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神奈川県 6パーク 7機種

よこはまコスモワールド☆

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初来園:2004/1/31 来園回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/kEEPtcNgPZJS4Y7J9

急流すべり クリフドロップ
https://photos.app.goo.gl/MdizFhMuQ6VocMe16

1989年の横浜博覧会の遊園地エリア「コスモワールド子供共和国」の遊具を継承し、1990年に開園。1999年の拡張、リニューアルを経て現在に至ります。
大坂の遊戯機械メーカー、泉陽興業の直営パークかつ、実質的な旗艦店としても知られており、ほぼ全て同社の製品です。

横浜みなとみらい、という圧倒的な立地にあり、中央にデジタル時計を備えた大観覧車コスモクロック21は、すっかり横浜のシンボルとなっています。
入園無料で、橋を渡って大きく3エリアに分かれたパーク構成というのも面白いですね。残念ながら、開園以来一貫してフリーパスの販売は無く、どうしてもしっかり遊ぶとお金がかかってしまいがちです。

大小3種のコースターはもちろんですが、まず絶対に乗って欲しいのは急流すべり クリフドロップ、これです。これに絶対に乗ってください。
東京ドームシティのワンダードロップ同様、一部ビルの中を通るなどの要素も面白く、清潔感のある急流すべりですが、助走をつけての大ドロップでとんでもない浮きがあります。
落差18m、傾斜角度46度で落とし込み世界最大級などという意味不明なキャッチコピーが使われていて不安になりますが、なるほど、世界最大級の落とし込み(浮き)でした。
フリーパスが無いという事もありスルーしてしまいがちですが、複数の固有ダークライド、ウォークスルーなどがあるのも高ポイントです。
お化け屋敷だけで和風ライド型と洋風ウォークスルーの2種(ザ・ジャッジという洋風ウォークスルーが更にもう1つあったこともありました)、ミラーハウス型も2つ、シューティングにゲームライドと、かなりのラインナップです。
ビックリ・ふしぎ館 コスモパニックというアトラクションは、SEKAI NO OWARIのヒット曲「炎と森のカーニバル」の歌詞に登場したことでも有名です。

ディスクオー、ギャラクシー(スイングアラウンド型)といった汎用スリルライドも意外にもしっかり揃えており、本当にフリーパスがあればしっかり一日遊べるのになあ、と毎度思ってしまいます。
その並びにあるスーパープラネットという大型エンタープライズも、気づけばこのサイズは日本唯一、小型の類似機を含めても姫路セントラルパーク ヘリオスを残すのみとなっています。

2021年春には、同じく泉陽興業よりYOKOHAMA AIR CABINというロープウェイが桜木町駅前より運行予定とのこと。
それ自体が便利かはさておき、観光地として、ランドマークとして、より一層価値を高めていってもらえれば、と思っています。


  ダイビングコースター バニッシュ☆★

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初乗車:2004/1/31 乗車回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/KLyurRdaD1LGzU2P7

泉陽興業製中型キャメルバックコースター。1999年のリニューアルと同時にオープンし、パークのメインアトラクションとなっています。
車両及びレールは、1997年オープンの大阪 フェスティバルゲートのデルピスザコースターとほぼ同じとなっており、実質的な兄弟機と言える関係です。
最大の特徴としては、名前の由来でもある水中に消えるように地下トンネルへと落下するサードドロップです。落下のたびに噴水が上がる演出があり、見ていてもとても楽しいドロップです。
傾斜角度は50度との事ですが、見る角度によってはもっと急にも見える、不思議なドロップです。最高時速も90km/hということで、実はまあまあ速いコースターです。
実はそのドロップより、ラストの2連水平ループの方が強いGがかかる、という話もすっかり語りつくされてしまい隠れた名所、という感じでもないのですが、実際かなり半径が狭く、パンチの利いたコースです。

全体的な乗り心地は悪くないのですが、ちょうどそのサードドロップの底で、毎回コツコツと揺れがある印象です。
というのも、やはり大変深い座席と、重たいショルダーハーネスの車両、ちょっとした揺れでも敏感に耳を打ってしまうのはこれによると言って間違いないと思います。
そんな車両も、ぼちぼち稼働20年を越えてきて、新車両導入というタイミングではないかと思うのですが、ここでひと思いに、より開放的な車両へリニューアル、というのはどうでしょうか。
グリーンランド ミルキーウェイ織姫など、ショルダーハーネスでこそあるものの、比較的余裕があり、なんならオンボードオーディオ付き。
現行機はビジュアルこそ実は結構好きなのですが、こう言ってはなんですが乗客の開放感としては世界でも最低クラスの車両だと思います!笑 ぜひ、優れた新車両で活躍してくれることを、願い続けています。


  スピニングコースター☆

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初乗車:2004/1/31 乗車回数:約5回
https://photos.app.goo.gl/4idkrHVCA2Q9eh1V7

Reverchon(仏)製スピニングコースター。国内では泉陽興業が輸入しており、グリーンランド、ひらかたパークの計3か所に設置されています。
あまり語られることのないコースですが、そもそも420mという長い全長、マウスパートは車両固定状態と回転状態の2部構成、最後には地面すれすれでの荒々しいキャメルバックと、実はかなりロングランで楽しめるコースになっています。横に4人掛けの座席も特徴的です。

ダークライドやお化け屋敷などのアトラクション、ゲームコーナーなどが入ったビルの屋上に設置されており、合わせて地上からの高度は25mとの事。
それを最高高度と言うのはズルだとしても、高度感があるのは事実。特に前半は視覚的にも楽しめます。

グリーンランドでならフリーパスで乗れる、と思ってスルーしてしまいがちですが、よく考えてくださいね。グリーンランドでこれに乗っている暇あると思いますか?笑
そう、効率の悪さもあり、グリーンランドどころかひらかたパークでもまあまあ並ぶ機種なのです。ましてや、GAOやミルキーウェイとはまるで逆方向の立地。スピンマウスだけ乗り逃した、という声も聞きます。
前述の通り、そもそも楽しめる機種でもあるので、600円くらい惜しまずに、一度ここで乗ってしまうのが、正解だと思います。

  ファミリーバナナコースター

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初乗車:2015/4/18 乗車回数:約2回
https://photos.app.goo.gl/emWQTC7f8xChsHN99

泉陽興業製ミニコースター。
2007年に登場し、以降、茨城県 国営ひたち海浜公園及び、愛知県 豊橋総合動植物公園、山口県 はい!からっと横丁と同型が続々設置されました。

オンボードオーディオによるサルのキャラクターの声が走行中に流れる演出があります。おそらくここと山口だけではないかと思います。
JR桜木町駅から歩いてパークへ向かうと、これとディスクオーが真っ先に目に入ってきます。
どちらも、今となっては汎用機でありわざわざここで乗ることはなかなかありませんが、ああ、遊園地に来たなあ、という気分になるのにやはりコースターがあるのは良いですね。

横浜・八景島シーパラダイス☆☆☆☆☆

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初来園:2003/12/14 来園回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/gxujkPhv6d5bifULA

ブルーフォール
https://photos.app.goo.gl/RWjYFDuCrTy2rzPs8

アクアライド
https://photos.app.goo.gl/xdTKngnsVFjNaXx99

ウォーターシュート
https://photos.app.goo.gl/ufxti5ZehUVBpZPDA

スプラッシュ―ト
https://photos.app.goo.gl/VcRtPxeSbMi3roe18

1993年開園。水族館と遊園地の複合施設としては日本最大級の規模と言えます。西武園ゆうえんち、としまえんと同様西武グループによる運営です。
島自体への入園は無料となっており、公園として利用する層もかなり多いように感じます。本当に島丸ごと1つパークとなっており、ホテル、マリーナなども併設されています。
公共交通機関で行くと、シーサイドラインというお台場のゆりかもめや神戸のポートライナーのような新交通システムで行くことになります。乗ってしまえばまあ、電車と変わりないのですが、独特のワクワク感があります。

入場するとまず立派なメリーゴーラウンドが目を引きますが、チケットブースはちょっと奥の、水族館の方へ行かなければなりません。
水族館のみの券、遊具のみのフリーパスがそれぞれ3000円前後、セットで5000円ほどということで、スリルシーカー的には絶妙に悩ましい料金設定ですが、せっかくなら水族館もぜひどうぞ。
常設展示のアクアミュージアムはもちろんですが、アクアスタジアムでのショーはひとまず見ておきましょう。
なかなかタイミングが合わず見れていないのですが、LIGHTIAというプロジェクションマッピングなどを併用したナイトショーもあるそうです。
なかなか見れないと言えば、夏休みなど繁忙期に開催される花火は必見です。音楽に合わせて行われる10分程度の内容ですが、選曲も気が利いていて遊園地としては国内屈指の好きな花火です。

さて、肝心の乗り物はというと、コースターなどトーゴ製数機を除きインタミンの製品で固められており、計15機ほどです。ラピッドリバー型アクアライドなどはまあ乗ってもいいと思います。
サーフコースターリヴァイアサンと合わせて、長年パークの目玉アトラクションとして活躍していた日本最大のドロップタワーであるブルーフォール、これが2020年に終了してしまったのが何より残念!
107mという高さは、2021年現在国内で乗ることができる大分県 城島高原パークのニュートン、大阪府 ひらかたパークのメテオが50m以下ということもあり、つまり倍です。とんでもない高さだったと改めて思います。
東京ドームシティアトラクションズ タワーハッカー(80m)と、埼玉県 東武動物公園のG-Max(50m)も少し前に無くなっており、このタイプは関東から全滅したということになりました。

2005年に終了したドルフィンコースターというマウス系と、もう1機、ウォーターシュートというウォーターライドにも触れないわけにはいけません。
かつてはとしまえん、向ヶ丘遊園など各地で活躍したウォーターシュート。ライドの着水と同時に船頭のスタッフが大きくジャンプをし、またライドに着地するという圧巻のパフォーマンスが最大の魅力でした。
落水する方も当然いたということで、今思うと、よく12年も営業していたと思うようなアトラクションでこそありますが、乗ることができて本当に良かったです。
走路と車両は残され、2010年よりスプラッシュ―トという名称でジャンプ無しでちょっとだけ演出を追加して再開されましたが、いまいち盛り上がらず、こちらも2020年頃までには終了済みです。
同園内のフラットライドであるオクトパス、ピーターパン、ドランケンバレル(国内唯一?傾斜するコーヒーカップ)なども終了となっており、パワーダウン感は否めないところではあります。

2020年夏、惜しまれつつ閉園したとしまえんから、いくつかのライドを移設予定との事ですが、普通に新設も必要なタイミングではあると思います。
園自体の景観や水族館などを含めた総合力は大好きなパークなので、遊園地部門が弱っていく姿を見るのは本当に悲しいです。引き続き期待し続けたいと思います。


  サーフコースター リヴァイアサン☆☆☆

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初乗車:2003/12/14 乗車回数:50回以上
サーフコースター:https://photos.app.goo.gl/4jQ5cWF9BnwQgrmS6
サーフコースターリヴァイアサン:https://photos.app.goo.gl/UrXvwNUrh4wqcZZV8

トーゴ製中規模キャメルバックコースター。1993年、開園と同時に「サーフコースター」としてオープン。
海上にせり出した立地と、コース中に3回ある水平ループが特徴ですが、高さ44m、全長1271mと純粋なコースターとしても十分に楽しめる規模です。
同社製としては富士急ハイランド FUJIYAMA、よみうりランド バンデットに次ぐ国内3位の規模であり、それ相応の評価をされている印象です。

44mという高さに対して、最高速度は75km/hと、同規模で100km/hほどの速度が出るパルケエスパーニャ ピレネーやナガシマスパーランド ホワイトサイクロン等と比べて遅めになっています。
これはコースを見れば一目瞭然。ファースト、セカンドドロップは高さに対し半分程度までしか落ちていないのが分かります。
この始まり方を減点とするかは、意見の割れるポイントですが、終盤までスピード感を持続させるのにいい仕事をしている、と言えます。
むしろ、走行のテンポを落としてしまっているのは、特徴でもある3度の水平ループです。特に1つ目は2,5周とかなり長く、進入速度も遅いため間延びした印象を感じます。
同時期としても、スペースワールド ヴィーナスやパルケエスパーニャ グランモンセラーなど、水平ループの応酬で圧倒させられるコースターと比べてしまい、どうしても"古臭さ"を感じてしまうところです。

コース中、私が好きなポイントは主に、海に向かってのドロップからの上り水平ループ、その後、やや大きく落ちてから極小のキャメルバックでの弾かれる様な浮き、海に落ちそうな最終右カーブの3か所です。
つまり、後半ほど迫力のある走りになっていること。かなりのロングランでありながら、前半の速度を抑えたことにより終盤まで速度感が持続すること、これらが総合的にコースターの魅力につながっていると言えます。

2014年には車両をショルダーハーネスからラップバーに変更し、サーフコースター リヴァイアサンへとリニューアルしました。
FUJIYAMA等と比べると、座席が狭く、座りづらいのが難点ですが、ハーネスに顔を打つことが無くなったのは嬉しい変更かと思います。


  ドルフィンコースター☆ クローズ

シーパラ2005年11月3日 084


初乗車:2003/12/14 乗車回数:10回以上
https://photos.app.goo.gl/MxxaWQV6P8P5TecH7

伊トップファン製マウス系コースター。2001年~2005年のわずか5年間の稼働でした。移設されたという話も聞きません。
設置は、同園に多くの乗り物を設置しているインタミンジャパンということです。とはいえ、なぜこのような珍しい機種が選ばれたのでしょうか…

乗車当時こそ、一般的なマウス系コースターという面持ちでファミリー層にも親しまれていましたが、今考えると、明らかに半径の狭すぎる極小水平ループの迫力はかなりのものでした。
コースの構成としては、ラグナシア アクアウィンドに近く、中盤にマウス風のヘアピンカーブのパートこそあるものの、バンクカーブに重きを置いたコースであったと思います。

3原色に塗り分けられた車両も可愛かったですね。営業終了はウォーターシュートと同日であり、こちらはひっそりとクローズした印象でした。
同園に実に15年以上もミニコースターが新設されていないのは、違和感すら感じます。例えば豊永産業製で「ミニサーフコースター」などは、どうでしょうか……!


さがみ湖プレジャーフォレスト(さがみ湖ピクニックランド)☆

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初来園:2003/8/24 来園回数:5回以上
https://photos.app.goo.gl/MztQr1AD2HurBToUA

極楽パイロット
https://photos.app.goo.gl/V3SDK4Nc1bw7cJnt5

大空天国
https://photos.app.goo.gl/YeUqSkMZjzdAmmn99

1972年相模湖ピクニックランドとして開園、さがみ湖ピクニックランドに一部改名を経て営業を続け、2008年7月より現名称となっています。
旧称時代には小学生の時に一度来園したことがありますが、コースターもないしせいぜいツインドラゴンとてんとう虫(オクトパス型)くらいしか乗るもの無いな、というのが正直なところでした。
2021年現在も唯一のコースターであるひこーきコースターペリカンくんの導入こそ2004年ですが、最大の転機となったのは2007年、富士急行への事業譲渡です。
名称変更、マスコットキャラクター「くまのパディントン」の採用などを皮切りにリニューアル、新規投資を続け、以前と比べると格段に遊べるパークへと成長しました。
まずは何と言っても大空天国極楽パイロットという2種の大型スリルライドの導入です。以前の客層、パークの雰囲気からすると考えられないような大型投資であり、衝撃を受けたのを覚えています。
特に私は大空天国(米S&S社製スクリーミングスイングという機種)を気に入っており、運転時間こそ短いものの、ラップバーで120度のスイングを繰り返し、気持ちいいエアタイムを何度も体感できます。
極楽パイロットについてはレゴランドジャパン フライングニンジャゴーの同型機である独ゲルシュトラウアー製スカイフライという機種で、兄弟機といえる富士急ハイランド テンテコマイより激しく回ることができます。

しかし、このパークの知名度を押し上げたのはそういったスリルライドではなく、まさかまさかの大型アスレチックでした。
他の遊園地ではせいぜいアスレチック、迷路各1つがいいところという中、実に7機種を揃え、その中でもマッスルモンスターという大型クライミングアトラクションが最大の目玉!フリーパス非対応ですがこれは何としても遊んで欲しい!
全国に類似の施設こそありますが、特にここでは高所というロケーションを活かした演出がウリで、外側にせり出した一本橋を渡って鐘を鳴らすという演出は死ぬほど怖かったのを覚えています。

各園すっかり定番となった冬季イルミネーションも2009年より開催しており、商圏としても近いよみうりランドと並んで遊園地イルミとしては老舗の部類に入ると思います。
毎年趣向を凝らした内容で楽しめますが、特に山頂エリアに向かう際、足元にレインボーに輝くイルミネーションを見ながら乗るリフトが好きですね。

さて、ちょうど大空天国を作る2014年、富士急行としてはコースターなどスリルライドの新設を富士急ハイランドから、制約の少ないさがみ湖プレジャーフォレストへと移していく、という報道がありました。
具体的に何年までに何を新設する、という話までは公表されていなかったとはいえ、以降追加されたスリルライドは極楽パイロットのみ、2022年にはハイランドにコースター新設というリリースもされています。
実際現地に行っても、大空天国、極楽パイロット共に並んでいるのはほぼ見たことがありません。
なかなか厳しい道のりかもしれませんが、いつの日か山の地形を活かした楽しいコースターなどができれば…と思い続けています。


  とつげき!パディントン探検隊(ひこーきコースターペリカンくん)

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初乗車:2011/4/10 乗車回数:約5回
ペリカンくん:https://photos.app.goo.gl/mwPgnurajBKJPMmm8
とつげき!:https://photos.app.goo.gl/fRYrkcfgGKSA2aNt8

豊永産業製ミニコースター。2004年オープンという事で、同機種としては最古、2号機のよみうりランド わんデットが量産されたことを思うと実質的にはプロトタイプであったと言えます。
モデルとしてはわんデットの他、としまえん ミニサイクロンなどが類似ですが、コースレイアウトはあらかわ遊園 ファミリーコースターなどクラシックなワッキーワーム型を踏襲しています。
具体的には、わんデット以降の同機種がキャメルバックやバンクカーブなどを取り入れ、本格的なコースターをそのままに小型化したようなレイアウトなのに対し、他にはないトリックトラックというコースが使われています。
巻き上げ後、左カーブをした後に低速で直進しながらレールだけが左右にバンクが付き揺さぶられる動きがそれです。その後は、再度左カーブした後ドロップが1度あり、右カーブして終了となります。

2018年にはマスコットキャラクターのくまのパディントンのエリアに合わせてリニューアルがあり、塗り直しや車両の造形を変更し、現在の姿になりました。
以前の名称も可愛かったのですが、特に飛行機やペリカンに縁のある土地だったわけでもないと思うので、総合的には良いリニューアルであったと思います。
ところで、コースターマニア達の中には、私もたまにしますが、コースターに1人で乗りに行く人が一定数おり、当然このコースターも、平日ともあれば他の乗客がおらず1名での発車、という事もあり得るわけです。
「パディントン探検隊、とつげき~~!」という発車のアナウンス。そこでそのコースターマニアはこう言ったそうです。「一人なのに、"隊"って…」と……


こどもの国

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初来園:2011/4/10 来園回数:1回
https://photos.app.goo.gl/ajTt9z5DpZ7YLYrPA

社会福祉法人こどもの国協会なる組織が運営する公園。1965年開園とのことで、実質的には全国の○○こどもの国という施設の元祖にあたります。
東急こどもの国線という数駅しかない専用の路線に乗って、こどもの国駅を降りてアクセスする雰囲気はとしまえんと西武豊島園線を思い出します。
まず、こんなような名前の施設で、ましてや社会福祉法人による運営と聞いて入園無料かと思っていくと、普通に600円の入園料がかかって面を食らいます。乗り物券はそれぞれ2~300円ほどです。
園自体は広く、いまいちどこに遊具があるのか分からず迷路やプール、ローラースライダーなどがある方へふらふらっと歩いて行ってしまいがちですがこれがトラップ。じてんしゃひろばというエリアが実質遊園地エリアです。
アトラクションは、サイクル機能を持つコースター、ローリングサイクルの他、トーゴ製の一般的なスカイサイクルであるへリサイクル、ぐりんぱ ビーバーフィーバーなどに類似した水陸両用のチャレンジサイクルなどがあります。
さながらミニ・サイクルスポーツセンターのようなラインナップであり、なるほど、じてんしゃひろば。そもそもとして「遊園地」を求めてこの園を訪れている時点でお門違い説はあります。
来園時はさがみ湖に行った後無理やりハシゴにしましたが、横浜方面からのアクセスが容易なのでそっち方面と絡めて行くのが良いかと思います。


  ローリングサイクル

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初乗車:2011/4/10 乗車回数:約2回
https://photos.app.goo.gl/3Xc8QZDg4nQsVGGH7

スカイサイクルのようなペダルを有するミニコースター。5両編成になっており、1回だけですが一応ドロップもあり、類似の機種の中では最もコースターらしさがあると言えます。
1回のドロップで、まぐれでも、浮かないにせよそれらしい落下感があれば…淡い期待を胸に最後尾に乗車し、少しでも高速で落ちようと死ぬ気で漕いでみましたが…残念な(というよりは必然ですが)結果に終わりました。

その後には、これまたサイクル型コースターらしいトリックトラック状のコースがあり、右カーブを経て終了となります。
ところで、rcdbではメーカーとしてR&Rという会社が記載されています。トーゴ製へリサイクルと駅舎が一体化していることもあり、トーゴの関連会社(?)ということですが、詳細が未だに分かっていません。
2021年現在は類似機として関西サイクルスポーツセンター サイクルコースターMOZZUがあります。一方で、恵那峡ワンダーランドのサイクルコースターはトーゴ製としてクレジットされているのがまた、謎が深まります

辻堂海浜公園

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初来園:2013/7/6 来園回数:1回
https://photos.app.goo.gl/SpzgpMgsHx42bD7c7

入園無料の公園。遊園地的な要素としては、プール、交通公園、交通展示館の3施設があります。
まず私がこの園を知るきっかけになったのは、交通公園内にあるトーゴ製のスカイサイクルの存在です。
利用料金は210円。浅草花やしきやかしいかえんなどにあるヘリコプター型で、巻き上げ無しの平坦なコースとしてはかなり長いコースです。
また、交通展示館の中にはスーパーライダーという昔ながらのモーションシミュレーターがありました。来園時点では既に故障中で、ほどなくして終了となったようです。

さて、ジャンボプールと名付けられたウォーターパークですが、ここにあるウォータースライダーが、アクアツイストなどとも呼ばれるタイプで、国内現存ではここと富山県 太閤山ランドの2か所のみとなっています。
2本のレーンが絡み合うように進むコースで、撤去済みとしてはナガシマスパーランド スクランブルスライダー、としまえん ハイドロポリスCタワー ロアーフロアなどがありました。
ところで、ここからすぐ近く、わずか2kmほどの距離に以前は鵠沼プールガーデンという小田急系のウォーターパークがありました。
2000年閉園とのことで、私としては現役の時は残念ながらほぼ知らない施設ではありますが、ここにあったスカイポンドジャーニーというウォータースライダーが、恐らく国内唯一の機種で注目しています。
スカイポンド、の名の通り、コース中に中間着水プールがあり、なんとそこから分岐して進めるという斬新なインナーチューブスライドで、他で類似の例を見たことがありません。
また、もう少しだけ離れてはいますが、それでも十分近い15kmほどの距離には西武グループの大磯ロングビーチが現存しています。
こちらもシンプルなインナーチューブスライドですが、なかなか楽しめる2レーンを保有しています。ウォータースライドマニアを自称するなら(?)(私はしていません)ぜひハシゴしたいところですね。

小田原城址公園遊園地

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初来園:2013/7/6 来園回数:2回
https://photos.app.goo.gl/E5BU8oR5fw6hCesc9

小田原城内の公園の一角にある遊園地です。2021年現在の稼働は豆汽車とバッテリーカーのみとなっています。
以前には観覧車、飛行塔などもあったとのことですが、直近の出来事としては、2017年のトーゴ製 メリーカップの撤去です。
そのカップの1つが、小田原駅東口のおしゃれ横丁商店会という所にモニュメントとして設置されているという事です。
伊豆などで遊んで、小田原から新幹線、というタイミングなどで、ふらっとこれだけまた見に行きたいと思います。

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