところです。


刈谷ハイウェイオアシス 岩ヶ池公園☆

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初来園:2018/2/5 来園回数:約4回

伊勢湾岸自動車道路のサービスエリア及び隣接する公園。もちろん入園無料です。
国内の遊園地の入園者数ランキングで東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオジャパンに次いで3位というニュースが一時期話題になり、ご存じの方も多いかもしれませんが、つまりSAなので、そんな数字で張り合っても…というのはあります。
とはいえ、以降SAに観覧車など遊具を設置する例も増え、その先駆けになった施設であることは言うまでもありません。2021年現在においても、国内最大級の規模のSA付属パークであると言えます。

遊園地に相当するのは岩ヶ池公園という公園エリアであり、メリー、豆汽車、ゴーカートなどを100円で利用ができます。
特にせっかくなら利用してもらいたいのがゴーカートです。その安さもあり、もっと短いコースかと思いきや、一般的な遊園地の規模と変わらないしっかりした距離があり、楽しめます。

どれも興味ないけど、まあせっかくなら観覧車くらい…と思って乗り場行ってみると、意外な盲点で、ここは岩ヶ池公園ではなく、ハイウェイオアシスの施設であるため、利用料金も異なり普通に600円でした。
高さ60mで600円は、別に全く高くないはずなのですが、理屈はさておき、普通に6倍かあ…とは思ってしまいました。これは難しいですが、岩ヶ池公園側をむしろ2~300円にしてバランスを取る方が良いのでは?とも思ってしまいます。

ところで、ここで有名なのは何と言ってもデラックストイレです。と、散々話題になっており、期待しすぎて行くものでもないのですが、せっかく行ったら覗いてみてほしいです。
どうやら女性用が素晴らしく豪華らしいので、女性はぜひ!男性陣はネットで画像検索などをしましょう。サンリオピューロランドしかり、トイレを凝るのは良いアイデアなのですが、男女差は永遠の課題ですね。

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